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眉間にシワを寄せ、死神兄を咎める男、「バルバトス」と呼ばれた彼は此処日ノ本支部の組織のメンバーである。
担当は長距離攻撃、スナイパーの1人だ。
「まぁまぁ、二人とも落ち着きなって・・・俺はバエル様の気持ち、少し分かるぜ?お前ら兄妹、割と何の武器でも使いこなすからなぁ・・・使い勝手が良すぎるんだよ」
「あ゛ぁ?」
「こっわっ。グリちゃん、ガラ悪いよ~?」
「テメェ、その眉間に鉛玉ブチ込んでやろうか?あぁん?「ブエル」コノヤロウが‼(怒)」
「・・・お前が言うと、冗談に聞こえないよ?グリちゃん」
睨み合う死神兄とバルバトスの2人に割って入った組織お抱えの闇医者、「ブエル」は思ったことをそのまま口にして死神兄…「グリム」の機嫌を余計に損ねるのだった。
「にぃ、話逸れるから黙ってて」
「なっ⁈妹よ、俺のせいだっつーのか?」
「死神の妹の方が、兄よりも賢いですね・・・」
「おーし、お前はコロス。バルバトス、表に出やがれクソが‼」
「にぃ!」
「チッ・・・わーったよ」




