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第3話「必勝法はあるのか…?」

「それでは殺し合いゲーム、5時間です!スタートっ!」コールとともに、電光掲示板にはノコリジカン4:59:59 カミ50ニン シニガミ50ニン と表示された。尚、時間切れの場合や、ギブアップを宣言すると、2億円の借金と、2回戦への参加資格が得られる。つまり、身売りは無い。けど、2億もの借金を背負って2回戦進出となると、勝ち残りは難しい。「あ!」電光掲示板のシニガミの人数が48になった!俺の状態はシニガミ。これはまずい…。(1時間経過)あれから色々と考えていたら、いつのまにかカミ43ニン、シニガミ45ニンとなっていた。これはいい。…そういえば、カミもシニガミも、カミが少なく、シニガミが多い状態を好む。つまり、その状態の今、人数の減りは勢いを増していた。今はカミ39ニン、シニガミ41ニン。「必勝法はないのか…?」…まてよ…グループを作るというのはいいかも知れない。カミ1人、シニガミ3人のグループを作り、3人生き残り、1人身売りという状況を作り出す。そして、残りの3人は、身売りでの分配金で、1人を救済。おお、これはいい策だ!ってまてよ?どうすれば、カミは名乗り出るんだ?あと、カミのくせにシニガミと嘘をつかれると、カミ0シニガミ4。しかし実際はカミ3シニガミ1…あああ、結局は運なのか?…あっ!!!き、気づいた!必勝法…いや、多分勝法…(そして3時間30分後)残り時間は30分。カミ3人、シニガミ5人。ギブアップ2人。生き残り27人、そしてなんと死亡者63人。自分はシニガミだと嘘をつくカミ同士の戦いなどで、この現状だ。「あ!」カミ1人、シニガミ5人となった。ここが正念場…!誰かがカミと戦いをしてくれれば、俺の勝ちは決まる。しかし…1:5というこのバランスは、どうも戦いをもちかけづらい雰囲気だった。しかし、それを逆手にとったのが中川。「なぁなぁ、俺、死神だから誰か戦おうぜ!」「は?おまえ神なんだろう?」「いや?」「そんな怪しい奴とは………………!?」その男の目の前には、契約書が。(私中川は、誰かを死亡させてしまった場合に、その人を救済します。1億のボーナスつきで。あ、そうそう、逆に死亡させられた場合は~)「………!」男はものの数秒で、意味を理解してしまったようだ。中川と、その男はすぐに戦いを開始。見事に勝ち残ることができた。それより、残りの4人はというと…全員ギブアップとなった。

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