げんきだし、へいわだしー
04/09(金)晴れ
ゆうな:
くろと、あなたの思い描く理想って、なにか あるの??
くろと:
えっとぉ、ゆうなちゃんと ずっと 一緒に居られること。
この世で死ぬまでじゃなくって、来世も、その先も。
永遠に魂の輪廻で、ゆうなちゃんと 一緒に、
愛したり愛されたりして、ずっと
いっしょに居たい。
ゆうな:
あー、そうだったんだ!
正直、わたしは この世で死んだら それで
脳が演算する わたしたちの人格も
同時に永久に完全に 消滅すると考えてるから、
……死生観、だいぶ違うね??
くろと:
ゆうなちゃんは、夢が
なさすぎ なんだよ!
子供の時から、ゆうなちゃんは
【 死んだらコレで終わり 】
って考えてたみたいだけど、
しょうじき、自殺して死んだとしても、
まだ魂は続いたと思うからね??
たまたま こうやって わたしたちは
今生で分かりあえて 意思疎通
出来るようになったけど、
……たぶん あの14才の時に
わたしと いっしょに心中して
飛び降り自殺に成功してたら、
どっかの来世で 全く想像がつかない形で
continueしてたと おもうんだよ??
ゆうな:
まあ、そのリスクは
一瞬考えては いた。
けど、あの時は ほんとうに 死んだら 全てだと、
すべてが無になって、痛みも苦しみも 意識も感情も、
完全に 自分が考えるが ゆえに存在する この世界は、
構成要素が無くなって 観測者不在の虚無になるのだと、
そう信じてた。
深く、深く。
……ただ、あれから
あのときの倍以上 生きてみて、
おもうに、この世界は 神々のレクリエーションとして、
もしくは なにかの必要があって箱庭的に、
この世界よりも 大規模な世界 もしくは
小規模な世界と 相関的に
密接に関係づけられていて、この世界のことは
別の世界に対して 充分な【 レバレッジ 】が
効く可能性が高いというのは、
ちょっと感じるようになってきた。
ただ そのレバレッジが、
この世界の作用を拡大するのか
縮小するのかは、現時点の科学力じゃ
測定はできては居ないのだけれどもね??
くろと:
たかだか 科学が始まって
まだ150年くらいだからね。
昨日、最近ハマっている岡田斗司夫の
言ってて深く考えさせられたことで、
「頭の良いことは 身長が高いことに似ている
身長が3センチの この指人形は、せいぜい5センチ先しか見れなくて、
目の前に 消しゴムみたいな 大きな人生のイベントが現れると、
それしか見えなくなって 手一杯になってしまうけれど、
高さ10センチの このマトリョーシカ人形は、
15センチ先が見れて、目の前に 消しゴム
並みの イベントが現れたとしても、
まだ先を見通すことが出来る
また、この人形たちは 未来と同じように 過去も、
低い3センチ人形は せいぜいが 3週間先から
3週間前までしか見通せない。
けれど、高い10センチ人形は、
100年過去から 100年先、
もしくは もっと それ以上
見えるかもしれない。
だから、過去を いかに面白がれるかということは、
未来を見通せるようになることでもある」
って趣旨のことを言ってて。
はえー、その通りだな―って、
頭の良さを 視力や霊でしか 実感を持って
例えられなかった自分は、新しい視座を得た。
まあ、岡田斗司夫さんは 言い方を
優しく柔らかく 変えるから、
[ 頭の良さ ]でなくて、
ちょっと 違う言い方だったけどね。
ゆうな:
まーね、あたしたち そこまで 目が覚める
ほど頭が良いわけじゃないからねえ。
深層学習のKaggleコンテストで サクッと1番 取って、
大規模コンテストで 毎回 1千万円 稼げるのなら、
そんな勘違いもしてしまいそう だけれどね。
くろと:
まあ、なんだかんだ バカすぎず 頭良すぎず、
一般大衆からは 普通に孤独で、長期的な
パフォーマンスを出すには、ある程度の
上限値 上限帯には 入っているとは
おもうよ……??
ゆうな:
うん、それはあるね。
わたしたちが 逆立ちしても勝てないと
人生3周は 周回遅れ食らってると
実感してた 天才イギリス人は、
もう 半分 人生やめて、
廃人みたいな 生活 始めたからね。
「あんまりにも 感じすぎるのは
辛すぎる。日本人は Twitterで
バカが 噛み付いてきすぎて
ウザすぎる―――。
奥さんもバカだけど、なんとか
気づかないように 人生 やり過
ごして逃げ切らないとイケない
子供だけが ゆいいつ 有望だ。
人生にも この世界にも疲れた。
この世界のゲームは 攻略してしまってツマラナイ。
……人生ゲームも、攻略してしまってツマラナイ。」
みたいな??
くろと:
……コトバにしてみると、すごいな。
まあ、あの天才イギリス人は、
今の奥さんに出会ってから、
全ては逆回転して、
今まで 才能の神さまミューズに溺愛されて
相思相愛だった、その天才性の根源を、
自分から積極的に、平凡で凡庸で
普通になるために、積極的に
潰しに行った この6年だったからね。
んで、結局は 奥さんを愛し続けるためには
自分が 数匹(3匹かな?)飼っていた
ミューズの才能神を、溺愛されて
相思相愛だったのを 自分から
殺しに行ったからね。
ゆうな:
ほんと、いかにも 今まで挫折が無かった人生で、
驕りきった人間がしそうなことだよ。
ようは、くろとの 【 かみしゅ 】を3匹 飼っていたってことだから、
今まで ミューズ神によって イギリス人の 人間性が例外的に認められて、
「半神半人でも、神の
使いを扱ってもいいよ?」
って、特別扱いされてたのに、
それは ちゃんと 神の溺愛に愛し返して、
相思相愛だったからこそ、奇跡的に
成り立っていた関係だったのに。
くろと:
あのイギリス人さん、いま わたしたちと ほぼ同じ32才だけれど、
これから 死ぬまで、神さまが 本気で逆襲するだろうから、
―――地獄だろうね。
無気力 無感情で 、あと50年くらいを やり過ごせれば
万々歳だろうけれど、わたしと おなじ かみしゅなら、
ニンゲンごときの魂を けっして 許すハズは ないから、
……徹底的に 食らい付くして殺し尽くすだろうね。
その過程で 家庭も 奥さんも子供も、
今まで 与えてきたものも、
すべてを 逆回転させるだろうから、
まあ、いままでの人生の半分の16年
これから やり過ごせれば、奇跡だよ。
だから、48才までか。
―――まあでも、そこまで長い
人生のドローダウンに、耐えるだけの
必然性は 彼の人生でないだろうから、
あと10年しないくらいで 自殺するだろうね。
ゆうな:
うーん、10センチの マトリョーシカ人形~!
デカい!!!!
……まあ、勝てなかったのは 最盛期の
彼の得意分野での天才性であって、
現在の ミューズ神を使わない
ただの ちょっとした、5ヶ国語を
自由自在に使える 資産500億円の
別荘と会社を いくつか持っている
普通の知性のイギリス人なら、
―――ぜんぜん 先は 見通せるよね。
まあ、答え合わせは20年後30年後に
なるんだろうけれど、
重要なのは、わたしたちが
12個くらいの 未来の選択肢の中から、
「これが蓋然性が高い」
と、1番可能性の高い未来を
視ているということ。
……うん、やっぱり未来の可能性を見るのは、
【 霊が見える 】
という感覚が、一番
近いのかもしれない。
特殊能力で持って、未来の複数の
可能性を見えてしまっている。という。
くろと:
まあ、これが すべて わたしたちの
幻想幻影 誇大妄想のたぐいであるという可能性も、
じゅうぶんに考えては いるんだ けれどもね……??
だからこそ、今まで正確に知らなかった
IQを知るために、わざわざ5万円 使って
ちゃんとしたIQテストを 渋谷の [ ゆうメンタルクリニック ]
にまで 受けに行くのだし。
ゆうな:
うん、わたしたちのIQが 一般よりも高いことが
客観的に証明されれば、わたしたちが
考えている 思考の密度というのは、
感じている感覚の密度というのは、
一般の普通の人が考える感覚よりも もっと ずっと深くて鋭くて、
それでもって それが わたしたちに もたらす影響は、
ただの 統合失調症的な 根拠の無いもの ではなくって、
……もしかしたら ちゃんと
[ 頭の良いひと ]としての、
そういう考え方によるのかも知れないと。
―――まあ、視力測定みたいなものだよ。
物事の事象の見え方に対する。
「人並みに ちゃんと、視力は
1.0ありますかー??」
みたいな。
くろと:
わたしたちがバカだったら、どうしよう?
……そしたら 私達が考えたことは、だいたい
統合失調症 患者としての 根拠のない
とりとめのない妄想にしか過ぎないってことになるよね??
ゆうな:
まー、それなら それで、いーんじゃない??
わたしたちが わたしたちとして
存在するってことは、すでに 確固たる
確信として持っているワケだし。
こーやって、ときどき ちゃんと
わたしたちが 話し合えれば、
それは うれしいし充実
した感覚を 覚えるでしょ?
くろと:
まあ、わたしたちが 総合IQ 86とか
結果が出てきたら、
[ ただのバカで 生きづらい人 ]
だからね?
そしたら、わたしたちを生かしてくれた
全てに感謝しなきゃ!
「バカなのに、勘違いしてたのに、
世界は 社会は こうやって 優しく
してくれて、ありがとう……??!」
ってね?
ゆうな:
まあ、逆に 86以下 126以上
以外の、【 普通な結果 】
が 出てきた方が、
よっぽど困ってしまう気がするよ?
「ただの普通な人やん?
……これ、どーしてくれるん??」
って。
くろと:
いやー、それは どうしようも ないね!!
あきらめるしか、ない!!!
……つーか、さっすがに そこまで
普通すぎるなら、逆に もう そんな
大したことやり遂げられないだろうから、
もう ふたりで 心中しよっか??
ゆうな:
逆に……!??
―――まあ、わたしたちの生物学的 メス親が
IQ110の緊急時だけ 可変型だったから、
IQ105とか112とか 出されても、
ほんとーに どうしようも ないんだよね。
……それなら いっそ。
ほんとうに 下抜けしてたほうがマシだ。
IQ 90とか。
そこらへんの微妙に 底辺の争いに 入り始めるあたりの、
微妙な結果が出て欲しい。微妙に悪い感じの。
くろと:
それか、ちゃんとIQ 132以上の 自己評価と
あまり相違ない 適切な数値が出てくるなら、
それは 今までの わたしと 社会の関係性が
……正しく評価していけるようになるから、
いままでの 生きづらさは変わらないとは思うけど、
それでも 説明材料が一つ出来て 見え方の根拠が一つ
増えたら、それは それで、いいかんじで いちばん
これからの人生の可能性が 広がるし、
ポンコツながらも 闘っていける
ように なるのかも しれない。
ゆうな:
まー、こればっかりは わかんないからね。
結果が 、来週検査 受けて、それで
結果 出てきたら、そっから
気負わず どんな結果でも
わたしたちは ひとりじゃないんだから、
受け止めて 粛々と、やっていけば いいな。
……やっていければ、いいな?♪
愛しているよ、くろと。
世界で いちばん、たいせつで だいじな、
―――いとおしい。
くろと:
ゆうなちゃん、愛している。
ほんとうに、だいすき。
……ありがとう ね。
……まあ、それは それで、




