表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

乙女ゲー世界に転生した俺、気付かないまま世界を救う

作者: 上野鄭

コメディよりの異世界ファンタジーで、バトルものを書きたくて短編にしました。


乙女ゲーム要素は少ないですが、気軽に読んで頂ければ幸いです。

 ――景色が一変する。


「なっ、()()()()!?」


 ――学園のパーティ会場から、見知らぬ森の崖上に飛ばされる。


「あ、あんなところに、人が浮いているぞ!」


 ――この世界に転生して早十四年。


「フハハハ、愚かな人間共よ! まんまと罠に()まりおって! 太古よりちっとも学ばぬ種族ぞ!」


 ――俺は、このために生まれてきたのかもしれない。


「なんと卑劣な! その姿! さては貴様、()()だな!」


 ――ただ“魔法”という、わくわくする未知の力を追い求めていただけ。


「フハハハハハ、愚か、愚か、愚かなり! 悪魔と()()の分別もつかぬとは! こんな低能な種族を警戒していたなど、片腹痛いわ!!」


 ――なんの説明もなしに生まれ変わった俺だけど。


「なっ!? 魔族は遥か昔、勇者によって()()()()んじゃ!?」


 ――ひたすらに魔法を極めていてよかった。


「フハハハハハハハ! やはり人間とは、かくも愚かなものよ! 時の首領を討っただけで支配者気取りとはな!!」


 ブレイブスルー魔法学園の学生たちは恐怖に身を強張らせ、唇を()みしめて宙に浮く魔族を(にら)みつける。

 ()()()()()()()()では到底及ばないほど実力が離れているのは明白だった。


「ここで未熟な聖女を殺れるのは僥倖(ぎょうこう)。勇者の末裔(まつえい)共々、始末してくれよう!」

「なっ、()()()()()()()か!? そんなこと、このエマニュエル・フォン・サンジェスターの名に懸けて、絶対にやらせない!!」

「オイオイ、王子様。俺たちを忘れてもらっちゃ困るぜ!」

「そうですよ。私たちも、ルミナラのためなら、たとえ火の中水の中、どこへだって駆けつけます」

「ってぇか、王子。一人だけかっこいいところ見せて、アピールしてんじゃないだろうな?」

「そうです! ぼくたちだって、ルミナラ先輩を愛しているんですから! 抜け駆けなんて許しませんよ!!」

「……同意」


 金髪の王子と呼ばれた少年を皮切りに、赤、青、緑、水色、銀の髪色をした少年たちも一人の少女に熱い視線を送る。


「……みんな、わたしのために争わないで! 今は目の前の魔人ガリアに集中しましょう!」

「おや、聖女はいくらか博識のようだ。我の名を知っているとは思いもしなかった」


 (あざけ)る笑みを浮かべた魔人は、その身から溢れんばかりの魔力を(ほとばし)らせる。

 大気が悲鳴を上げ、地は恐れおののき、空は雷鳴を零す。

 湧き上がる恐怖で顔面蒼白になる彼らと少女。


「……嘘よ! ()()()()なんて、もっと先のはずじゃ――」


 少女の呟きは、誰の耳にも届かない。

 歯の根が合わず、かちかちと耳障りな音だけが響いていた。


「――うん、ここは俺の出番かな?」


 そんな、震えあがる彼らを尻目に、一人の少年が躍り出る。

 黒髪をなびかせ、怯えも見せない彼は、冷静に空の魔人を見上げていた。


「うん? 矮小(わいしょう)なる人間が、この魔力の大海原で、なぜ平然としていられる?」

「自分で言うのはどうかと思うよ? それにこの程度、せいぜい()()()()ぐらいじゃないかな?」


 少年の言葉で顰蹙(ひんしゅく)する魔人。


「……力の差も分からぬ愚物如きが、我を愚弄するかッ!」

「そっくりそのままお返しするよ。あと、人類にも強い人はいるんだよ? ほら、君たちが恐れている『超越者』とかさ」


 途端、苦虫を噛み潰したように顔を(ゆが)め、魔人は忌々しそうに歯を食いしばる。


「――そうだ! ウォルター、貴様たしか『超越者』と連絡がつくんだよな? 今すぐこの場に呼んで助けてもらうんだ!」

「なに!? なら、心配することなんてないじゃないか!」


「超越者」の名前が出た途端、息を吹き返す少年たち。

 その現金な様子に苦笑した黒髪の少年――ウォルターは、小さく首を振って否定した。


「残念だけど、()()()()の事じゃ助けてくれないかな? それに、呼ばなくたってなんとかなると思うよ」

「は? それはどういう――」

「まぁ見てて」


 エマニュエルの言葉を遮ったウォルターは、軽く手を振りながら前に進む。

 そんな彼を呼び止める、一人の少女の声があった。


「あのっ――!」

「ん? どうしたの、アイヴィオラ?」


 アイヴィオラと呼ばれた少女は、金糸を揺らし、不安げな様子を隠さない。


「えっと、その……“あれ”をやるのですか?」


 おずおずと告げた内容に、ウォルターが軽く目を見張る。

 すぐさま苦笑いに変り、小さく首を振った。


「いや、そこまでしなくてもいいかなって。まぁ、()()だけで十分だと思うよ。安心して」


 心配そうな彼女の手に軽く口づけをした後、(きびす)を返して魔人へと歩みを進めていく。


「フハハハハハ! 何をするのかと思えば、そんな()()()()を使うのか! “出来損ない”は頭もなのだな!!」


 出来損ないとは、()()()()()()()()()()使()()()()()の蔑称だった。

 ウォルターが手にした魔道具を見て嘲笑が止まらない魔人だったが、少年はそんな相手を異に返さない。


「じゃあ、そんな出来損ないに手も足も出ない君は、虫けらか何かかな?」

「……」


 (あお)り返された魔人は、一瞬にして能面のような顔になる。

 彼の瞳だけが煌々と燃え(たぎ)っていた。


「――もういい。お前の舌先三寸には飽きた。ここで(しかばね)を晒せ」

「ごめんね、その要望には応えてあげられないんだ」


 笑って肩を(すく)めるウォルター。

 ふと、何か思い出したように振り返った彼は、人差し指を唇に当て片目を(つむ)っていた。


「……忘れてた。これから見る光景は、ここだけの内緒だよ? じゃないと王様に叱られちゃうから」


 暗に王命だと告げる彼は、皆の返事を待たずに向き直る。


「――じゃあ、始めよっか」


 軽口と共に、腰に携えた魔道具を(つか)む。

 こうして戦いの幕が切って落とされた


 ◆◆◆


「死ねッ!」


 魔人が鋭い爪を立て、突撃する。

 ウォルターは腰の魔道具を勢いよく引く。


 ――ガキンッ。


 二人を()が隔てる。

 火花を散らしながらせめぎ合っていたが、続く無数の鎖たちに、魔人は退避を余儀なくされた。


「――ッ!?」


 飛び退いた魔人の元へしなやかな鎖が殺到する。

 慌てて(かわ)す魔人だったが、追撃は止まない。

 大地を(えぐ)り、木々をなぎ倒し、空気を裂く鞭がとめどなく繰り出される。

 堪らず距離を取った魔人は、顔を歪めてウォルターを睨みつけていた。


「あれ? ()()()()、なんじゃなかったの?」

「貴様ッ!!」


 青筋を立てた魔人が、先ほどとは比べ物にならない速度で迫る。


「そうこなくっちゃ」


 再び魔道具を引っ張ると、ウォルターを取り囲んでいた鎖たちが踊り狂い、魔人の侵入を拒む。

 目にも止まらぬ速さであっても、そのことごとくを打ち落とす。


 手刀に蹴り、拳に体当たり。

 四方八方から攻める魔人の攻撃は、鎖の牙城に傷一つ付けられない。


 時には防ぎ、時には弾き、時には()()()、時にはそっと受け止める――。

 柔と剛を巧みに使い分け、その場から一歩も動かずに魔人を圧倒していた。


 ◆◆◆


 目の前の光景が信じられないエマニュエルたち。

 普段は“出来損ない”と罵っていた相手が、自分たちでは手も足も出ない相手に対し、優勢に戦っている。

 彼の腰に付けていた魔道具は、普段からよく見るもの。

 それは――。


「……おい、アイヴィオラ。ウォルターの使っている魔道具は、()()()()()()()()()だよな?」

「お兄様のおっしゃるとおり、魔道ランタンですよ。“ただの”ではなく、特注品ですが」


 冷たく言い放つアイヴィオラは、兄を一瞥しただけで、すぐ己の婚約者の勇姿に目を向けた。


「……なるほど、()()()()()が付与された魔道ランタンなんだな」

「はぁ――。違いますよ。特別な効果のない、()()()()便()()()魔道ランタンです」

「は? しかし――」


 今度は顔も、視線すら向けず言い切ったアイヴィオラ。

 混乱するエマニュエルの言葉を遮って、その効果を口にした。


「――効果は三つ。魔力を注いだ分だけ“頑丈になる”、“伸縮する”、“修復する”、この三つです。私もお借りして試してみましたけど、()()()()()()()を注いだところで、()()()()()()()()()()くらいしか硬く出来ませんでした。長さも倍が精一杯、途切れた鎖を直すなんて、不可能でしたよ」

「……」


 ()()()()()()()()()()()使()()として知られるアイヴィオラでさえその程度なのだ。

 目の前の光景を作り出すなんて到底あり得ないと、エマニュエルたちは悟る。


 彼らの目が戦場を支配している少年に集まる。

 彼はただひたすらに楽しそうな笑みを浮かべ、相手を打ち倒さんと闘志をみなぎらせていた。

 そんな彼を見たエマニュエルたちは、これまでの行いの悔恨やら、罪悪感やら、やるせなさに打ちひしがれる。


 彼らの心境などお構いなしと言わんばかりに、ウォルターと魔人の戦いはさらに熾烈(しれつ)を極めていた。


 ◆◆◆


「人間、なかなかやるではないか。しかし、()()()()では我を倒せんぞ!」

「え? 攻めていいの? ――じゃあお言葉に甘えて」

「は? それはどういう――」


 魔人の言葉は、轟音と共にどこかへ飛び去った。


 真横から縦一線に振るわれた鎖。

 綺麗なくの字に折れ曲がった魔人は、地面を数回跳ね、木々に受け止められる形で勢いを止めた。


 土煙が立ち込める。

 トンッ、と軽い音と共に、ウォルターが近くに降り立つ。


「貴様! 猪口才な真似をッ!!」

「注意を怠った君が悪い。戦いなんだから、常に気を張ってないと」


 激高する魔人に正論をかます。

 歯噛み魔人は、不意に()()()と邪悪な笑いを浮かべた。


「……そうだ、馬鹿正直に貴様と同じ土俵で戦う筋合いはないのだ! ガラクタを振り回すしか能のない貴様には、()()()()()()()よかったのだ!!」


 飛び退いて天へと手を掲げる。

 ぶつぶつと何か口ずさむと、曇天を照らす太陽の如き爆炎が生じる。


「これでも食らえッ!!」


 振り下ろされる腕に、莫大な魔力の乗った炎が堕ちる。

 遠く離れたエマニュエルたちにまで熱気の届くそれは、ウォルターの目の前で停止した。

 赤熱した鎖が絶えず走り、彼への進行を阻んでいた。

 十にも及ぶ停止線が、耳障りな焼けつき音と急冷される金属音で不協和音を奏でる。

 眉をひそめるウォルターに、空から勝ち誇ったような声が降り注ぐ。


「フハハハハハ、そうやって耐えていられるのも今のうち! 貴様は絶望に打ちひしがれるがいい!」

「絶望? この程度、どうってことないさ」

「――()()を見ても、同じことが言えるのか?」


 魔人は再び手をかざしたと思うと、今度は無数の雷鳴を生み出した。

 そのぐらいどうってことないと豪語する彼だったが、次の瞬間、目を吊り上げる。

 魔人の生み出した雷鳴は、遠く戦いを見守る少年少女へ向けられていた。


「貴様は強い。――だが、()()()()はどうかな?」

「やめろッ!!」


 彼の制止虚しく、雷鳴が空を一閃する。

 上がった悲鳴は、二つの爆発音に()まれてかき消されてしまう。


「フハハハハハ! どちらも潰れるとは、滑稽、滑稽! 我を愚弄した、当然の報いだ!」


 高笑いする魔人は己の勝ちを確信した。

 持てる手札の中で最大級の魔法。

 たとえこれで倒せなくとも深手は負わせた。

 あとはじっくりと調理してやるだけだ、と。


 次第に晴れる土煙を見下ろしながら、一人悦に浸る。

 視界が鮮明になるにつれ、その笑い声を大きくしていた。


「――いつまで笑ってんだ、この腐れ外道がッ!」


 突然聞こえてきた声に、魔人は冷や水を浴びせられる。

 大口を開いたまま目を凝らすと、そこには()()()()()があった。


「なっ――!? な、なぜ生きているのだ、貴様は!!」


 ウォルターの姿は、エマニュエルたちの前――アイヴィオラを背に庇うように立ち塞がっていた。

 多少の火傷痕はあるが、五体満足で大きなダメージを負った様子はない。


「なぜ? ――それは、お前が()()()()()()()手を出そうとしたからだ!」


 今までの涼しい顔とは打って変わり、憤怒の形相で吠えるウォルター。

 その気迫に呑まれた魔人が思わずたじろぐ。

 頼もしい少年の背中に、ぽつりと心境を少女が心意を零す。


「……ありがとうございます、ウォルター様」


 腰を抜かして座り込むエマニュエルたちとは違い、一人毅然と(たたず)むアイヴィオラが(ほのか)かに頬を染める。

 紡がれた言葉に振り返る。


「――すぐ倒してくるから、待っててね」

「はい、ご武運を」


 二人は見つめ合い、どちらともなくそっとはにかんだ。


 ウォルターは魔人に向き直り、表情を引き締めて油断なく見据える。

 空気が変わった彼に口惜しそうにする魔人。

 互いの視線が交錯した。


 沈黙は一瞬。

 両者の姿がブレ、激しい衝突音が鳴り響く。

 空気の振動とその余波が、遅れて周囲にまき散らされる。


 魔人の魔法も打撃も、すべてウォルターの鎖に打ち捨てられる。

 宙を舞う鎖はまるで意志を持ったよう。

 空中でもその軌道を変えて魔人に迫る。

 ウォルターも張り巡らされた鎖を足場に、縦横無尽に駆け回る。

 接近すると、鎖を巻き付けた拳を打ち出していた。


「グハッ――」


 吹き飛ぶ魔人の体を反対から再度打ち付ける。

 ボールのように空を飛び跳ねる魔人は、その体を襤褸(ぼろ)切れの如く擦り減らす。

 地面に叩きつけられたそれを、ウォルターは最後とばかりに蹴り上げる。


「――お前の敗因は、()()()()()()ことだ!」


 再び鎖が光を伴って、ウォルターの拳に巻き付いていく。


「や、やめッ――」

「その性根を叩き直して生まれ直してこいッ!」


 振りぬかれた拳は、魔人を果てまで吹き飛ばし、その腹に大穴を穿(うが)った。


 静寂が訪れる。


 忘れたように徐々に音が帰って来る。

 次第に治まる土煙の先には、力なく地に()した魔人の姿を露わにした。


「ふぅ……」

「お疲れさまです、ウォルター様」


 いそいそと近寄ってきたアイヴィオラが労いの言葉を掛ける。


「大丈夫だった? 怪我はない、アイヴィオラ?」

「はい、ウォルター様に守っていただきましたので、私は大丈夫です。それよりも、ウォルター様の顔にやけどが……」

「平気平気。これぐらい、すぐ治るから」


 そっと頬に触れる手を慈しみながら、ウォルターが笑みを浮かべる。


「……あまり無茶はしないでください。お強いことは存じていますが、()()()()()に変りありませんから」

「えっ、そうだったの!? いつもすまし顔で見送ってくれてたから、てっきり――」

「いつもいつも、心配で胸が張り裂けそうです! ……ウォルター様が気にされるので秘密にしていましたが」


 頬を真っ赤に染め、視線を逸らしたアイヴィオラの声は、次第に小さくなる。

 耳まで赤くし目を伏せた彼女を、ウォルターは柔らかな笑みで見つめる。

 そんな二人だけの空間に、無神経な横やりが入る。


「――おのれ、このままで終われるものかッ!!!」


 地を這う魔人が最後の力を振り絞り、己が身を犠牲に黒炎をまとった隕石(いんせき)を放った。

 進路上の障害物を一切合切燃やし尽くし、彼らに迫りくる。


「はぁ……。流石に()()はランタンじゃ防げないかな」


 水を差されたウォルターは、ため息を吐いて迫る炎を見つめていた。


「どうするのです?」

()()()()


 ――パチンッ。


 小気味いい指の音が鳴り響くと、まるでそこだけ切り取られたように隕石が消え去った。


「なっ――!?」


 魔人の疑問の叫びは、再び聞こえた指の音で、その存在諸共消え失せる。


「……()()()()()()のですか?」


 戸惑いがちに尋ねるアイヴィオラ。

 その力の正体を知る彼女は、ちらりと横目を向ける。

 一瞥した先には、唖然(あぜん)として固まっているエマニュエルたちがいた。


「まぁこれも、口止め案件かな。面倒事は全部王様に丸投げで!」

「……はぁ、私の父でもあるのですが。……今度、愚痴を零されたら労わってあげないとですね」

「ははははは」


 彼らは腕を組みながら、救助が来るのを待つ。

 幸い、激しい戦闘のおかげで場所の特定は容易だったので、しばらくして近衛騎士や王宮魔導士が続々と駆けつけた。


 保護された彼らは、怪我の確認や事情聴取でしばし拘束されるのだった。


 ◆◆◆


 ――なお、ウォルターが倒した魔人ガリア・レプトは、乙女ゲーム「愛と勇気は世界を救う!? ~聖女の生まれ変わりは、勇者の末裔たちと学園生活で愛をはぐくむ~」第一部のラスボスであった。


 彼がそのことを知るのは、この事件の半年後、三年生に上がってからだった――。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ