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視線だけで人を殺せそうな表情をバルバトスに向けていたグリムは、本気で止めに来た死神妹…「ケール」の一言で口を閉ざした。
「バルバトス。喧嘩、良くないよ・・・?」
「安心なさい「レラジェ」。こんなもの、喧嘩しているうちに入りませんよ。子犬にキャンキャン吠えられたところで私は何とも思いませんから」
「そう?」
「ええ。そうです」
「めっ!」と可愛くバルバトスを叱るのはバルバトスと同じ、日ノ本支部のスナイパーの1人である「レラジェ」。
大人しめの性格で大体バルバトスの後をついて回る彼の相棒のような存在だ。
「誰が子犬だ!陰険敬語野郎!」
「にぃ!」
「・・・わーってるってば」
相性の悪い2人を前に、ウァサゴは大きな溜息を吐く。
「・・・次からは余程の事が無い限りはバルバトスと死神・・・特に兄の方とは組ませないようにバエル様やアガレス様に伝えておこう。じゃないと話が進まん・・・全く・・・」




