なろう風、エスニックジョーク
【明日、世界が滅亡する。カテゴリランキング一位は?】
恋愛「悪役令嬢が落ちこぼれる」
ファンタジー「パーティに裏切られた復讐を果たす」
純文学「余命の文字数を数え始める」
エッセイ「ヒナプロジェクトを非難するエッセイが書かれる」
【船が沈没しそうだ。船を軽くするために、海に飛び込みさせるには?】
恋愛「飛び降りれば永遠の愛があるという」
ファンタジー「お前は必要ないと言って、船から追放する」
純文学「飛び降りたら美しいと伝える」
エッセイ「誰も飛び降りず、自分以外が飛び降りないことを嘆く」
【更新が遅れたとき】
恋愛「エタる」
ファンタジー「エタる」
純文学「エタる」
エッセイ「作家レベルを嘆くエッセイが書かれる」
【電球を取り替えるのに何人が必要か?】
恋愛「3人。電球を割る悪役令嬢が1人、電球を取り換える主人公が1人、主人公を褒める王子様が1人」
ファンタジー「10人。主人公が魔法で電球を直し、主人公を褒めたたえる奴隷が9人」
純文学「取り換えない。電球は切れたままが美しいといってそのままにする」
エッセイ「0人。なぜ電球を誰も変えないのかを嘆き悲しむ」
【浮気現場にて】
少し早く帰宅すると、夫が知らない女性とお互い裸で抱き合っていた。
こんな場合、どうするだろう
恋愛「自分の浮気がバレなかったことを安堵した」
ファンタジー「ご主人様のハーレムに参加するのね」
文芸「自分も服を脱ぎ始めた」
エッセイ「浮気を糾弾しはじめた」
【魔法のランプ】
魔法のランプの中から、なんでも願いをかなえてくれる妖精が現れた。
何を願う?
恋愛「想い人と結婚したいと願った」
ファンタジー「チート能力を願った」
純文学「何も願わなかった」
エッセイ「俺の願いが何故わからないのかと喚き散らした」
【倉庫にて】
ある晩、盗人が倉庫に忍び込んだ。
しかし人気を察した運営が一言。
「おい、そこに誰かいるのか?」
すると声が返ってきた。
「墨のように深く濁り、そして冷たい空気の中、少年は悩んでいた……」
【神様】
ある時、神様の前に各カテゴリ作家が集められた。神様が聴いた。
「ほしいものは何ですか? 叶えてあげましょう」
恋愛作家「私はPVと評価とブックマークと感想さえあれば十分です!」
ファンタジー作家「私もです!」
文芸作家「私もです!」
エッセイ作家「読者の質を下げてくれ!」
【完璧な小説】
完璧な小説とは以下のようなものである
恋愛のように、人の本能に訴えかけ
ファンタジーのように、夢があり読みやすく工夫され
純文学のように、表現を楽しみ
アクションやコメディのように、人を笑顔にし
SFのように、物語の設定に考察を深め、
エッセイのような感想を読者がつける
【それぞれの幸福】
お互いの気持ちが通じ合った時。
チート能力をもらった時。
美しい文章が書けた時。
下らないオチを思いついた時。
素晴らしい世界観を思いついた時。
他人の失敗を見つけた時。
【時事問題】
ヒナプロジェクトがカテゴリを再編した。
『滅亡系SF小説はエッセイカテゴリに移動します』
【太陽と月】
太陽「あそこに読者がいる、どうやって評価を入れさせるか勝負をしよう」
月「いいとも」
太陽「ランキングまであと100ポイントが必要です、評価を入れてください!」
月「☆マークをクリックして素敵な空を一緒に見ましょう」