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異世界マイフレンド  作者: ゆう
メインストーリー
82/190

甘いものが食べたい

※注意

ここだけ話が前後と繋がっていません

 「甘いものが食べたいわ。」


 ソファに寝転がっている母さんが急にそんなことを呟いた。


 今はお昼すぎ、パパさんのお昼ご飯を食べ終えた俺たち家族三人は、リビングでぐーたらとしていた。家族三人っていうのは、俺と母さん、それに父だ。


 そんな平和な時間を、母さんが突然水を差してきた形だ。


 「そうか…。」


 母さんの言葉に父がそう返す。


 あいまいな相槌だ。きっと、言葉の意図を理解できなかったからだろう。そんな意図が通じてない父に母さんが続きの言葉を言い放つ。


 横暴な言葉を…。


 「だからあなた、甘い物買ってきて。」


 ひどいなー。くつろいでるところにこの言葉は。しかも、買ってきてだからな。一緒にじゃなくて…。

 

 「嫌だよ。」


 父が当然の反応を示した。


 でも…


 「そうね、今日はケーキの気分かしら?あなたよろしくね。」


 母さんには聞こえなかったみたいだ。


 「なんでだよっ! 俺の話聞いてた? 嫌だって断ったじゃん。」


 「ん?断ったりなんかしたかしら?ただ、嫌だって言っただけよね。ただ単に嫌だって言われても、行くのは嫌だけど、しょうがないから行ってくるよって意味にもとれるわよ。実際に私はそう受け取ったし。行かないなら行かないで、ちゃんと言ってよね。」


 聞こえてなかったわけでないらしい。


 世界は不思議だな。あの嫌だで、こう受け取る人もいるんだから。自分の母親だけの気もするけど。


 俺が母さんの言葉に神秘を感じていると、父さんから声が聞こえてきた。

 

 「なら、行かな…」


 「今日はイチゴショートの気分ね。あなた、よろしくね。」


 父さんの言葉は最後まで続かなかったけど。


 「鬼か?」


 「鬼?どう見ても、天使でしょ?こんなに美しいのに。」


 「自分で言うな、自分で。」


 母さん…、自分で自分のこと天使はどうかと思うよ。


 母さんの言葉に呆れていると、父が声を発した。


 「というか、ルシアも一緒に行けばいいだろ?俺だけに行かせずに。」


 それはそう。


 父さんが当たり前のことを言う。


 そんな父の言葉に母さんが言葉を返す。


 「嫌よ。」


 端的に…。


 「お前…」


 父が呆れている。


 さっき、自分が嫌だって言ったらごねてきたくせに、ごねてきた人が同じ言葉を使うもんなー。母さん、さすがだよ…。


 はぁ


 父が一度ため息をついてから、さらに言葉を続ける。


 「なんでそんなに行きたくないんだよ。」


 「そんなの…」


 「そんなの?」


 母さんが間を溜める。いるか?


 「人混みがうざいからに決まってるじゃない。」


 「お、おう。」


 そこか…。


 母さんが自分の手を力強く震わせながらさらに続ける。


 「うじゃうじゃうじゃうじゃ、ゴキブリみたいに。も~、見ただけでうんざりするのに、そこに割って入るのなんて無理。考えるだけで気持ち悪いわ!!!」


 いや、まぁね。気持ちは分からないこともないけどね。


 「そうか…。」


 父がそんな言葉をこぼす。言い返すのも、めんどくさくなったのかもしれない。


 そんな父に、母さんが結論を言いわたす。


 「だから、あなた一人で行ってきてね?あっ、ルートは連れて行ってもいいから。」


 「えっ?」


 いきなり?


 「はぁ、じゃールート、一緒に行くか。」


 まじ?


 そんなの…


 「行きたくない。」


 俺は父さんの言葉にそう返した。


 「だって…」


 「だって?」


 俺の言葉に父さんが続く。


 だから俺は、父さんの顔をしっかり視界に収めてから…

 

 「人混み嫌だ。」


 そう言い放った。


 父が段々と苦々しい顔へと移り変わっていって…

 

 「お前もか~~~~~~!!!」


 頭を抱えた。


 こうして、父が一人でケーキを買いに行ったとさ。

今日祝日なの忘れてた

今書いたやつなんで、誤字とかあっても許して

せっかく、話数調整してたのに…


あと、一回入れる場所間違えたから上げ直してます

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