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退屈は僕を殺したい  作者: おどろん


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メグ ーはじめてのがっこうー

お疲れさまです。

メグのパートです。

一応『番外編』的な立ち位置の話で深堀するかどうかはまだ悩んでますが、本編に差し込む余裕がある時は少しずつでも入れていきたいと思っています。

ユキとメグの過去編みたいな話もいれたいんですが、何より本編の更新が遅すぎるので…まぁ流れで…みたいな感じで考えてます(笑)

「紹介します。転校生の()()メグさんです。」

「白井メグです。よろしくお願いします。」


おい!すっげー可愛いぞ!

お人形さんみたーい!


『…これが、普通の教室?』


自分(メグ)を見て各々感想を口々にしていく同級生(仮)達。

教室は明るい雰囲気に包まれ、仲の良い者同士で会話を始めていく。


『先生が口を開いても良いと言ったわけでもないのに…これが普通なんだ。やっぱり()()()がおかしいのかな?』


かつてユキ達と共に過ごした日々を思い出す。

大変だったし、苦しいことも多かったがアレはアレで良かったな…と、メグは本気で考えていた。

メグにとってはユキと共にいるということが大事なことであって、その場所や環境は二の次なのだ。


「では白井さん。あなたの席は一番後ろのあそこよ。着席してください。」


担任の女性教師が最後尾の空席を指差す。


「わかりました。」


指示に従い、まっすぐ自分の席となる場所へ向かっていく。

その途中にも教室中から向けられる視線に少しムズムズしながら目的地に着くと、そのまますぐに着席した。


「お、俺は間渕だ。間渕(まぶち) 良平(りょうへい)!よろしく!白井さんっ…」

「私、中島(なかじま) 彩加(あやか)!仲良くしよーね!」


「よろしく」


両サイドの人間から声をかけられる。

同級生達のことは正直どうでもいいのだが、ユキにもユウトにも極力、穏便で普通の学生として溶け込むようにと指示を受けている。


『普通の学生』がどういうのかよく分からなかったのでユウトに聞こうとしたが、どうやらユウトもよく分かっていないのか、


「普通は普通だ」


と、なんとも曖昧というかもはや説明にもなっていなかった。


それではなにも分からない


と、再び説明を求めた。


具体的なこととしては


・教師の言うことは基本逆らわないこと

・クラスメイトの言動は基本無視したりせず、相槌くらいは返しておくこと

・ユキやユウトの用事が特にない日なら、たまのお誘いは受けた方が良いかも


とのことであった。

最後のやつは守る気はないが、上2つは面倒なだけで遂行は楽なので言う通りにするつもりだ。


その後、『普通の授業』が始まっていく。

ほとんど()に習ったことばかりで非常に眠気を誘う時間であったが、授業中に寝るのは良くないらしいとのことなので、

『これは任務』

と自分に言い聞かせ、眠気を抑えていた。


隣の間渕が普通に寝ていたことだけが納得できなかったが、ユキとユウトに怒られたくないので頑張って起きることにした。

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