ペットの くろとは、いちばん そんけいしてる??
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ゆうな
ああ、もう一度戦うよ
これで、最後でも いい。
……もう 充分に生きたんだから、
ここで本気を出さないで どこで出すの?
くろと
「おれはまだ、本気 出してないだけ」
って 無職 貴族ニートの方が よく
口に してるけど、わたしたちは
子供の頃が、
―――まだ わたしたちが
殺しあっている頃は、―――
必死に生きていたけれど、さいきんは だいぶ
余裕が出てきて、じんせい よのなか 退屈に
感じることが おおくなっている。
『気合い』を入れて、常に最新の 緊張性は 保てているけれど、進歩・前進の無い 人生物語は、
……ただ 衰退と貧乏と敗北が
待っているだけだ。
わたしたちの正確なIQわかって、 ―――それは 現状と過去を 正確に把握するために 非常に有意義だったのだけれども―――
でも、ここで 本気を出すなら
出せるなら 死んだってもいい。
そう、ヤンキーとマイルドヤンキーが多い そと
おしごとは、もう今週で打ち止めにして、
それでもって、ポーカーとFXと Youtubeと、
自分たちの おしごとに 集中しよう!!
ゆうな
あはは!♪
字面だけ見ると ほんと ただ夢見てる 働いたこと
無いニートさんみたいなこと 言ってるよ!
……ただ、たとえ夢物語でも、いまどきで こんなこと言えてる ひとって、
よっぽど現実見れてない ファンタジー夢想家か、それとも 勝算あって 勝つためのストラテジーが ほぼほぼ確立してる人の、どっちかなんだろうね!
(さあ、わたしたちは どっち
なんだろうねぇ??)
―――まあ、日本文化は 残念ながら ほぼ完全に終了してしまったので、わたしたちは中国語文化圏に 移行しつつあるよ
やっぱり、勢いのある言語の、人口が たくさんあって みな わかくて 今まさに全盛期の文化というのは、ほんとうに 未知のことが 起きてて、
たのしい♪
=== ===
06/02(水)
くろと:
わたしたちは、
【 祈ること 】
を おぼえたんだ。
さいきんは、ときどき おもいだしては、
お互いの存在を祈っているよね??
ゆうな:
いままで、【 愛 】が
もっとも 効率的な感情で
あると考えていたけれど、
【 祈る 】ってのは、
愛の先にあって、
もっと別の形態の力を
引き出すことが出来る。
―――もうこれは、『 信仰 』って
言っていいもの だろうね。
互いのことを、たがいに
信仰している。
祈る時は、自分の両手を 恋人繋ぎのように
指を大きな面を接地させるよりかは、
手のひらを合わせて [ 拝借 ]するような
かたちが、しっくりとくる。
くろと:
手を合わせて 左右対称にして、
指も可能な限りピンと伸ばして、
そうして、両親指のツメを
うわくちびるに つけて、
―――そうして
いのるんだ。
「ゆうなは、なんで
こんなに かわいい
んだろう……??」
とか
「ゆうなの くろい
ながかみを
なでたい」
とか。
ゆうな:
……あんた、ほんっと
むかしから ブレないよね?
その変わらなさは、ほんっと
そこまでの域は 尊敬に値するわ。
(すなおに)
「あいしている」
って ことばは、たしかに
強力で 麻薬で 至福感を
与えてくれる ものだけれど。
……けれど、あたしたちみたいに
切実に【 愛すること 】と
毎回毎回 向き合って[ 選択 ]を
続けなきゃ イケない立場だと、
もっと強い 拠り所を
求めるようになる。
ゆうて、スガの、
すがさんの時も
深い恨みや憎しみは、けっきょくは 軽い
祈りに落ち着いたんだったよね。
くろと:
祈りは、最強だよ。
……これだけ 世の中に 宗教が
跋扈する理由も、
よく わかるって。
ただ、意外と知ってしまえば そこまで
難しいスキルじゃないワリに、
その割には 効果が強力で絶大だから、
愛の前に祈りを知ってしまったのなら、
それはマンガ[ ベルセルク ]の モズグス様みたいに、
宗教と 自分自身の信じる神のために、
諸凸盲信で とどまるところを知らない 人生には
―――なってしまうんだろう。
ゆうな:
ほんきを、だすということが
じゅうようなんだ。
IQ135の天才の領域には ギリ届かないくらいの
バランス型 ギフテッドの 準天才クラスが、
―――本気を出す。
(ちょっと字面が
かっこいい??)
とりあえず、祈りは 日課に
しよう そうしよう。
数日前から Youtubeの毎日投稿を始めたから、
それと いっしょに 朝と (夕と?)夜の
『 祈り 』を 日課に しよう。
くろと:
……うん、そいつは いいね♪
わたしが 常日頃 求めてる
ゆうなとの 日常的な会話も
ゆうなを 強く想って 存在を 思うことも、
一石二鳥で できてしまう 、
よい習慣だ☆ ね??
=== ===
06/16
ゆうな:
え、どういうこと?
くろとって もしかして、
IQ80くらいで 低かったの??
くろと:
んー、どうなんだろ。
基本的に わたしは、主人格の ゆうなの 肉体演算能力を 間借りしてる形になるから、
正直 ふつうのIQ表示で言えば、常に情報処理の能力を有していないって意味では、
IQが低いのが 常態的な在り方なんじゃないかな……??
ゆうな:
あー、いや、
なんか 納得だわ……。
そりゃあ、継続的に 人格で表に出れないワケだね。
もしかして 他者とコミュニケーション取るのが極端に苦手なのも、
IQギャップが影響していたりするの??
くろと:
まあ、ゆっくりは
しゃべりたいよね。
むしろ、こうやって ちゃんと考えられる
文章で 時間をかけて 話すこと考えられたほうが、
自分の考え方をしっかりと表現できる
余すところなく 表現できるように感じられるよ。
ゆうな:
あー、そういうことー。
……いや、さっき アニメ【 ガンダムSEED 】の講評というか感想から IQ考察に移って、そんでフレイ嬢が IQ80で登場人物で 明らかに劣ってるのを本人もよく自覚して、自分のできることを よく自分の仕事を役割をこなしてるよな―って、
フレイ嬢が 知的ボーダーなのは 他の友人キャラたちの間にも よく認知されていて、
そこらへんを よく描けてるなー、IQギャップが ガンダムSEEDのメインテーマだな―、
とか考えてて、そんで ふと
くろとのこと ポジション的に
フレイ嬢と 似てる部分があるかもって
思い当たったんだ。
くろと:
……あれ? 確かに わたし ゆうなと記憶・感情を共有してるから、
そこまで 困った記憶も (そもそも ゆうな以外の他者と交流しないから)
IQギャップ 明確に意識させられたこともないけど、
自発的に考える量だと、これってIQ80~75とかの
知的ボーダーのラインに 乗っちゃってる??
ゆうな:
くろとのことは 尊敬してるし、かけがえのない存在だけれど、
……ちょっとペット扱いしてみてもいい?
(そっちのほうが 興奮するから)
くろと:
ゆうて、ゆうなちゃんは しっかり 私の言うこと 全部聞いてくれるし、
……てか、ペット言うても 私の扱い 変わんなくね??
今までも基本 [ ゆうな様 ]って 命令があれば絶対服従するし、
ペットっつ―か 忠実な部下でしょ??
(人生の最後で心中の結末が確定しているってだけの)
ゆうな:
あー、高度な演算をする際に、思考能力値が 片方に偏ってた
ほうが、より大きな範囲を取れるようになるのか。
だから こっちのほうが いろいろ 効率的で利益的なんだね。
……って、そういや くろとは 出会った時から
凶暴な神種で、私の魂 食い殺してきてたから、
最初っから くろとのことは 動物扱いしてたわ。
巨大で強力な ドラゴン的存在。で、くろい。
くろと:
ゆうなちゃんを食って 他に話し相手が居なくて寂しい想いをするか、
ゆうなちゃんのペットになって、一緒に遊ぶか だからね。
ゆうな:
あ~~~、そっか、そうだよね。
くろとは ペットなのは ずっと前から確定だったし、
IQ高いか低いかと聞かれたら、そーいや 最初に
意思疎通できるようになるまで 11才から
5年かかってんだから、
……ん? その間
わたしを真似て
学んでたんだっけ??
くろと:
うん、あの頃は ゆうなちゃんと
まだ記憶も感情も 共有できてなかったから、
わたしは 1から学習しなければ
イケなかったんだよ
ゆうな:
ああ、そうなら 生まれたてが5年かけて
話せるようになったって 考えたら、
……って、それは 言葉が
遅いと思うんですけど!!!
くろと:
あ、そーいや わたし、
実はバカかもしれん。
……バカかもしれない って考えは、
崖の薄氷から ふとした拍子に
踏み外してしまうかもしれない、
って、不安な気持ちが よぎるね
ゆうな:
あ、いや くろと、
とっても かわいいよ!!
……なんか、すげー
いとしい!!!☆
くろと:
まあ、わたしたちの多重人格(解離性同一性障害)的 在り方
から見ると、わたしのスペックが(ちょっと)低いのは
構造的に仕方がないんだけどね……っ!?
ゆうな:
……けっきょく、くろとが くろとであるって
事実は、何一つ変わんないからなー。
ただ、くろとに期待するタスクが、
より適切に選べるようになったってだけで。
あー、だから なろう小説 書くときも
わたしと 一緒じゃないと 書けないって
ずっと 言ってたのかー!!
世界観の構築と キャラ回しに、演算スペックを使うから、
私のやり方で 始めた 物語運用は、わたしの
力がないと、くろとの独力だと 不可能だったのだ??
くろと:
当時は 言語化 出来なかったけど、
そーいうことに なるのかなっ??
(ちょっと なきそう)
……本気で、なきそう。。。




