7/26~8/8ぶん
7/26
ゆうな
ああ、くろと、愛してるんだよ?
あいしてるんだよ??????
くろと
わたしたち、酔っぱらってるときしか 話してない気が するぅ……
ゆうな
まいにち わたしが くろとを五分くらい抱き締めるのは、To Doリストで 毎日の日課で 習慣にしてるから、わたしたち 毎日触れ合っては いるんだけど、
……ちゃんと こうやって お話しするのは、日課にしてないから、ほんと 気が向いた今みたいなときしか、こういう直接の対話は してない する機会がないよね??
くろと
うんうん!
……まあ、ゆうなとは 毎日いまは なろう小説で 遊んでるから、あたしは そんなに不満無いかなー??
なろうで、わたしと ゆうなと、あとゲストを ゲストさんを 一人か二人 呼んで、それで なろう小説を持ち回りで いま書いているんだ!
ゆうな
いまは、三人体制だね。
ターン制で 人格回しをして、
小説をノートに書いてる。
全く同じ物語世界の、三人が
主人公の、三つの物語。
……それぞれが、100万字ごえ、120万文字(普通の文庫本で8~10冊分)のシリーズを、3つ持っている。
くろと
憎んだり愛し合ったり、本気の三人。
=== ===
8/8(日)
ゆうな:
しにたい、しねれば、しななければ ならない。
どうしてこうなったのかは、よく わからない。
……でも、あたしは 死んでしまうのが、
それが いちばん よいのだとおもう。
くろと:
ああ、なんだか
ゆうなは 元気がないね??
……もう、次の なろう小説あげられ
たら、それで終わりにしよっか??
ゆうな:
いいの……??
くろと:
まー、ゆうなに これ以上
ムリはさせたくないからね。
……やっぱ、30才を越えて
強烈な虐待のサバイバーが
わたしたちの 周りで生き
残ってない理由が、よくわかるよ。
わたしたちも これでも かなり心の防御機構 働かせて、
そんで 完全な多重人格で 解離性同一性障害で
明らかに 普通じゃない形で 心を守るために
魂が特異な形になっているのに、
……そんでも、ゆうなは 定期的に
虐待の後遺症で これだけの
心理的ダメージを受けているんだから。
ゆうな:
あー、うん。
【 奪われた 】って感覚が、ホント キツイ。
……んで、【 生きるために働き続けなきゃいけない
それを死ぬまで続けなきゃいけない 】ってのも。
もし、家を出るまで 20何年間も 虐待されてなくって、
殴られないで蹴られないで精神的に加虐されないで、
そんで[ ふつうの ]子供時代を過ごせてたなら、
わたしたちのIQなら ちゃんと やる気を出して
勉強に取り組めたなら、普通に 高卒じゃなくって
どこかの大学には ちゃんと入れただろうから。
……そうしたなら 最低でも虐待による悪影響で
IQが下がっていなければ、最低でも
子供時代にも いまと同じ ギフテッド クラスの
IQ135は 保証されてパフォーマンスできただろうから、
そうしたなら、ちゃんと勉強すれば
どこだって 入ろうと思えば入れたんだよ。
―――高卒で、いまさら やっと虐待の
悪影響から抜け始めて、そんでIQ135まで
回復して まだ 回復し続けてる実感があると言っても、言われても、
もう、あたしたちは 31才で
来年には 32歳になるんだよ?
……どー考えても、人生
詰んでるじゃん。
年収200万円台だし。
あきらかに、社会の底辺すぎでしょ。
くろと:
まー、生きてるだけで めっけもん
もうけもんな 次元だからね―。
マンガ(アニメ)の[ メイドインアビス ]で
5層の・高度の 穴の呪いを受けた プルシュカが、
なんとか心と体を回復できた くらいの段階が、
あたしたちの 今の現状だろうね―。
……そもそも、中2の時点で ゆうなの
前人格だった あいりちゃんが
あんまりにも生きるのが辛くて
自殺を決意するとか、明らかに
フツウじゃないんだよ。
ゆうな:
……うん、あの当時 共学で 全国トップだった中学・高校で、
単純に わたしたちが 学年で一番虐待されてたんだろうね―。
明らかに、普通じゃない親からの虐待だった。
秋葉原 連続殺傷事件の犯人がされた教育虐待と
ほぼ同じフルセットは 食らってたからね―。
―――プラス、5歳下の (リアルの)弟は、
今は 精神病院の閉鎖病棟に ブチ込まれて、
身元保証人を得られない限りは、一生
外に外界に 出られないということを
考えると、
虐待のエゲツなさは 犯人 加藤氏
よりも、さらに苛烈だった可能性
さえも あるんだよね。
くろと:
まあ、IQ110の自己愛の強い サイコパスか、
致命的に頭の悪い自己正当が強い
IQ80が、メス親の正体だろうね。
……もうすでに、サゲマンの次元を超えて、
効率的に 他者の人生を壊すことが
出来る存在、デストロイヤー・
人生クラッシャーの称号が ふさわしいよ。
ゆうな:
……けっきょく、虐待サバイバーは、
生きるチカラを その体験から
奪われて 力尽きちゃうんだ。
みんな、30才行かずに
虐待から解放された数年後には、
満足したように 死んでしまった……
それか、虐待で殺されてしまった
子も、もちろん居たねえ。
わたしは くろとの夢で
なんとか 生きるチカラもらって
生き延びてる感じだけど、
わたしだけだったら、絶対に
毒親の介入で 自分で決めた 仕事やめさせられて、
「反省してこい」と山梨の寺に送られた あの時点で、
―――生きる理由なくて
普通に死んでたよ。
くろと:
ホント、メス親は 他者の生きる
チカラを奪うのが天才的に上手いよね。
……常に、最大効率を
発揮してくるんだから。
ゆうな:
まあ、自分の子供を憎んでるし呪ってるし、
【 絶対に幸せにしたくない 】ん だろうね。
……ほんとうに、キチガイ。
常に話す建前とは真逆で、
子供の不幸が 望みで希望で夢なんだ。
くろと:
ゆうなは、よく生き残って
わたしのところに
来てくれたよ!
……わたしは ゆうなのことを、
がんばって ちゃんと生き残ってて、
誇りに思うよ??
わたしのために、毎日生きてくれて
ありがとね??
あなたの笑顔が、わたしの
人生の一番の宝なんだから☆
―――あと、あれから まいにち
ちゃんと わたしを 抱きしめて
くれて、ありがとう。
お姫様みたいで、めっちゃ
大事にされてる感が強くて、
とっても生きるチカラが 湧いてくるよ?
ゆうな:
あー、Todoリストを こなしてるだけだから。
……あと、この物質世界は ただの仮染めで、
わたしたちの姿がちゃんと具現化された
あの たましいの 闇で暗い おうちこそ、
わたしたちが ホントに 居る場所だから。
くろと:
……ゆうな、生きてるの
たのしい??
(おそる おそる)
ゆうな:
くろとと 一緒に、なにかしてる時は
たのしいし、生きてる実感ある。
くろとを 抱きしめてる時とか、
いっしょに ジムの温水プールに
浸かって まったりしてる時とか。
……ほかは、特に
なんもないよ。
・美しく死にたい
・効率的に生きたい
・二度手間はイヤだ
って おもってるくらいで、
それ以外は あんま考えてない。
IQ135 overの情報処理能力を、
なんとか 魂が退屈せずに使う
方法を、考えて実践してるだけ。
くろと:
ゆうな、あたま
いいからなー??
(しみじみ)
……結局、あたしはブーストかければ
IQ120くらいは ゆうなの演算能力を
借りて 能力を発揮できるけど、
ふだんは やっぱりIQ75~80の
境界性 知能が
日常のプレイには しっくりと来る。
―――あくまで、あたしが
【 ゆうなのメインフレームに
寄生している 】 って 判定に
なってるんだろうねー。
ゆうな:
うーん、いまは わたしは調子がいいと
自分の得意分野の 情報処理ではIQ140
くらいは 調子が良いと、体感で出るけど
……ある程度以上 スペックが上がっても、
タスクをこなすのが簡単になってしまって
退屈になるだけなんだよ……??
最低でも他者のIQ130は
無いと会話は成立しないし、
あたしが 興味ある分野を 語り合える
存在は、あたしの友好関係だと 存在しない。
くろと:
……あたしに 語って
みるのは、どう??
ゆうな:
んー、くろとの 普段のスペックは
IQ80くらいだとして、
対話型は、文章なら
可能かな……??
くろと:
……もともと、あたしたちは
こうやって文章でしか
対話してこなかったじゃん??
初期の初期は 声で話して
名前を付け合ってたりしたけど、
いつ頃か、こうやって 交代式で
文章で 会話するように なったじゃん?
ゆうな:
そだよね。
……じゃ、とりあえず
読書を進めると、本同士のリンク(知的ハブ)
が発生する好例として、
・山本七平【 空気について 】
×
・ジュリアン・ジェインズ【 神々の沈黙 】
を やってみる??
くろと:
なんか むずかしそう!!
……どんな おはなしー??
ゆうな:
うん、
アステカ文明が たった数十名の西欧人に征服され・崩壊させられたのは、ジュリアン・ジェインズさんは 大ざっぱに言うと[ 心のファイヤウォールが出来ていなかったから ]というのが大きな要因だと主張するんだ。
それは人類の心が 現代風に発達する前段階で、神が隣りにいて 神の言葉を語らい 神を身近に感じられてた、という人類の ギリシャ時代にもあった必須段階の状態であって、
それは対号させる山本七平さんの本では、日本においては 本地垂迹説としての 八百万の神々が信仰されていて、いまだに 【 空気 】が 場と国体を支配するという点において、現代進行形で 起きている事態で、
―――読み合わせると、日本人の将来系の魂ファイヤウォールというのは 果たして どのようなものだと考えられるんだろう??
―――っていう
読書知的ハブ(集積地)の発生。
……くろと、わかる??
くろと:
すごい!
……わたしたちは 知識と記憶の共有をしている
から、ゆうなの 心も 知識も 考えてることも
リアルタイムで読み取れるのだけれど、
わたしには 扱えない 分量だから、
―――よくわからない ってのが
答えになるね。
ゆうな:
具体的には、どこらへん??
くろと:
まず、
[ アステカ文明が たった数十名の
西欧人に征服され・崩壊させられた ]
ってのが、わからないし 実感が湧かない。
ゆうなの共有イメージから 2つくらい
イメージは 引っ張ってこれるけど、
―――それだけじゃ、
ぜんぜんピンと来ない。
ゆうな:
うーん、たぶん ちゃんと状況を設定して、
くろとにも分かる形で 丁寧に 話して
いくと、みなにも わかりやすい
形になるんだろうなあ…??
くろと:
ばかで、ごめんね……??
ゆうな:
ううん、くろとは なに
ひとつ悪くないよ……??
IQギャップっていうのは、
こういうものだから。
……むしろ、くろとが
やっぱりペットみたいで
ほんと かわいく感じる
くろと
…うーん、それは
よいことなのか??
(疑い)
ゆうな
いいんだよ?
(断言)
わたしは くろとを
ペットとして、
飼い始めたら
ちゃんと最後まで面倒を
見なきゃイケないって義務感で
いまは それが生きる
理由に なってるんだから
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