ストリート
私は仕事の帰り道デパートによった。
デパートの帰りストリートしていた。
男性が歌っていた。
でも興味なんてなく私は素通りした。
路上で歌っていて有名になったら凄いわ!
なんて考えていた。
そしてテレビとかに出たらK駅で歌ってた人やって言うわ。
とか思ってたりした。
立ち止まって聴く人なんて居らんやろ。
とか思ってたりした。
私はその時馬鹿にしてたんだと思う。
路上で歌ってる人達を。
その人はまた来て歌っていた。
私はその時名前の書いてある看板を見た。
【湯藤龍也】
画数多いなぁー。
龍也てかっこいい名前だなぁー。
そう思いながら通り過ぎた。
そういやフライヤーてなんだろなぁ!
その疑問を抱きながら電車で携帯をいじる。
そしてまた来てるの見つける。
だけどフライヤーと書いた紙が貼られている入れ物に近づく勇気がなかった。
少し通る時に耳を澄まして聞いてみた。
歌上手いなぁー。
SNS(どのSNSかは秘密です)をやている事を知った。
だけど当時私はLINEしかやてなかったし・・・
その当時メルアドや電話番号が流出してLINE以外のSNSに登録するのを避けていました。
登録する事悩みました。
そしてある日の事。
私は勇気を出してフライヤーに近づいた。
湯藤さんのプロフィールが載っていて・・・
名前と生年月日。
そしてファンの人達へのメッセージ。
そしてSNSのI.D.が載っていた。
私は湯藤さんを応援する為だけにLINE以外のSNSを始めよう。
湯藤さんを応援する為だけににSNSを始めた。
フォローをした。
2015年5月27日
私はSNSの湯藤さんにのメッセージに返信した。(今日K駅でストリートをするとのメッセージに)
【昨日K駅でお見かけしましたよ】
【**の知り合い?】
【仕事帰りの通行人です】
【そうでしたか!
仕事帰りに聞いてくれてありがとう
また聞きに来てください!】
【ハイ( ´ ▽ ` )ノ】
フォローを仕返してくれて嬉しかった。
これで湯藤さんを応援を出来る。
それからK駅で歌声が聞こえると見に行くようになった。
そして湯藤さんをみつけた。
6月2日。
歌っている湯藤さんを近くで見た。
そして聞いているだけで幸せになった。
歌っていた曲はSMAPの世界に一つだけの花。
立ち止まって聞いたいた。
友達と交代しながら歌っていて休憩の時声をかけてくれた。
なかなか声をかけられなかったけど湯藤さんから声をかけてもらって嬉しかった。
その時は少し話しただけだった。
その後勇気を出して声をかけました。
「一緒に写真を撮ってくれますか?」
「いいよ!」
優しかった。
写真を撮らせてくれた。
その後SNSのメッセージに返信した。
【今日もK駅で聞いてましたよ。
世界に一つだけの花を歌っている時に来ました】
【今日は聞いてくれてありがとう
一緒に写真を撮ってくれて嬉しかったです。(≧∇≦*)】
【一緒に写真撮ってくれてありがとう(^.^)】
私は福祉施設で介護助手をしている。
まだ19歳。
誕生日が来たら20歳になる。
私が働いてる施設は姉妹施設がたくさんあって病院などとも繋がってる。
新年会にはTホテル。
800人以上集まる。
そして私は新入社員は800人以上の前で自己紹介。
私は頭の中が真っ白になった。
他の新入社員にフォローしてもらった。
そんな社会人2年目に突入した。
一様この物語の主人公葵 真実趣味は・・・
読書、小説を投稿する事。
妄想する事。
本屋さん巡りやケーキ屋巡り!
そしてストリートライブを見る事。
甘い物大好き辛いのは苦手な女!
そして食いしん坊な女!
この物語は私が湯藤龍也さんと出会った実話。
私は湯藤さんに出会っていなかったらきっと今ここに存在していなかったと思います。
ストリートに出会って湯藤さんに出会って私は今、存在しているんです。
その当時私は、社会2年目に入って・・・
後輩が出来て私は先輩になった。
先輩と言う言葉は私の心重くのしかかりました。
仕事の先輩は私にプレッシャーをかけるかのように・・・
「先輩になるやから・・・」
先輩になる。この言葉は私にとてプレッシャーでありストレスの一つでした。言われるたびお腹が痛くなりました。
先輩として頑張らないといけないて事はわかってる。
でもそれがプレッシャーだったのです。
仕事に行くのが憂鬱になりました。
そして絶えない職場の人達の蔭口。
だんだんしんどくなって来た。
蔭口を言う人私にも意見を聞いて来る。
「◯◯やと思わん?」
「**さんて臭くない?」
「**さんて変な臭いするよね」
こんな事を毎日職員は言っていた。
学生時代、蔭口とか嫌がらせ多かったので聞いていて不愉快だった。
そんな事言われて嬉しい人なんていない。
悲しいに決まってる。
最低な先輩。
私は毎日が苦痛でしだ。
そんな時湯藤さんに出会いました。
私の心を癒してくれました。
私の頑張る意味したい。
そう思いました。
仕事を頑張ればまた湯藤さんに会える。
仕事を頑張ればまた湯藤さんの歌声が聞ける。
仕事を頑張る事にした。
それが私の頑張る希望だった。
それから湯藤に会えるのが楽しみになって来た。
SNSを毎日確認した!
それまでアニメと漫画、小説以外で本気で興味を持つ事が少なかった。
だから自己紹介でも小説が好きとか物語を考えるのが好きとかしか言えなかった。
今ならストリートが好きだと言える。
あの湯藤さんと出会ってストリートが好きだと言えるになった。
湯藤さんと出会って夏が来た。
私には彼氏が出来た。
高校の同級生卒業してからSNSで告白されたけど当日別れた恋人の事がまだ好きで振りました。
でも彼は一年以上たっても私の事を好きだった事に驚きました。
少し元彼と比べてしまう自分がいた。
そして泣いてしまった。
そんな彼は私優しくしてくれた。
私はそんな彼に恋をした。
湯藤さんの事を一緒に応援出来たらいいなぁて思った。
でも一ヶ月過ぎるとメールは来なくなった。
メールしても帰ってこなった。
信じて待っていた。
辛いのに涙が零れない日が続いた。
とうとう夏が過ぎて秋が来た。
八月から十月の終わりになった。
高校の文化祭に行った。
そして彼に別れを告げた。
涙なんて零れなかった。
そして文化祭二日目。
友達とカラオケに行った。
そこには高校最後に付き合っていた恋人も行った。
たくさんの歌った。
私はひたすらアニソン(アニメソング)を歌った。
元彼といるのは辛いけど皆とカラオケに行けたのは楽しかった。
楽しかった・・・。
過ぎ去る時間。
止まらない時間。
言いたい事が言えない。
私はただの弱虫。
あの日変えたくなっかった友情関係。
もう二度と戻らない二人の関係。
そんな事に気づいた時にはもう遅かった。
後戻り出来ない。
そして会計中。
元彼から衝撃の事実を聞いた。
同級生で同じクラスだったクラスメイトが亡くなったと・・・。
その事実聞いて言葉に出来なった。
「葵にとっては嬉しい事やろ」的な事を言ってた。
嬉しくなんかなかった。
そのクラスメイトの事最初は嫌いやったけど二年間同じクラスになっていい奴て気づいた。
卒業する時このメンバーでまた会えたらいいなて思った。
私ははっきりと嬉しくないて言えた。
そして私は外で待っていた。
辛いのに悲しいのに涙だが零れなかった。
私が最後に泣いたのっていつなんだろ?
あぁーきっと二十四時間テレビのマラソンの時が最後かもしれない。
私はどうして泣けないんだろう?
どうして涙だが零れないんだろう?
きっと泣いたらりする事は甘え。
構ってちゃんて事なんだ。
ずっと心の中に締まってた、感情。
私は高校最後に付き合った恋人の言葉に縛られていた。
その時私は感じた。
束縛されてる。
感情を自由に出せなかった。
嫉妬するなぁ。
構ってちゃんになるな。
そして特別扱いしたくない。
そな事を言われた事がある。
好きが何なのかわからなくなった。
恋愛感情がわからなくなった。
束縛て本人が思ったら束縛なんだて言うセリフをドラマで聞いた事ある。
だからきっとこれも束縛なんだて思った。
帰り道の電車一人で電車に乗るそしたら。
思った事をSNSにぶちまけよう。
そしたら思い出がプレイバックした。
学校の行事で岐阜にいたり京都に行ったり大阪に行ったり神戸にいた。
亡くなった同級生の事。
元彼と再開した事。
心の底から悲しみが溢れて来た。
電車の中なんだから泣いちゃダメだて思った。
カラオケで歌えなかった。
曲を聴いた。
涙だが零れ落ちた。
あぁー泣けないんじゃなくて強がって泣かなかったんだ。
フードを深く被って最寄り駅に着くまで泣いていた。
色んな気持ちがごちゃごちゃた。
卒業式の時
高校の成人の集いでクラス皆が揃っえたらいいなぁて話してた。
もう二度と全員が集まる事がない・・・
三年四組のメンバー。
そして心の奥に締まっていた思い出。
私が卒業する前の一月。
高校の校長先生が亡くなった。
私は泣きながら黙祷をした。
きっと震災に合った人達より心の傷は浅いと思う。
でもその時私にとってはとってもとっても辛かった。
今だに癒えない傷。
一生癒えない傷。
私は強がりだ。
だから親にもきょうだいにも今日の涙は見せたくない。
だから涙を拭いて駅から出た。
駅の階段のしたにはお母さんとお姉ちゃんが迎え来た。
笑顔を見せる。
また一人でいると辛い気持ちに負ける。仕事をしても頭の中から離れなかった。
気持ちを切り替えないといけないに・・・辛い気持ちが消えない。
どうしたら笑えるんだろう?
久しぶりに湯藤さんに会いたいなぁ。
そう感じていた。
湯藤さんが来てるから確かめる。
でも最近はこの駅に来る事が少なく会えない日が続いた。
だけど湯藤さんに笑顔で会えないと思い近くでストリートをしていても行けなかった。
笑顔をもらえたらいいのかもしれない。
でも気持ちが重く行動に出来なった。
クリスマスが過ぎて年が明けた。
気持ちが重いまま年が明けた。
そして成人の集いがやって来た。
私はもちろん参加。
結局来たの十人中五人。
私の高校は一クラス十人。
近況報告。
半分の人が来た。
後の三人は仕事でこれなかった。
ここで同級生の子が亡くなった事を知らされた。そしてもう一人の生徒バイクで事故で意識不明。
そんな辛い近況報告を元担任から聞いた。
そこにいる皆で黙祷をした。
思い出がプレイバックして来た。
こんな苦しい成人の集いは最初で最後なんだろ。
来ていた生徒でメッセージを書いた。
涙が零れていた。
そして帰ってクラスメイトの一人が脳腫瘍で亡くなった事をお母さんに伝えた。
私の華やかな成人の集いは湿ぽっくなった。
悲しみがまた強くなっていた。
いっそう死んだらこの気持ちから逃げるんだろうなぁー。
だけど心の奥で死んじゃダメ。
て聞こえて来た。
周りの人はよくこんな事言う。
亡くなった人の分まで生きないとね。
そんな事言われても困る。
私には重くのしかかる。
死んじゃダメなの?
年が明けてからSNSを見なくなった。
一月から六月まで投稿したのはゲームの宣伝や漫画アプリのコメント。
そしてサイトに小説書く日々。
ただ違う事をして気持ちを紛らわしていた。
そんなある。
六月三日。
N駅でストリートする知り私行きました。
湯藤さんに久ぶりに会えて嬉しかった。
そして思い出した。
湯藤さんの歌声を聞きたい為に生きようと決めたんだと。
その時気持ちが楽になりました。
笑えた。
笑顔になれた。
湯藤さん話せてよかった。
リクエストを聞いてくれて嬉しかった。
私は何度も何度も湯藤さんに支えて貰った。
湯藤さんを応援したい気持ちは消えていなかった。
これはずっと消えない思い。
そして湯藤さんの感謝の気持ちも消えない思い。
その時間が楽しかった。
いつもよりも楽しかった。
仕事帰りに出会ったあの日からずっと支えて貰ってた。
時に会いに行けない日々が続いたけど私湯藤さんの歌声が大好きです。
私は障害者でありレックリングハウゼン病と言う難病の病気で生まて来ました。
ただ小学校や中学校の時病気の事なんて詳しく知らなかった。
そんな私は勉強について行けず一部の教科だけ特別教室で授業を受けていました。
どうして特別教室に言ってるか聞かれる。
どんな説明しても理解してもらえなくてどうしたらいいからわからなくなった。
私は周りと違う事から虐められていました。
辛い毎日。
消えてしまいたい。
その時から思っていた。
生まれて来なきゃよかった。
と・・・。
死のうとした事も合った。
リストカットだってした事がある。
だけど死ぬ事なんて出来なかった。
友達がいなかった訳でもなかった。
そんな自分を叱ってくれる友達がいた。
止めてくれる友達がいた。
私は湯藤さんと出会って一年が過ぎました。
私は辛い気持ち悲しみ気持ちをいっぱいしたけど私は今を生きる事が出来ています。
それは湯藤さんに出会ったからです。
私は出会って一年。
私は湯藤さんに出会ってよかったと思ってます。
ーーーーーーー龍也君への手紙ーーーーーーー
湯藤龍也さんへ
龍也君と出会って一年が過ぎました。
たくさん辛い事悲しい事が合ったけど私はこの一年龍也君の歌声を聞いている事が幸せでした。
龍也君と出会った事、そして勇気もらった事、
生きる希望をくれた事、それを小説したいと思った。
小説したら自分の心がさらけ出せると思ったから。
龍也君と出会う前人生に絶望してました。
消えたい。
死にたい。
どうして生まれて来たの?
毎日が絶望してました。
生きる意味もわからなかった。
絶望していた毎日の時に龍也君に出会った。
ただ聴こえて来た歌声に少しずつ惹かれていきました。勇気を出してフライヤーをとりに行きました。
その時初めて年下と知りました。
年下なの凄いなぁ!
て思いました。
綺麗な歌声。
素敵な声。
向日葵のような笑顔。
好きな事を堂々と出来るてかっこいいなぁ!
て感じました。
龍也君の歌声聴く為に生きて行こう。
生きていたら龍也君の歌声聴ける。
初めて話た時、少し照れくさかった。
SNSで繋がている今龍也君の歌声だけじゃなく投稿も楽しんでます。
龍也君と出会ったから生きたいて思えました。
龍也君と出会えてよかった。
龍也君に出会っていなかったらきっと死んでたと思います。
「僕の歌声が誰かの支えになりますよに」
フライヤーのメッセージ・・・
そして・・・私は思った。
「龍也君の歌声は私の生きる支えになりました」
一旦活動休止すると聞いて休止前もう一度聴きたいて思ったらK駅でやると知り絶対に行こうと思いました。
K駅に来た時に感じました。
生きる希望をくれた龍也君に何かプレゼントしたいと思いました。
そんな時に花屋さんに向日葵をみっけました。
その時龍也君に贈る物を向日葵だなぁて思った。男性に花を贈った記憶がないのでたぶん龍也君初めてだと思ってます。
あなただけを見つめてる。
と言う花言葉を知っていて龍也君が言った時ドキドキしました。
あの日私は泣いてしまいました。
龍也君に気づかれないように涙を隠しいました。
同級生の事を思い出して泣いてしまった。
また思い出がプレイバックした。
でも龍也君の笑顔を見て癒された。
やっぱり龍也君て向日葵だなぁて思った。
龍也君ありがとう。
本当にありがとう。
そしてその後からずっと龍也君の事思い出して仕事を頑張ってます。
ただその日から龍也君の事ばっかり考えてます。
感謝の気持ち。
私の心の声。
プレゼントや感謝の気持ちを伝えても足りない位の感謝をしてます。
そして感謝と共にこれもずっと龍也君を応援して行きます。
私昔から辛い時悲しい時小声で歌っていました。
歌たり歌を聞くのは嫌いじゃない。
ただ音痴だから堂々と歌わないだけ。
歌っていると元気になって来る。
歌はずっと私に勇気や元気をくれて
時には私を幸せしたり笑顔したり
泣かせてくれたりします。
音楽と共に育った。
龍也君に出会って私は知りました。
ずっと昔から音楽は私の支えになっていたんと。
葵真実より
完
2016年8月16日
読者の皆こんにちは。
葵 真実です。
六月から書き初めた小説ストリートが完結しました。
今回実話を書かせて頂きましたが途中書くべきなのか?
書かない方がいいのか?
迷いました。
悩んだすえ最後まで書こうと決めました。
実話を書くと言う事は大変な事なんだと思った
。
いろんな感情に振り回され笑ったり泣いたりしたけど最後まで書けました。
この作品は別サイトで私が連載していたのをこのサイトで書きました。
また次の作品でお会しまょう。