これが噂か……
少しやつれた和泉が戻ってきた。……宿題を出してないお前が悪いからな……
「どうして呼び出されたんだろう……」
「提出物じゃね?」
「提出物でしょ」
「即答するあたり流石ですな」
なーにをおちゃらけてんだか、そんなことよりもだな……
「……お前……勉強以外何でもできるのか?」
「………テヘペロ」
「まじか……」
「ちなみにゲームもだいたいはトップまで行ってるよ☆」
まじかよ、僕は頑張っても上の方まで行けたことないんだが……
……てかこんな完璧女子(勉強以外)なかなかいなくね?もしかして僕はみんなに嫉妬されてるのか?
明日は嫌な予感しかしないな……
「なあ磯崎よ……」
「なんだい初心なお兄さウゴフっ」肘打ちを食らった磯崎。
「もしかして僕は相当男子から妬まれるんじゃ……」
「ふぁいと」
おい、少しは考えてくれよ……
……予想通りだな……
「えー……井本くん、何を言いたいかわかるよね?」
「………かえりたい……」
「まだ一時間目も始まってねーよ」
流石勇人かゆいところに手が届くようなツッコミをしてくるな……
「あー……もう何でも聞いてくれ……」
「「「いつから名前呼びなんだよ!!」」」
一気に来たな、怨嗟がすごいな……
「それに関してはつい最近だよ……」
「じゃ、じゃあどこで関係持ったんだよ……」
「体育祭のれんしゅうのときに見学していたら偶然隣だったんだよ」
ドサッとみんなが膝をついた……絶望の仕方がすごいな……てか、仲いいな……
「よーし、授業始めるぞー……ん?どうしたみんな、そんな座り込んで」
「「「いや………なんでもないです……」」」
先生ゴメンなさい




