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きっかけと言い訳の話でもしようかな。

 なぜ、中掃除を始めようと思ったかを語らせて下さい。


 四月の終わり頃、何故かたまたま動画サイトでゴミ屋敷の片付けを見たのです。


 「……すげぇ」と思いました。まぁ業者さんですからねぇ。数人で役割分担して、パタパタとゴミを撤去し、最後には掃除までして、家が生き返っていくのを見るのは清々しく思いました。


 「ぬおおおうっ。これは、やるしかない」一人、決意する私。


 が、ここで自分の今までの大掃除、あるいは部屋の模様替え、あるいは整理整頓や収納について思い起こしました。


 何度も、何冊も、それらに関する本や雑誌を買ったものです。……そして、挫折を味わいました。


 あの断捨離や、胸がときめく片付けの本や、過去には風水の特集が組まれた雑誌や、美しく見映えのする部屋の画像が満載の雑誌、それから某女優さんの片付けの本も、某イラストレーターさんの汚部屋を片付けたお話の本も読みました。どれほど、これらの書籍にお金を出したことか……。


 今度こそ失敗したくない。そう思いました。


 敗因は前回にも書きましたね。それ以外に、モチベーションが続かない、というのもあります。それは家族がいると自分一人のためだけに使える時間が少ないのと、元々この家にある荷物の多さが関係しています。


 ここはお舅さんが建てた、旦那が小学生の頃から住んでる家です。つまり、既に一家族が育った家。


 最初から同居だったのではなく、新婚の頃はアパートで旦那と二人暮らししてました。長男が一歳になった頃に、この家に越してきました。……ということは、そこで重複した荷物があるわけです。キッチングッズとか、お風呂用品とか……。


 それから二年後に次男が、七年後に三男が生まれました。そのときも時おり片付けたいスイッチが入っては、ガタガタと片付けをしていたのですが、なかなか思い描くようなドラマに出てくる家にはなりませんでしたねーーっ! だって子供が育てば、その分子供の荷物は増えますからね。着替えだったり、学校の物だったり、習い事のものだったり……。


 そんなこんなで、なあなあに過ごして来ましたが、やっと時間が出来ました。それで「今度こそは!」と、思ったのでした。


 でも失敗したくないので、取り合えず、主婦の時間割について調べることにしました。他の主婦の皆さんが、どんな風に一日の時間をやりくりしているのか、参考にしようと思ったのでした。


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