表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

7/17

約束ってどうにかして守りたくなるよね

テストまであと少ししかないのにカフェに行ってしまった(しかも奢らされた)ので今日から試験勉強を始める。勉強会は明日からするという約束なので今日までは家でしっかりとしておこう。

「ん?電話か?」

11時過ぎなのに電話をかけてくるとは思ってなかった。

「……おい」

ついつい携帯に向かって突っ込んでしまった。

画面には【イズミ】と書いてあるからな……

……とりあえずでるか……

「おまえ勉強しろ……」

「へるぷみー」

「はあ、何があった?」

そして度肝を抜かれた。

「教科書家に忘れたでござんす」

「切るぞー」

「ちょい待ちィー!可愛い乙女が助けを……」

切ってやった。


和泉は勉強せずに寝たそうだ……

だからか知らないけどいつもより授業は真面目に受けていたらしい……らしいというのは爆睡していた磯崎から聞いた話だからだ。

「とりあえず勉強をどこでするかだな……」

そう、ここらへんはドがつくほどの田舎なので勉強するようなところも少ないのである。

「んー確かにどうしようかねー」

昼休みに磯崎含めた三人で話していた。

「正直なところ図書館しかないよな……?」

……さっきも言ったとおりど田舎なのでショッピングモールすらないからな……

「じゃあうちくる?」

と、和泉が言った。え、まじ?

「じゃあこーちゃんちに集合ね」

……僕の意見も聞いてほしい……と思ったが言うことすら許されず和泉の家で勉強することになった。



「なぁ、今日暇か?」

勇人が掃除の時間に聞いてきた。掃除時間に喋っちゃだめだという決まりを守るつもりはないらしい。

「悪い、ちょっと用事がある」

「あーおけ。わかった」

「また今度誘ってくれ」

勇人は「はいはい」と言いながら別の友達と喋りに行った。……その瞬間に先生が来て連れ去られていたが。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ