1話 俺誕生したらしい
どうも、間抜け犬です。今回から1話を、書かせてもらいました!
素人なので、文が変だったり誤字脱字等があるかと思いますが、ご指摘してもらえれば直させてもらいますので今後ともよろしくお願いします。
更新は、決まってませんが毎日更新していけたらなと思っています。
どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m
俺は夢が覚めるように、自分の意識が目覚めたのがわかった。
あれ、俺確か死んだはずじゃ...というか身体が動かない!?辛うじて少しだけ目が開けれるけど真っ暗闇だ。身体は自由に動かせずなんかネバネバしてる...
こ、これはもしかして植物状態とかいうやつかっ?などと優樹が考えていたら俺の身体が何かの力によって押し出されていく。
『な、なんだどうなってるんだ?状況が全くわかんねぇー!』と叫びたいのに口も動かずしゃべれない、優樹は内心焦っていた。
しかし優樹が焦っている今も何かの力によって少しづつ上に上にと押し上げられている。
そんな事が数十分続いた頃だろうか、優樹の頭の方がどんどん明るくなっていった。
『な、なんだ?ここから出れるのか?』
そう思った時だった急に外の景色が見え外に出れたと思い、優樹は力いっぱい叫んだ「おぎゃぁぁおぎゃぁぁ」『うぉぉぉぉ...え??』あれ?おぎゃぉ?俺の口から?え?とそんな事を考えていても優樹は「おぎゃぁ、おぎゃぁ」と泣いていた。
「クレナ様、元気な男の子ですよ!」
と、綺麗な女性がタオルに包んで俺を抱いている。
え?なんで?え??と、優樹は戸惑っていた。
「ハナ、その子を抱かせてくれないかしら」と、声がしたのでそちらを見ると、髪の色が黄金と見間違えそうなぐらい綺麗な黄色を、腰ぐらいまでありそうなぐらい伸ばして、ぱっちりと大きくこちらもまたとても綺麗な黄色の瞳をしているとても美しい女性がベットに横になっていた。
「はい、クレナ様」と、ハナというのだろう女性が俺をクレナという女性に渡した。
「ふふふ、生まれて来てくれてありがとう、私があなたのお母さんよ。」とクレナという女性がいった。
え?お、かあ、さん?とそこで初めて俺はクレナという女性の瞳に反射して見える俺であろう赤ちゃんがいた。。え?あ、か、ちゃん?おれが?
「ク、クレナ、お、俺にも抱かせてくれないか?」と男性の声がした。
「ふふ、もちろんよあなたの子でもあるのですもの」とクレ、いやお母さんが声を出した男性、会話からして俺の父親(髪が銀色(白髪ではない)で瞳の色は灰色に近いめちゃくちゃかっこいい)と思わしき男性に俺を渡した。
「あぁ、とても小さくてとても暖かいクレアありがとうぅ。」と泣いている。母さんはそんな父さんを慈母のように美しく微笑んでいた。
って、まて落ち着いて観察している場合じゃない、俺はどうなったんだ...順序よく考えろ、俺は帰宅途中に男に刺された→俺は死んだ→新しい命を授かって生まれてきた(自我を持って)。
こういうこと...か?まてよ、つまりだこれは人間誰であろう1度は考えた事があると思う、あーぁこの頭脳を持ったまま子供の時からやり直せたらな...というのが、実現したんじゃないのか?
『ヤッホーこれで俺は最強だっ!人生勝ち組だぜ!』と「うぎゃあ、うぎゃあ」と泣きながらも優樹は考えていた。
そして俺は、新しき命と優樹の自我を持ってこの世に誕生したのであった。




