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異世界マイフレンド  作者: ゆう
メインストーリー
96/190

デブ活と 体重

本日2話目

一応、前の話の続きです


最後に作者ごとの余談を少し書いてます

 今、俺の目の前ではなんとも奇妙な光景が広がっている。それは、父さんと母さんがソファの上で、お互いの手を握って対面で正座し合っている。正確に言うなら、父さんが母さんの手を決して離さないように握りしめて、だけど…。


 何故握っているか…、すごく簡単だ。離すとすぐに、母さんがスナックを取りに行くからだ。きっと父さんも、苦肉の策で握りしめてるのだろう。傍から見ると、いちゃついてるだけにしか見えないような気もするけど…。


 まぁ、前ふりはこれくらいで。


 「ルシア…、お前太っただろ?」


 父さんが母さんを真剣に見つめながら、現実を突きつける。


 一応、見た目的には俺からしたら分からない。でも、もしかしたら父さんには分かるポイントがあるのかもしれない。


 父さんの言葉に対して、母さんは…


 「ふ、太って、ないわよ…。」


 視界を彷徨わせながら返事をした。良かった。スナックなしでも、会話ができるようだ。父さんとは全く視線が噛みあってなさそうだけど。


 「ほー…」


 そんな母さんを父さんがじーっと見つめる。


 「うっ…」


 母さんは父さんの視線に耐えられず、動揺の声を漏らす。


 珍しい…、ほんと珍しい。いつもとは逆でなんだか新鮮だ。いつもの強靭で傍若無人な母さんがどこへやら、今日は大人しい。本人もうっすらと太った心当たりがあるのだろう。認めてるかは知らないけど。

 

 「何キロ太ったんだ?」


 ごまかしたい…、理解したくない母さんに、父さんは明確な数字を持って現実を教えてあげるようだ。むごい…。


 「か、変わってないわよ…。」


 母さんが明後日の方を向きながら答える。

 

 「へー…」


 「う…」


 父さんが母さんを無言で見続ける。その間に母さんは耐えれなかったようだ。必死に弁明を始めた。


 「あなた、信じて。私は太ったりなんかしてないから。体重もこれぽっちりも増えてはないわ。」


 はぁー。

 

 母さんの言葉に、父さんがため息とともに返す。

 

 「やっぱり太ったのか…。」


 「へつ?」

 

 図星だったみたいだ。母さんが一瞬マヌケな表情になった。

 

 そしてそれをごまかすように、母さんが力説を始める。


 「そっ…、そもそも人ってなんで体重を測るのかしら。生きていれば、体重が変わることばっかりなのに。それに、体重の増えた減ったで気持ちを右往左往させて、辛くないのかしら。辛いわよね。逆に言えば、体重を気にせずに生きれば人は幸せになれるのよ。あぁ、なんてすばらしいのかしら。これが至高の人のあり方というものなのね、きっと。だから今後私は、私の体重を気にすることはやめるわ!これで私も至高な人間としての生活ができるわ。」


 つまり現実逃避をするとのことらしい。


 「………」


 父さんはそんな母さんをじっと見つめている。いやもしかしたら、哀れんで絶句しているのかもしれない。


 ただ、母さんからしたら、父さんから返事がないことに不安を感じたのか、もう一度切羽詰まったかのようにしゃべり出した。


 「そ、それにね、体重が変わるってことはそもそも存在しないと思うのよ。だって、私たちは一秒一秒を生きてるわけでしょ? なら、一瞬で太ることなんてありえないのだから、太るという概念自体が存在しないのよ。つまり私は太ってなんかいないとも言えるわ!!!」


 母さんの言葉を聞き終えると、父さんが頭を抱えた。頭痛が痛いのかもしれない。痛って文字が入ってるくらいだし。


 「で、どれだけ太ったんだ?」


 父さんが母さんに尋ねる。どうやら、父さんは母さんのトンデモ理論に付き合ってはあげないみたいだ。


 「だから太ったりなんか…」


 「分かったから。」


 母さんが誤魔化そうとするけど、今度は父さんがサックと言葉に割り込んだ。


 母さんには躊躇いの色が見える。


 「っ! 言わないとダメ?」


 「ダメ。」

 

 「どうしても…?」


 「どうしても。」


 母さんは相当言いたくないみたいだ。口をもにょもにょとさせてる。でも、父さんの視線に耐え切れなかったからか、諦めた表情で口を開いた。


 「前測った時の体重を憶えていません…。」


 母さんから、悲しい言葉飛び出た。


 憶えてない…、憶えてないって。それじゃー、太ったかどうかも分からないじゃん。

 

 俺がそう思っていると、父さんは怪訝そうな表情で言葉を発する。


 「嘘はいいから…」


 えっ?

 

 「………」


 父さんの言葉に母さんは、顔を背けることで答えた。


 これって…、母さんは言いたくなくて、憶えてない体で行って、太ったかどうかをあいまいにしようとしたってことか?うわっ、往生際悪っ!!


 はぁー…


 父さんがため息をつく。どうやら父さんの中で結論が出たようだ。そのまま父さんが語り出す。


 判決の時、


 父さんから出てきた言葉は…

 

 「おかし禁止です。」


 残酷なものだった…


 「あなたっ、考え直してっ!!! それだけは…、ほんとにそれだけはぁぁぁぁ!!!」


 母さんには。


 それくらい我慢しなよ。ったく…

土日で、計5か6あげます

よろしくです



で、ちょっとした余談…


一応、Xで専用アカ作りもうした

ただ、どういうの呟くとかは考えてないです

見切り発車なんで


そんな感じの余談でした。

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