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1-2.砂竜襲来

 照り付ける太陽。見渡す限りの土と岩の砂漠地帯を進む一本の船列があった。


 砂上を走行するために特殊な形状の履帯を装備した輸送船を

 幾つも連結したそれは、サンドキャタピラーと呼ばれる

 中規模の輸送船団だった。


 この世界で人間が生活できる場所は限られている。

 オアシスと呼ばれる生活拠点間では物資や旅客輸送を行うキャラバンが

 定期的に通っており、過酷な環境における住民の生命線になっている。


 そんな船列の貨客船の一室で、

 5人の少女がひしめき合うように身を寄せていた。

 金髪4人に黒髪1人。いずれも長い耳を持つエルフの特徴を備えている。


「あっつ!やっぱり2人部屋に5人は無茶だって言ったじゃん!

 今度から無理せずに6人部屋取ろうよ!」


「30000もする部屋なんか取れるわけないでしょ!

 今回の稼ぎの半分が飛んじゃうっての!

 たったの4日我慢しなさい!」


「私は、自由席でも良かったんだがなあ」


「絶対ダメ!毎回同業者に絡まれてトラブルになるんだから!

 今回みたいに纏まったお金を持ってるときは特に!」


「親切な顔して大抵スリか詐欺だもんね。

 寝ずの番するよりこっちの方がマシってのは同意」


「普段からもう少し実入りの多い仕事を受けらればいいんだけどね。

 それには先立つものが必要と。あーあ、早くお金貯めて

 自分達用の砂上船買いたいねー」


「そのためにも今は我慢よ。

 あと数時間もすればオアシスに到着するはずだからそれまでの辛抱!」


「アリス。気晴らしに何か弾いて」


「やだ。こんな狭い所じゃ楽器が壊れちゃう」


「溶ける~。あづい~。」


 外は砂上船が巻き上げた砂塵が吹き荒れているため窓を開けることもできない。

 少しでも暑さを忘れるべく、一人が話題を提供する。


「そういえば、今回の車列はいつもよりも多い気がするな。」


「貨物船を追加で連結してたみたいだよ。それで出発が遅れたんだって」


「貨物船を追加って、うちのカーゴを積み込んだ定期便の貨物室は

 ガラガラだったわよ」


「わざわざ専用の貨物船を用意したということ?訳ありの荷物かしら?」


「怪しいことには近づかない方が身のためね。

 今まで良いことあったためしがないもの」


「しかりしかり。触らぬ神に何とやらだな。ん?フェンネ?どうかしたか」


 フェンネと呼ばれた小柄な少女が砂煙の舞う窓の向こうを凝視している。


「リン姉、窓の外に何か見えない?」


「んん?・・・・あれは・・・」


「何?何が見えたの?」


「ちょっと待って!あれってアース・ドラゴンじゃない!?」


「私もそう思う。種類までは判らないが、正面を向いているということは

 こちらを追いかけていると見ていいだろう」


 外界で最も出会いたくない存在。生物も岩も金属も食らう悪食の災害。

 人類の領域拡大を妨げる大きな要因の一つがキャラバンを追跡していた。


「追い付かれそうなスピードなの?」


「微妙な所だな。それにたとえ振り切ったとしても

 今度は行き先のオアシスが危ない」


「私、運転室に知らせてくる!」


「アスター。場合によっては船を飛び降りることになるぞ。」


「わかってる。皆準備をしておいて。それじゃ行ってくる」


「ディー。貨物室のカーゴは遠隔操作できそうか?」


「ビーコンは届いてる。ハッチさえ開けば回収できるわ」


「よし、出来ることは済ませておこう。

 最低限、私達5人の安全を確保できるようにな」


 船内に警報が鳴り響く。

 各砂上船が出力を上げ、燃費を度外視して最高速を発揮する。

 アースドラゴン接近の報を受けた先頭船では、

 緊急事態に総員が対応を始めていた。


「船団長。追尾してくるアースドラゴンは30m級のサンドフィッシュ種と推定。

 相対速度3ノットで船団から離れつつあります」


「こちらの全速力はいつまでも出せるわけではない。

 視界から完全に消えるまでは油断するな。

 次いでレマン・オアシスに緊急連絡。救援及び迎撃を要請しろ。

 現地に着けなくても、レマンの迎撃圏内に駆け込めれば我々の逃げ勝ちだ。」


 一通りの指示を飛ばすと、船団長は想定外の遭遇に苦い表情を浮かべる。


「(おかしい。この航路付近に確認されていたアースドラゴンは

 全て討伐されたはずだ。新たに住み着いた若い個体か?

 それにしては大きいが・・・)」


 追い付かれれば、こんな船団などひとたまりもないだろう。

 強固な外殻を備えるアースドラゴンに生半可な攻撃は通じない。

 討伐する手段は非常に限られている。

 そして、今向かっているレマン・オアシスにはそれがある。


「船団長!レマンから返信です!

「現在当方ニ要撃可能部隊ナシ 独力ニテノ到達ヲ期待スル」以上!」


「何だと!?」


 一瞬で船橋内の空気が凍り付く。


「船団長、レマン・オアシスに到達するのに

 現在の速度で1時間は掛かります。」


「それまで各船の機関が持つとは思えん。が、やるしかないな。

 緊急事態条項に基き積み荷の投棄を行う。

 各船に船速の維持を最優先するように通達せよ!」


 人類の天敵たるドラゴンを引き連れる形で、

 船団はレマン・オアシスに近づきつつあった。



 同時刻、アースドラゴンが迫るレマン・オアシスの整備場では、

 2機目のヴァンガードの起動が難航していた。


 主任の見立て通り、1号機とは桁違いのマナ量が必要な様で、

 既に2組4人のマナが底を突いていた。

 現在は3組目に交代しているがまだリアクターは始動する様子がない。


「すみません。もう供給できそうにありません」

「私もです。ごめんなさい」


「いいんですよ。頂いたマナは計量していますので

 明日にでもギルドへ報酬を振り込んでおきます。

 今日はこれで返って頂いて構いません。お疲れさまでした」


 3組目も揃ってギブアップし、お先にと帰っていった。


「さて、残るは君1人ですね。期待してますよ」


「お手柔らかにお願いします。

 それと、俺のマナ量と出力の計測をお願いしたいのですが」


「ギルドの簡易計測器ではカンストしてしまったそうですね。

 報酬と一緒に計測結果をお付けしましょう。

 ひょっとしたら高ランクのヴァンガード搭乗適性があるかもしれませんよ。

 さあさあ乗り込んでください」


 促されるままに2つあるシートの奥の方に座る。


「準備ができたら左右の操縦桿を握ってください。

 勝手にマナが供給され始めます。」


 ゆっくり操縦桿に手を触れると、

 体の奥から何か温かいものが沸き上がる感覚がある。

 その温かい感覚は両手を通って操縦桿へ流れ込み始めた。


「いいですね。マナが供給され始めました。

 出力は中々高いですよ。さらに供給量を増やせそうですか?」


 離れた位置にあるモニターを見みている主任が注文を出す。


「(そんなこと言われてもな。まあ適当に試してみるか)」


 操縦桿を握る力を強め、何となく体内から絞り出すイメージで

 息を止めて腹の底に力を入れてみる。

 すると、温かい感覚の流れが徐々に早くなっていった。


「そうそうその調子ですよ。・・・ってあれ?

 まだ出力上がるんですか?これはちょっと・・・」


 マナの流れはどんどん早くなる。

 また、操縦桿の先で何か風船が膨らんでいる様な感覚も出てきた。


「主任!マナリアクターが起動圧力に達しました!

 圧力更に上がり続けてます!危険域です!」


「メインコンデンサーの回路を開いて余剰分をそっちに流して!

 ちょ、アルベインさん!ストーップ!操縦桿から手を放してください!」


 言われて慌てて手を離す。駆け寄ってきた主任に謝罪の言葉を述べる。


「す、すみません。加減が判らなかったもので・・・」


「謝らないでください。

 あなたのマナ適性を甘く見積もっていた私の責任です。

 アルベインさん!あなたはヴァンガードの操縦者になるべきです!

 もちろん訓練は必要ですが!

 後程私の方から安全保障部に推薦状をー」


 その時


「失礼する!装備課の主任はおられるか!」


 興奮する主任の言葉を上回る大声で制服を着た女が格納庫に入ってきた。


「ジニアさん。どうされました?」


「先ほど救援依頼が入った。

 アースドラゴンに追われた輸送船団がこちらに向かっている。」


「アースドラゴン!久々の大物ですね!あっ!でも今って・・・」


「そうだ。安全保障部の主力は別の討伐以来で出払っている。

 現在動かせるヴァンガードは2機しかいない。

 ついてはここで試験中の機体をお借りしたい。

 動かせる機体はあるか?」


「い、1号機は起動に成功し現在調整中です。

 2号機はこれからリアクターを始動させられるかというところです。」


「よし、1号機を私に貸してくれ!」


 言うなり、ジニアと呼ばれた女は1号機に乗り込もうとする。


「無茶です!調整中と申し上げたはずです!

 それに初乗りで乗りこなせるはずないでしょう!」


「調整に関してはオランガタンの設定データを持ってきている。

 最大性能を出す必要はない。とにかく数が必要な状況なんだ。

 すまんが話している時間が無い。ハッチ閉めるぞ!」


 主任を突き飛ばすように押しのけると、

 ジニアはコックピットハッチを閉鎖してしまった。


 主を得た赤い巨人が片膝をついた姿勢から力強く立ち上がる。


「ジニア!行っちゃ駄目!ジニア!」


『ヴィーゼル1号機、緊急発進する!

 本機が壁外に移動次第、門の装甲シャッターを閉鎖せよ!』


 ズン、ズンと重厚な足音を響かせながら格納庫から出た機体は、

 そのまま門へ向かって歩いていく。

 門の外には仲間のヴァンガード「オランガタン」が2機、

 高速輸送艇に乗って迎えに来ていた。


「各種設定値変更開始。砂地での機動設定を最優先と。」


「ジニア、新しい機体の調子はどうだ?」


「中々悪くなさそうだ。

 本来の性能で使えないのは残念だが贅沢は言えまい」


「だな。使える機体があっただけでも上等ってもんだ。

 ほれ、お前の分の槍だ」


 高速艇に付くと、僚機が機体身長の倍はあろうかという騎兵槍を渡してくる。


「ありがとう。船団とアースドラゴンは何処まで来ている?」


「もう目視できる位置まで来ている。調整まだなら急げよ」


 見れば遠方に黒煙と砂煙が見える。

 状況はあまり良くない様だ。高速艇に乗り込むと機体を固定する。


「いいぞ。出してくれ」

「了解。発進します」


 ヴァンガード3機を乗せた高速艇が黒煙に向かって加速を始めた。



 一方当の船団はと言えば、オアシスを目の前にしてまさに虫の息の状態だった。



「8番船に続いて6番船も不関旗掲げました!船団速度15ノットに低下!」

「5番貨物船、依然積み荷の投棄に応じません!」

「目標更に接近!距離800m!相対速度12ノット!」

「武装船に連絡!砂上爆雷及びサウンドピック用意!」


 残された力を振りしぼり、最後の抵抗を試みる。


「時限信管24,25,26,27秒。距離400m以下で軸線に乗り次第投下開始します。」


 既に砂上を泳ぐドラゴンの顔が判別できる程に距離を詰められている。


「爆雷、降ろし方始め!」

「降ろし方始め!」


 ゴロンゴロンとばら撒かれた球体の爆雷は

 砂上に着陸すると転がることなくボスッとめり込んで息を潜める。

 そしてアースドラゴンが通り過ぎる直前、

 連鎖する爆発が砂の瀑布となって敵を覆い隠した。

 時間が経っても砂煙の中から出てくる者は居ない。

 しかし、砂上船の何人かは最後の抵抗が失敗したことを感じ取っていた。


「駄目ね。討ち漏らした。」


 呟くのは先ほどの5人少女の乗客の1人。


「皆!打ち合わせていた通り飛び降りるわよ!」


 1人が他の4人に号令を掛けると、助走をつけて甲板からジャンプする。

 焦げ臭い砂の風に煽られながら、

 他の少女達もそれに続いて砂漠へと飛び降りた。

 相当な高さだったが、全員危なげなく着地する。


「全員揃ってるわね。それじゃあ行くわよ!」


 金髪で一番背の高いエルフの少女が移動を促す。


「オアシスまでは5,6kmというところか。まあ、走れない距離では無いな」


 唯一の黒髪の少女が応じる。


「アリス、フェンネ。用意はできてる?」


 2番目に背の高い金髪の少女が妹達を気遣う。


「この暑さから逃れるためならなんだってするわよ~」

「大丈夫!頑張る!」


 意気込み宜しく、答える妹達


「ああ、フェンネは無理しなくていいからな。疲れたら私がおぶってやろう」


「また甘やかして。リン姉は一番後ろで皆が転ばないか見てて。

 私が先頭を走るわ」


 黒髪の少女の軽口を諫めながら、一番背の高い金髪エルフを走り始める。


 他の少女達もそれに続くが、速度が異常に速い。

 足を取られることもなく、尋常ではない脚力で砂を蹴る。

 よく見れば全員の足元が淡く光っている。

 砂地を走るための魔法を使っている様だ。


 ただそれでも砂上船の方が速い。

 機関停止した船を引きずりながらオアシスへと懸命に駆けている。

 しかし、残酷なことに砂上船団の命運は既に尽きていた。


「船団長!ソナーに反応あり!至近です!」


「ここまでだな。各船の連結を解除し散開せよ!

 以後は各船の判断で行動されたし!」


 各船を繋ぎとめていた接続装置が音を立てて次々と外れていく。

 自由となった船は船団から離脱を始めるが、次の瞬間。


 地中から飛び出してきた巨大な顎に5番船が咥えられ、

 そのまま上空へと連れ去られた。

 連結解除が間に合わなかった6番船を道連れにして高く高く。

 獲物を捕まえた勢いで、アースドラゴンの全身がほんの一瞬青空へ映される。

 強靭な甲殻に覆われた巨大なトカゲ。

 手足を折りたたみ、砂の中を泳ぐ姿勢のまま空中で向きを変え、

 獲物を下にして叩きつけるように砂の海へと砂上船を引きずり込む。

 大質量が激突する衝撃は地震となって周囲に伝播し、

 近くに居た砂上船がバランスを崩して横転してしまう。


「きゃあああっ!!」


 走っていたエルフの少女達も例外なく巻き込まれ、足を取られて砂上を転がる。


「皆、大丈夫!?ケガはない!?」


「な、何とか・・・」

「大丈夫じゃない!口の中がジャリジャリ!」

「目が回る~」

「いやあ、勢いよく突っ込むと砂でも固い固い」


「走れるならよし!早いところオアシスへ駆け込んでー」


 そう言って、エルフの少女は固まる。


「どしたのアスター姉?・・・っ!?」


 前方を見た者は理解する。そして恐怖する。


 目の前に広がる惨状。擱座した砂上船と脱出する人々。


 そして更にその先に、オアシスへの道を阻むような位置で、

 アースドラゴンがこちらを見つめていた。

 向かう先が背後のオアシスしかないことを判って待ち構えているのだろう。

 通り抜けようとした者からアースドラゴンの

 胃袋に収まることになるのは明白だった。

 どの道進退窮まった現状では遅かれ早かれ全員が犠牲になってしまうだろう。


 誰もが悲惨な最期を予感したその時


 勝利を確信し、ゆっくりと最初の獲物を狙おうとしたアースドラゴンの足元に

 背後から一隻の小型砂上船が潜り込んできた。

 間髪入れず、騎乗していた巨人がドラゴンの脇腹に巨大な馬上槍を突き立てる。


「イグニッション!」


 突き刺さった槍先が大爆発を起こす。


 ギュオオオオオと悲鳴を上げて横に転がるアースドラゴン。


 突如現れた砂上船はドラゴンと船団の間で停止すると、

 船上から3体の巨人な騎士が降りてきた。


 アースドラゴンに対抗できる数少ない存在。

 旧世界の戦場を戦った機動兵器の生き残り。

 今では人類の前衛を意味するヴァンガードと呼ばれる機兵が

 ドラゴンから船団を守るように立ちはだかる。


 2体は灰色の重装甲と盾で身を固めたがっしりとしたシルエットの機体。

 もう1体は要所を赤い装甲で覆った身軽そうな細身の機体。


 3機とも自身の身長の倍はあろうかという長槍を携えており、

 内1本の槍は先端が消失し煙を上げていた。


 灰色の1機が振り返ると、船団の生存者に拡声器で呼びかける。


『こちらはレマン・オアシス守備隊です。これより皆さんの避難を援護します。

 我々がアースドラゴンを牽制している間にオアシスまで走ってください。

 自力でたどり着けない方は高速艇が回収致します』


 それを聞いた遭難者達は、歓声を上げると急いで移動を始める。



 逆に、食事を邪魔されたアースドラゴンは

 激しい怒りを槍使いの巨人に向けていた。

 槍が炸裂した脇腹からは大量の出血をしているが、未だに生命力は健在の様だ。

 しばらくは生存者から注意を反らせるだろう。


 3対1。しかし身長10mそこそこのヴァンガードに対し、

 アースドラゴンの全長は40mはありそうな巨体だった。


 小賢しい真似をした小兵を威嚇する様に、

 アースドラゴンが大気を震わせる咆哮を上げる。


「絶対に許さない。か?だがそれはこちらも同じことだ。

 我々の庭先での狼藉断じて許し難い。その命もらい受けよう」


 竜の咆哮に抗する様に、騎士達も戦闘の構えを見せる。


「爆槍の弾頭交換完了!」


「ヴァンガード全機対竜戦開始。我らの脅威を排除せよ!」

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