慟哭
何故、生きることを否定されねばならぬのか。
何故、行うことを否定されねばならぬのか。
何故、起こすことを否定されねばならぬのか。
何故。
そうは思わないか。
この世界は否定と拒絶に満ち溢れている。
出る杭は打たれる。
人々は異端を認めようとはしない。
ああ何故。
人と違うことは、罪であるかの如く。
人と異なることは、罪であるかの如く。
こうあるべき、こうすべきという規範。
それを忠実に守らねば、人でないかの如く。
そんな世界は間違っていると、そうは思わないか。
間違っているなら正さねばならない。
私は、人と違うとしても。
そこに致命的なズレがあろうとも。
必ずや、やり遂げてみせるとも。