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プロローグ

気がついたら私は異世界に転生してました。


この世界に来て早2週間がたちました。1週間はじめはすごく戸惑ってました。前世での最後の記憶では、交通事故でトラックに突き飛ばされて意識を失っていて。そして長い時間夢を見てました。夢の中では家庭崩壊寸前の家に住む少女のこれまでの人生から性格を追体験していて。そして、目が覚めたら夢に出てきた少女になっていたのです。それからの生活はまさに夢のようだった。家はメイドさんたちに聞くと公爵家であるため不自由がなくこの世界には魔術が存在していて魔法を始めて使った時は心がとてもワクワクしたのも覚えてます。ただ家族構成は母親は早くに亡くなっていて直接会ったことはなく。そして父親とが歳年上の兄と二歳年下の妹の四人家族でした。父親と兄はどうしようもない悪党で禁止奴隷に密輸、脱税など権力を使って犯罪に手を染めていたのだ。その一方で妹はそんな二人とは違い純粋できれいな心を持っていて見た目は顔も整っていてとてもかわいらしくそれに頭もよく私にはもったいないぐらいとにかくかわいいんです。

だけど、私がこの世界にきて2週間がたとうとしたころ前世の記憶が急に蘇りました。

そしてここは、異世界などではなく前世でハマっていたゲームの中であることをつまり、私は、恋愛ゲームの中に転生してしまっていたのです。


このゲーム名前は「戦乙女の英雄譚」という恋愛六割ロールプレイ四割の恋愛ゲームで少しマイナーだったものの私には,恋愛ゲームなのにアクションも充実してるし恋愛ルートは登場人物の性格もよく作り込まれた楽しかったゲームです。けれど、この魔法と剣の夢のようなファンタジーの世界に転生して焦っていた。私は、このゲームのNo.2の悪役キャラ サラ=リベーラでいわゆるヒロインに立ちふさがる中ボス的存在最終的には断罪されて爵位を剥奪されて修道院で一生監視生活を送るだったはず。家の侍女の話ではサラは王立魔導師学園の高等部二年生だと言う、その時頭に電流がはしった。このシナリオがバットエンドに直行していたのだ。


このゲームには大雑把に3つのエンドがあり、

①ハッピーエンド・・・悪役との戦いに勝利してて自身の選んだ攻略者と結婚して順風満帆な生活を送る。


②ノーマルエンド・・・自身の選んだ攻略者と結婚するものの悪役が何人か残る少し微妙なもの。


③バッドエンド・・・攻略者との結婚も出来ず最終的にヒロインが死んでしまう事もあるあと味の悪いもの。


だけど、サラはハッピーエンドやノーマルエンドの場合学園の1年生の最後で摘発されて自宅謹慎になるシナリオなるはずなのに。それに、バッドエンドにはいくつかの条件があって1つ目は、ヒロインが特に行動を起こさないでいること。2つ目は、いじめ役の嫌がらせが止めることが出来ないことで、このままではバッドエンドに直行ではないか。

けれどもこのまま進んでしまうのは嫌だった、私が愛してやまなかったこのゲームではヒロインにはバッドエンドではなくハッピーエンドに進んで欲しいのだ。

こうなったら私の力でこの結末を覆してやる。バッドエンドが完結するまであと一年半ある。結果は分からないけど私がヒロインをハッピーエンドまで全力で導こう。


「運命なんて関係ない。女は度胸!」


私は、強く決意した。





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