5話 魔法についてらしい
遅くなって申し訳ございません┏○ペコ
学生生活、最後の体育祭の準備や就職の準備で毎日忙しく執筆する時間がなかなか取れませんでした、これからもちょくちょく書いて行こうと思っていますが、投稿まで時間がかかることが多々あるとおもいますが、どうかご了承くださいm(_ _)m。今回は説明会となっており少し長いです、これからもどうぞよろしくお願いします!!
父さんに、4歳までに魔法を極めると約束した次の日から俺はお母さんに頼んで魔法の勉強をしていた。
「まず、魔法には属性というものがあるの」
「ぞくせい?」
「そう、一般的な属性は火、水、風、土、そしてレアな属性なのが光と闇よ、また、属性にするかしないかで意見が分かれるんだけど無属性というものもあるわここまではわかる?」
なるほど、ある程度はゲームみたいだな。
「うん。」
「そして、この基本の4つの属性にはさらに上位の属性があるの。火なら炎、水なら氷、風なら雷、土なら岩まあ、ここら辺が使えるようになったら世間一般的に魔法使いとして1流として見られるわ」
ふむ、ここらへんもファンタジーならではだな、そもそも水を極めて氷になるのがよくわからない。水と火、氷の元の水と分子を動かせる力を応用してなら、分かるけど、ここは異世界だし向こうの知識をあてにするのはちょっとダメだな。
「わかった!」
まあ、ここら辺が使えるようになったら父さんの約束が守れるな。
「それで、属性は人、個人個人によって得意属性や苦手属性...使える属性や使えない属性っていうのがあるわ。ユーキは生活用魔法だけどウォータが使えたから少なからず水の属性の適正はもってるわ。一般的に1人あたり1つの属性を持ってるの、多い人は2つ、3つよ」
ふむ、つまりその属性自体が使えても得意不得意があるわけか。それに、すべての属性が使えるわけでもないのかな...
「うん。」
「自分の属性を調べるのには特別なマジックアイテムがいるけど、今は家にないけど明日には来るはずだから属性は明日調べるとして、今日は基本の知識を説明するわね。」
「わかった」
「まず、魔法には階級があるの、1番低いものから生活用、下級、中級、上級、最上級、王級、神級。さっき説明した上位属性は中級のかなり上級に近いところにあるわ。」
「うん。」
つまり、1年で上級あたりまで、目指さないと行けないわけか...
「あと、魔法の発動の仕方には種類がいくつかあるの」
「え?」
「そうね、1番有名なのが詠唱魔法よ、呪文を口に出して詠唱する事で魔法が発動するわ、ユーキが使ったのも詠唱魔法ね。次に有名なのが刻印魔法、これは刻印...マークを書いて、それに魔力を流すことで魔法が発動されるわ、魔導具の作成に必要なの、次が精霊魔法、これは誰でも使えるわけじゃなく、精霊と契約することができたもののみが使えるわ、あとは無詠唱ね、これは使える人は相当少ないけど使えるようになればどんな魔法使いよりも有利になるわ、私は詠唱魔法しか使えないから教えるのは詠唱魔法ばっかしになるわ。」
ふむ、ここまで聞いただけでめちょくちゃ楽しそうじゃん魔法!!俄然やる気がでてきた!
「うん。」
「それぞれの魔法には長所短所があるは、まず詠唱魔法だけど口が塞がれているとか、詠唱することができない場合魔法が使うことができないの。それでも発動までの時間は比較的に早く刻印魔法よりも詠唱魔法の方が人気ね。刻印魔法は、さっきも言ったとおり魔導具を作るのに欠かせないわ、そして、その属性の魔力を持ってない人でもある程度の属性魔法は使えるわ、ただ実践では刻印するのに時間がかかるから、精々初級に近い中級ぐらいしか使えないの、ただ、おすすめしないけど、体に刻印を記述することで上級魔法を打てるようになるわ。ただ、体に負担が大きく連発できないのと、これは記述した本人しか使うことができないの。精霊魔法は精霊と契約できる才能がないと使えないわ、精霊に魔力を譲渡し自分の代わりに魔法を使ってもらうの、精霊は詠唱を必要としないから発動時間が早いのと人が使うよりも高い威力が出せるわ、無詠唱魔法は詠唱無しで魔法が出せるの。」
「うん。」
「それじゃあ、もう良い時間だし今日はここまでにしましょうか」
「はーい」
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次の日俺はお母さんが昨日言っていたマジックアイテムの水晶の前にいる。ちなみに周りにはお母さん、父さん、セバスチャン、メイドの皆さん、エリス。
そうだよ!全員集合してるよ!
いや、別に構わないけどみんななんか、期待してる眼をしている。
それで実は水魔法しか使えませんそれも適正低いですってなったら嫌だよ!頼むからその目はやめてくれ...って言えたらどれだけいいか...
「それじゃあ、ユーキそのマジックアイテムに魔力を、流してみて」
魔力を流すって、あの生命力みたいなのを送ればいいのかな?まあ、やってみるかと思い、俺は水晶に手をかざして魔力を送った。
ピカッッーーーーーー
眩しい。いきなり身の前が6色のとても強い光が渦巻いた。
咄嗟に水晶から手を離すと、先程の光は嘘のように鎮まっていた...
「い、いま光が6色に光ってませんでしたか?」とハナさんが緊張した赴きで母さんに尋ねた。
「え、えぇ私もそう見えたわ...」
みんなシーンとしてる。それはそうだろう。昨日のお母さんの話では基本属性は1人に1つ、多い人でも2つ3つって言ってたからな、6色なんて、しかもこの水晶、魔力量も図れる優れものの様で光の強さで魔力量がわかるとかなんとか、うん、みんなの顔を見ればわかるよ、さっきの光は異常だよね、うんおかしいよね。
「...いね、やっぱりユーキは天才ね!」
お母さんはいつもの親ばかだ。
「あぁ、ユーキは天才だ!!」
父さんもか...
「えぇ、ユーキ様は紛うことなき天才です!」
「さすが坊ちゃん、このセバスこの屋敷の執事として、幸せです」
「流石ですユーキ様!」
「本当ですよ!」
ハナさんやセバスさんを筆頭にメイド達もみんな親ばかだ...
「あぎゃああぎゃ?」
うん、今日もエリスはかわいいなぁ...と現実逃避をするユーキであった。
見てくださってありがとうございます!
ダメ出しや読んでみての感想などもらえるととても嬉しいです、これからもよろしくお願いします┏○ペコ




