前へ目次 次へ 44/53 セイントレディ:ゾルバによる聖衣の冒涜 シーン43 "ゾルバの醜悪な太い手が、私から奪ったロイヤルブルーのレオタードを力任せに広げていた。 「……やめて……それに触らないで……!」 私の体型に合わせて作られた聖衣が、怪物の巨体に無理やりねじ込まれ、繊維がミシミシと悲鳴を上げる。 (私の……私の規律が……) 清潔で神聖だったはずの生地が、ゾルバの脂と汚濁にまみれていく。 私の解放の儀式が模倣されている・・・。 私はただ、震える目で自分の分身が穢されていく様を見ているしかなかった。" : 第1章第5話