表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
35/99

新しい恋


 ウブな女の子でもないのにと思う。仕事に夢中で、気づいたらこの歳になっていた。最後に付き合っていたのは大学生の時で。その時は当たり前に手を握ってデートしていたのに、今じゃどうしていいか分からない。


 4つ年下の仲西君に好きと言われた。反射的に、頷いてしまった私は無責任だと思う。


「プライベートくらい、名前で呼んでもいいよね?」


 無邪気に彼は言う。


「さゆり」


 素直に言われて顔が熱い。どうやら、私の新しい恋はすでに始まっていたようで。









「あ、仲西先生と織田先生、付き合ってたの?」


「まぁね」


「いいなぁ、先生たち可愛いー」


 普通に話さないで。少しは隠して。生徒の前でやめて!

第41回Twitter 300字SS参加作品。

テーマ「新しい」でした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ