表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

5/17

カフェ1

買い物に行った日から2週間くらいたった。

「さて、和泉。この点数は何だ?」

……中間テストがあったのだが……うん、なんとも言えないくらいにひどい点数だった………

「うぅ……ち、違うんだよぉ……」

「試しに聞くけど何が違うのかな?」

「スイマセンでした……」

こいつ、あれから週一くらいで遊びに誘っておいてこの点数って……

「まぁ、終わったことは仕方ない……」

「やった!!」

「次の期末では一週間前から勉強漬けな」

「やーーーだーーー!」

僕は和泉の弁解をガン無視しておいた。


「遊び行こ!」

「頭はたいていいか?」

ただでさえ昼休みに彼女と会っているのに何を言い出しているんだ……

「こーちゃんがカフェ行きたいってー」

こいつは和泉の友達の磯崎要だ。テスト前に遊びに行ったときに仲良くなった。

ちなみにこーちゃんというのは和泉のあだ名だ。

「まぁ、テストも終わったし……別にいいぞ」

「やったね!」

「でもさっきの勉強会の約束は覚えとけよ……」

「なんのことだがさっぱり……」

結局頭をはたいた。


「そーいえば井本ってみんなになんて呼ばれてるの?」

約束通りカフェでコーヒーを飲んでたら和泉が突拍子もない事を言い出した。

「あー、イモって呼ばれてる」

「ちなみにメークイン?」

「何でじゃがいもなんだ……」

僕はコーヒー飲みながらカフェでじゃがいもの話をするやつを初めてみた。

「こーちゃん静かにー」

磯崎はコーヒーを飲みながら和泉に注意している。

……こいつは金欠なので和泉におごってもらっているが……

テスト期間で遅れました

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ