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エッセイ

日本の宇宙開発

作者: 太陽

日本が初めて独自のロケットで人工衛星の打ち上げに成功したのは、1970年2月11日


それから歴史が流れ


6月29日未明、20年以上にわたって日本が宇宙開発を支え続けた主力ロケット「H2A」の最終号機が無事打ち上げに成功した

日本は長らく宇宙開発に重心していたが 圧倒的な予算の少なさえ諸外国に対し贈れとっていたのだ

その幾多の困難を乗り越え、成功率98%という高い実績を築き上げた瞬間、関係スタッフからは大きな歓声が上がり拍手に包まれたのだった


失敗した6号機の打ち上げに対し、非評価の声もあった 再発防止の責任者を務めた三菱重工業の元技術者の浅田正一郎さんは、展望台で成功を見届けながら、なにものにも代えがたい喜びの瞬間を迎えたのだ


浅田さんは自身のことを「ロケット野郎」と言い放ち 「失敗は神様の贈り物」を自身の信条とする信じ続けた、そんな浅田さんに部下たちも「失敗は自分たちの考えが及ばなかったことに気づかせてくれる。それを改善すれば次は必ずうまくいく」と励まし続けた


植松さんは、無理だと否定されたロケット開発に挑み続け、失敗を重ねた末、打ち上げばかりか人工衛星を丸ごと造れるようにもなった。そんな経験を下地に、奇跡を起こせるのは過去の常識の延長で考えない「前向きな素人」だと語った


評論家の外山滋比古さんは名著「思考の整理学」で日本の学校は、エンジンを備えて自由に飛べる飛行機ではなく、自力飛行を求められないグライダーの訓練所だと比喩していた




日本はまだまだ空を見上げたばかりなのだ





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