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ハロウィンネタでコンテストに参戦する先生とお嬢さま

作者: halsan
掲載日:2019/10/04


ボケ「先生! ハロウィンって知ってる?」

ツッコミ「知っていますよ。『西洋お盆』のことですね」


ボケ「西洋お盆?」

ツッコミ「はい、西洋お盆です」


ボケ「お盆って、夏にキュウリやナスに割りばしを突き刺して飾るやつ?」

ツッコミ「はい、それです」


ボケ「違うわよ」

ツッコミ「違いません」


ボケ「あのね先生、ハロウィンってのは、死んだ人が出てくる日なんだよ!」

ツッコミ「はい、そうですよね」


ボケ「だからお盆じゃないの!」

ツッコミ「お盆も死んだ人が帰ってくる日ですよ」


ボケ「マジ?」

ツッコミ「マジです」


ボケ「でも、ハロウィンには呪文があるわ!」

ツッコミ「どんなのですか?」


ボケ「ふっふっふ。聞いて驚きなさい! とっくりでとりあえず。あれ?」

ツッコミ「何ですかその、くたびれたおっさんが場末の居酒屋で最初から熱燗を注文するようなもの言いは?」


ボケ「ちょっと間違えただけよ!えっと確か、トリカワとセセリを、あれ?」

ツッコミ「今度はつまみに焼き鳥を注文し始めましたか」


ボケ「あれ?」

ツッコミ「もしかしたら、お嬢さまが唱えたい呪文は『トリック オア トリート?』ですか?」


ボケ「そうよそれ! それは最強の呪文なのよ!」

ツッコミ「どうしてですか?」


ボケ「その呪文を唱えるとお菓子をもらえるのよ!」

ツッコミ「それでは意味を教えてください」


ボケ「ふっふっふ、それは『お菓子をくれないといたずらしちゃうよ!』って意味よ!」

ツッコミ「半分正解ですね」


ボケ「そうなの?」

ツッコミ「それではお嬢さまに質問です。誰が誰にお菓子をくれないと、誰が誰にいたずらをしちゃうのですか?」


ボケ「えっと、お菓子をもらいたいのは私だし、お菓子をくれるのは先生だから、先生が私にお菓子をくれないと、私が先生にいたずらをしちゃうわよ!」

ツッコミ「どうぞ」


ボケ「いたずらをしていいの?」

ツッコミ「その後のお仕置きを覚悟なさってくださればね」


ボケ「何かちょっと違うわね」

ツッコミ「あの呪文はですね。死んだ人に化けた子供たちが『お菓子をくれないと帰らないぞ』って脅かしているのです。なので人々は『これで帰ってください』とお菓子を渡すのですよ」


ボケ「そうなの?」

ツッコミ「そうです」


ボケ「もしかして『やっかいばらい』のためにお菓子を渡すの?」

ツッコミ「ぶっちゃけそうですね、例えばお菓子を『豆』に、渡すを『投げる』に変えてごらんなさい」


ボケ「えっと、やっかいばらいのために豆を投げる、もしかしてそれって」

ツッコミ「はいそうです、それを日本では『節分』といいます」


ボケ「でもハロウィンにはハロウィンパーティがあるわ! お盆にパーティはないものね!」

ツッコミ「ありますよ『盆踊り』が。 といいいますか、ハロウィンパーティは、そのまんま『西洋盆踊り』ですよ」


ボケ「そんなことないわ! 盆踊りとハロウィンパーティは全然違うじゃない!」

ツッコミ「それではお嬢さま、盆踊りとはどのようなものですか?」


ボケ「やぐらの周りを、おじさんたちの和太鼓やおばさんたちの音楽にあわせて踊るのよ」

ツッコミ「正解です」


ボケ「それじゃあ西洋盆踊りは?」

ツッコミ「渋谷スクランブル交差点の周辺で、イベント屋さんの画策やお巡りさんの誘導などに踊らされるのです」


ボケ「やだ、同じかも」

ツッコミ「今日も学びましたね」

二人「それではお疲れ様でした」

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― 新着の感想 ―
[良い点] おバカ可愛いお嬢様と愛情あふれる辛辣な先生との関係が素敵です
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