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4.俺の新しい種族は〇〇スライム

「ヤス、ステータスってどうやって見るんだ。」

『ステータスって思うだけで良いっす。』

ステータスね。


ステータス

名前 未設定

種族 エロスライム・・・スライムの中でもっともエロイスライムを他のスライムと区別するための種族

魔力量 10/10・・・身体に内包する魔力量、魔力量に比例して身体能力が上がる。

ランク G・・・基礎戦闘能力


スキル 

触手・・・エロスライム専用スキル

ビジアンヌの寵愛・・・ジビアンヌからの寵愛を受けている証、様々な恩恵を受けられる

ヤス・・・ビジアンヌが作り出した案内人に名前を付けたら変化したスキル。もしかしたら禁則事項をうっかり喋るかもしれない

魔力操作・・・魔力を操ることに補正を受けられる。

魔力感知・・・魔力を感知することができて種族によっては視界の代わりになる


分かったことは俺は弱いってことだな。

それ以上に気になることが一点ある。

「なんじゃぁぁエロスライムって!!!!」

『旦那スゴイですぜ、この世界に一匹しかいないレア種族ですぜ。』

いくらレア種族って言ってもエロスライムってなぁ。

「はっきり言って心外だ。エロくないとは言わないけど俺のエロさは大きく見積もっても平均的エロさ+α程度だ。」

『いやいや、旦那。平均的エロさってのは分かりやせんが普通エロいスライムなんて存在しやせんぜ。』

何言ってんだエロくないスライムを探すほうが大変だぞ

「ヤス、スライムはみんなエロいぞ。これは間違いない。」

『旦那のいた世界のスライムのことは知りやせんが、ここイセカヘウムのスライムはエロくありやせんぜ。そもそもスライムは分裂して増えるんですから性別もありやせんから性欲なんてないんですぜ。それでどうやってエロくなるってんですか。』

え?そうなの。それじゃこの世界では服を溶かされてエロエロ状態にはならないのか。

「ん?それじゃなんで俺はエロスライムなんて種族になってんだ。俺も性別がないはずだよな。」

『そりゃ、旦那が前世の記憶持ちだからですぜ。女性の裸を見たら旦那は興奮するでしょ。』

つまり俺は前世の記憶を持っているせいで普通のスライムは何も感じないのに俺は興奮してしまうわけですね。

それなら確かに俺はスライムの中で一番エロいんだろうよ。理解はできても納得は全くできんぞ。

納得出来なくてもどうしようもないよな。すでにステータス上に明記されているわけだし。

これ以上種族名についてウダウダ言っても時間の無駄だから。

スキルの確認をしてみよう。

まずは触手。

うん、俺の体から触手状のものが出てきた。決して触手ではないあくまで触手状の何かだ。

『それは触手スキルっすね。もっとたくさん出せないんっすか?』

「ああ、どうやら今は二本が限界だな。練習すればもっと出せるかも。」

『マジっすか。それってキモいっすね。』

確かに球体のスライムから何本も触手状のものが出てたらキモいけどお前が言うなよ。

ヤスって俺のスキルなんだよな。なんで俺をディスるんだよ。

悪いやつではないし、スキルだから離れられないから上手く付き合うしかないよな。

さて触手は攻撃に使えるのか?

使えなかったら体当たりくらいしか攻撃手段がなくなるのは困る。

だって体当たりしたらコッチも痛いし、それにとんでもなく無防備になるんだぞ。

俺は痛いのは嫌なんだ。

取りあえず触手でその辺を叩いてみるか。

(ペチペチ)

『旦那、何遊んでいるんですか。』

「遊んでいるんじゃない。触手スキルの性能テストだ」

『触手なんてエロスライムのおまけスキルっすよ。性能テストをするまでもないっすよ。』

クッソー、またヤスが俺のことをディスりやがる。絶対に見返してやるぞ。

確かに今のままでは触手スキルは全く使い物にならない。

しかし、すでに触手スキルを有効利用するためのヒントは手に入れている。

まず魔力量、魔力量に比例して身体能力があがる。つまり魔力には強化能力がある。

そして魔力操作は魔力を操ることができる。

つまり魔力操作で魔力を操れば触手を強化できるはず。ただし単純に触手に魔力を集めたら身体能力が下がる。

だから魔力を触手に集めるのではなくて触手ないの魔力に偏りを持たせたらどうなるか。

触手に強度がひつようなのは触手の内部には強度が必要ない。

トータルの重量が変わらず表面が硬く出来れば触手は強化されるはず。

それに加えて触手に遠心力を使った加速を加えればさらに威力があがるはず。

では実験。

「くらえ!スライムウィップ!!!!」

(※スライムウィップという技もスキルもありません)

(ドコ)

おお!成功だ。威力が上がったぞ。


ピコン

スキル スライムウィップを獲得しました。


「どうだヤス、これが創意工夫というヤツだ。触手から新しいスキルを獲得したぞ。」

『いやいや、おかしいっすよ。百歩譲って触手が強化できたところまでは分かるっすよ。でも適当に叫んだ名前が新しいスキルになるなんてあり得ないっす。』

「何言っている。目の前で起こっているじゃないか。」

『そうなんすけど、納得いかないっす。』

何となく原因は予想出来ているんだよな。

「多分、ビジアンヌの寵愛の効果だと思うぞ。」

『え、寵愛?』

ビジアンヌの寵愛の様々な恩恵の中にスキルの獲得がされやすくなるとかがあるんじゃないかな。

『加護じゃなくて寵愛なんっすか!?』

「そうだぞ。」

『寵愛なんて今まで誰も受けたことないのにそれってもうビジアンヌ様とピーってことじゃないっすか』

「なんだよ。ピーって。」

『あ~、禁足事項だったみたいっす。気にしないでください。』

ビジアンヌ様とピーって何かエロいしメッチャ気になるよ。

スキル説明に禁足事項をうっかり喋るかもってあったけど伏字になるなら要らない機能だ。

余計に気になって仕方ないぞ。

はぁ、図らずもヤスの考察も終わった。

魔力操作はスライムウィップみたいに応用がいろいろ効きそうだ。

魔力感知はずっとお世話になるだろう。

スキルの考察も終わったし次はどうするかな。

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