【年賀状エッセイ】空原海さんについて
私はかっこいいものが嫌いだ。
そのへんのスーパーで買ったポロシャツとズボンを身につけているぐらいの気安さがいい。
聞いたこともない高そうなブランド品なんて名前を耳にしただけで拒絶反応を示してしまう。
空原海さんはかっこいい。
私が聞いたこともないようなブランド商品の名前をたくさん知っていて、それを着こなしている感じが凄い。
そのへんのスーパーで買ったポロシャツとペラッペラなズボンなど絶対に身に着けたりしないようなお洒落感に満ちている。
しかし、それが嫌味なくキマっているのだ。
私は嫉妬する。
しかし嫉妬したところで意味がない。
もう、まったくジャンルの違う人間だとしか思えないのである。
私はかっこいいものが嫌いだ。
表面だけ着飾って何になる?
でもかっこいいことが本当にかっこいい人って、いるものだと知った。
かっこいいだけではなく、とても温かいのなら、それはとんでもない魅力になる。
空原海さんは読み手としても物凄いのだ。
私がとても追いつけないほどの量のなろう作品を読み、評価やレビューもつけていらっしゃる。
お洒落で、尖っているのに、優しい。
ああ、凄いひとがいるものだ。
そんな空原海さんのお勧め作品はこちら↓
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『ハルシュタットの青い空』