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天の川の命  作者: 飴葡萄
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はじまり

約50億年前に遡る。


ある時、1つの星が生まれた。

その星は赤く、暗い宇宙の中に放り出されたのだ。


彼の前に現れた1人の女がその子に言うことには、


「あなたの周りに9人の星達が集まるだろう」


と言うことだった。

その女が姿を眩ませた直後、巨大な爆発音がした。


その子は慌てて周りを見渡すと、自分の近くから遠くの方まで球の形をした星が浮かんでいるのをその目で見た。



それが太陽系の始まり。



私を主として廻る、銀河系の始まりであった。

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