4話 目標を決めたらしい
投稿が遅れました申し訳ございません。
試験勉強のため遅れる事が多々あると思いますが、投稿自体は続けるつもりなので気長にまっていただければ幸いです。
これからもどうぞよろしくお願いします
ふむ、俺は今5歳だ...
あれから色々な事があったが俺は今父さんと戦ってる。
...あ、別に殺し合いとかそんなんじゃないよ?ただ単に模擬戦をやってるだけだからそんなに危険じゃない。
なぜ父さんと模擬戦をしているか、それはまあ、俺が頼んだからだ。
その前に少し記憶を遡るとしよう。
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俺が魔法を使ったその日、家の中では相当話題になった。ユーキ様は天才だ!とか、この歳で魔法が使えるなんて。とか相当賑やかになっていた。
ふむ、両親といいメイドさん達といいこの家には親ばかしかいないのかね?
まあ、そんな事を思っていたら父さんだけはちょっと落ち込んでいた。
「パパどうしたの?」と聞いてみたら。
「ん?あぁいや、お前に魔法の才能があるのは嬉しいんだがお前が男の子なら俺が剣の稽古を女の子ならクレナが魔法の練習をってお前が産まれる前に約束していたんだがお前に魔法の才能があるから剣の稽古はできないなと思ってな......ハハハ」といつも明るかった父さんが相当落ち込んでそういった。
んー、こんな父さんはあまり見たくないな、いつものように明るくなって欲しいと思い俺はある提案をした。
「ぼく けんのけいこ したい」
「いや、しかしお前には魔法の素質がある、それもこの歳で生活用とはいえ魔法が使えたんだクレナがついて見ていればお前は優秀な魔法使いになれると思う。だから剣の稽古に当てる時間があれば魔法の訓練をした方が将来お前の為になるの思う」
「なら ぼくが よんさい になるまでにまほうをいっぱい れんしゅうして ママに おねがいする!」
「ッ....お前は本当に自慢の息子だよ...分かったお前が四歳の誕生日のときお前がまだ俺に剣の稽古をつけてもらいたいか聞くその時にまたお前の気持ちを聞かせてくれ」
「うん!」
「ハハッ、息子に気を使われるなんてな、すまなかった、ありがとう」
そういい父さんはさっきまでの落ち込んでいた表情をなくしていつものような笑顔に戻り部屋を出ていった。
さて、この1年頑張らないとな。とにかくこの1年で魔法を極めてやる!
そうユーキはユーキは心に決めたのであった。
「あぎゃ」
うん、エリスは世界1可愛い!




