表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ダウナー体験備忘録

作者: RYUTARO

寝つきが悪い。

さらに言えばその他諸々、調子が悪い。

医者に処方された眠剤を飲んだ。なんだかフワッとするが、まだ足りない。そういえば、昨日は眠剤を飲んでいなかった気がする。なら、その分をくれよ。追加で2錠のんだ。大分現実感が遠退いてきた。

悪くない。この、眠ってるんだか起きてるんだか解らない混沌とした空気がとても心地よい。自分が酷く曖昧になる。思考力は普段の1/3にまで落ち込み普段なら考えてもみないことが、この状態だと突然表に表れてくる。


このくもの上でたしなむ煙草は格別だ。ただ純粋にその煙草の味を楽しむ事ができる。煙草がもたらす酩酊感がさらに、俺の自我を希薄なものにしてくれる。


あぁ...だんだんと...自分の体の形を忘れていく...ひたすらにひたすらに心地よい。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ