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隣の○○さんは俺に○○してくる  作者: 黒薔薇サユリ
第1章

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28 幼馴染と殺人願望少女

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「ほら優、早く行くいくわよ」

「そんなに急がなくても、こんなに暑いんだから」


今日も今日とて猛暑日だと言うのに、由乃に誘われて、電車で1時間ぐらいのとこにある大型ショッピングモールへやってきた。


今日俺が誘われた理由は、由乃が友達とプールに遊びに行くための水着を買いたいとの事らしい。俺もちょうど、水着は買おうと思っていたしタイミングが良かった。


「先にどっちの水着みる?」

「同じとこに売ってないのか?」

「そういうとこもあるだろうけど、私はレディースのとこで見たいし」

「それなら、先に由乃の方でいいぞ。どうせ俺のは、適当にそれっぽいの買うし」


女性用水着は、なんとなくファッション性があるのはは分かるけど、男性用の水着と聞くとあまりファッション性があるイメージは無い。


だから、先に時間のかかりそうな由乃の水着を決めよう。


「そう、それなら早く見に行きましょ。優、ちゃんと意見言ってよね」

「ファッションセンスに乏しい男の意見が欲しいならどうぞ」


涼しい店内に入って、案内マップからレディース用水着専門店を探し出し、そこへ向かう。



「さーて、優はどんな水着が好き?」

「なんで、俺の好みなんだよ。別にお前のでいいだろ」

「一応意見として聞いてるの、だから素直にいいなさいよ」

「て言っても、そんなに水着とか知らないからな。まあ、言うならこんな感じのやつかな」


近くに並べられている水着の中から、1つビキニタイプの由乃の髪と同系統の色合いの水着を手に取る。


「へ、へーあんたはこういうのがいいんだ」

「そういうわけじゃないけど、お前に似合いそうだなって」

「そ、そう。じゃあちょっと試着してみる」


そう言った由乃は、俺の選んだ水着を持って試着室に入っていった。


てか、今更気づいたけどここの店、大多数が女子で微妙に気まずいな。


「どんなもんよ」


俺の選んだ水着を着た由乃が自信満々に出てきた。俺が何となくで選んだ割には、結構似合っている。


「いいんじゃないか、たぶん。それじゃあレジ持ってこうか」

「何言ってんのよ、もう何着かあるからそれも見てもらわないと」

「いつの間に…」

「試着していいか確認する時にね。だから、まだまってて」


少し気まずいから、早めにここ離れたいんだけど。いや、この際気まずさを忘れるレベルで、由乃に集中すればいいのでは。


天才的な閃をしてからは、周りの目を考えずに由乃の水着を褒めることに注力した。正直周りから見たら、バカップルに見えているかもだけど。



「次、これはどう?」

「おー」


次にと出てきた由乃の水着は、最初由乃が着ていた俺が選んだやつに近いデザインをしている。けれど、俺の選んだやつよりもデザインや色合いなどの全てにおいて、上をいっているという感じだ。


「これは、今までで1番いいんじゃないか?デザイン性といい、由乃に結構似合っているというか」

「そ、そう?てか、そんなに顔近づけないでよ。私そんなに美ボディな訳じゃなし。そ、それに胸もそんなにないし…」


集中しすぎて、由乃の肌に顔を結構近づけてしまっていた。たしかに、由乃の体はそこまで美ボディという訳では無い。けれども、太っているという訳ではなく、普通ぐらいのお腹。


胸に関しては、初愛佳さんとかに比べるとないけれど、めちゃないという訳ではなく恐らくCぐらいの平均。

  

「梶谷さん、私のはどうですか?」

「はいはい。すっご」


名前を呼ばれ反射的に呼ばれた方を見ると、そこには小さい水着こと、黒のマイクロビキニを着た女性の姿。


均整の取れた体、足先から上半身のすべてが細くそれでいて、上品な形をしている。そして水着は、胸部を隠すとこの布面積が小さいからか、まじめに首をピンポイントに隠しているだけになっている。


けれども少し残念なのは、体は綺麗なのだけれど胸がなさ過ぎて、まっ平な壁に水着を掛けているような感じになっていることだろうか。ていうか、よくこんな水着見つけたな。


「やっぱ、驚異的な胸囲か…」


小声では、あるけれどめちゃくちゃ失礼な言葉が、出てしまった。てか、この大胆な人はだれなんだろうか、俺の名前呼んでたから知り合いではあるんだろうけど…


「黒嶺…さん」

「すみません、私遺伝的に発育が悪いようで」


おっとまずい、これは胸か由乃といることのどっちに怒ってるかわからないけどまずい。いや両方か。


「梶谷さんあぶなーい」

「マジで危ない!」


怒った黒嶺さんの試着室から出てきたのは、見事なまでに包丁。てかなんで持ってんの!ここ家族ずれで来るような、和気あいあいとした場所だよね!


「チッ…ごめんなさい、さっきかった包丁が勝手に。これが付喪神ってやつですかね」


明らか人為的だろ舌打ちしてたし。そもそも付喪神は、そんな短時間で宿らないだろ。


「おいお前らあそこ見てみろよ、あの人すげーの着てるぜ」


試着室の場所が店の入り口に近いからか、入り口付近で話す男たちの声が聞こえた。見た感じ中学ぐらいの男3人。話の内容的に黒嶺さんのことだろう。


「うわ、ほんとだすっご。しかもすげー美人」


黒嶺さんの顔もあってか、立ち止まって黒嶺さんのことを不躾な視線で見始める男3人。やはり美人は、目の保養になるようだ。


「どうしたんですか、梶谷さんそんなに体近づけて。そんなに見たいなら、いくらで見せますけど」

「そうじゃなくて着替えて」


男たちのいやらしい視線が、黒嶺さんに来ているため、俺の体で黒嶺さんの体を隠す。


「あーあの人たちですか、別にいいですよあれくらい痛くもかゆくもないですから」


なんだこの人、無敵なのか?


「でも、黒嶺さんも女の子なんだから、少しは肌の露出ためらって」

「紳士的ですね」

「いいから、ちゃんとした見ておくからはや…」


いままで上しか見てなかったから、ちゃんと気づかなかったけどよく見ると、パンツ部分の水着の下にもう1枚黒の女性用下着のようなものが…


「く、黒嶺さんこの下の物は…」

「何って私の()()に決まっているじゃないですか」

「いや、なんで」

「なんでも何も、上はともかく下は直でつける訳ないじゃないですか。ね?」


そう説明した黒嶺さんは、由乃の方を見て共感を得ようとする。


「は、はいそうですね」


そうか由乃の水着は、下腹部全体が隠れるけど、黒嶺さんのはマイクロで、局部だけを隠してるせいで、下着が見えているのか。


「てか、そしたらなおさら着替えてよ」

「そうですね、ずっとここを占領しているのも悪いですしそろそろ出ましょうか」


そんな感じで、黒嶺さんはカーテンの後ろに身を引いて行ってくれた。


「なんだよつまんねーな。途中あいつのせいで、ちゃんと見えなかったし」

「でもさっきの人、胸1ミリもなかったよな」

「それなー、あと胸があればって感じなんだけどな」


俺が言えた立場ではないが、お前ら失礼すぎるだろ。


「で、由乃はどうすんだ?俺個人としては、今のが1番いいと思うけど」

「そ、そう。じゃあこれにしようかな」


由乃も黒嶺さん同様にカーテンの後ろに引いていき、おそらく元の服へ着替え始めた。


「いろいろと疲れた」

「なにに疲れたんですか?」

「うわ!黒嶺さん…早かったね」

「そりゃあ私、何もつけるものありませんから」


少しいやみったらしく話す黒嶺さん。



「優、おまたせ。買いに行こ」

「じゃあ、私も買いましょうか」

「黒嶺さんも買うの?」

「まあ、そこそこの時間いたの、に何も買わないのは、少し気が引けますから」


そこはすごくいいと思うけど、それだからってマイクロビキニを買うことないんじゃないかな。


「お買い上げありがとうございましたー。あと、お客様店内ではお静かにお願いしますねー」

「はい、失礼しました…」


自分では、黒嶺さんのことで気づかなかったけど、俺の声は相当店内に響いていたらしい。確かに言われてみれば、周囲の何人かがこっちをみているきが…

もう1話は、22時代にあげられればいいな、と思ってます。

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