第6話 やったね!! やっと紅魔館だよ!!!(前編) (大変長らくお待たせ致しました。 by作者)
どうもこんにちは!ASADEです!
GWの2日目が終わろうとしています。
時間が経つのは早いですね。
関係ないですけどねw
よかったら読んで言ってください(^∇^)
今僕は藍さんと一緒にさっき使っていた食器を洗っています。
藍さんに申し出された時は申し訳なさもあったんだけれど、威圧感出されてそのままの流れで一緒にお皿洗いをすることになりました。
まぁ僕はいいというかむしろ有難いんですけど、如何せん申し訳なさが否めない。
……まぁ人の善意を受け取るのも礼儀だと思うし、大丈夫、だよね?
そんなことを考えながらも、楽しく雑談をしながら洗い物を続けていきました。
(作者・これだけですが何か?)
あ、因みに藍さんも含めて洗い物が終わった後八雲家の方々はお帰りになられました。
今僕達は境内にいます。
なんでも、『これからは幻想郷幻想郷に住むんだから土地勘を掴んでおいた方がいいでしょ。』っていうことで、これから色々なところに行くらしいです。
このことを幻想郷巡りって言うらしいですね。(霊夢さん情報)
「さて、まぁ取り敢えずちゃっちゃといっち行ましょうか。……って、言えたらよかったんだけどねぇ。」
「? 普通に行けば良いんじゃないのか?」
あ、因みにメンバーは僕と霊夢さん、そして魔理沙さんの3人です。
「アンタ……考えてみなさいよ。ここに来て日が浅い藍奈が飛べるわけないでしょ?外の世界では空飛ばないみたいだし。」
「……確かにそうだな。盲点だった。」
「え?いや、普通に飛べますけど?」
「まぁ飛べるようになったの今日なんですけどね。」と言う言葉を添えながら、そう言った。
「そう。飛べるなら話は早いわねってはぁ!?」
「い、いつの間に飛べるようになったのぜ!?」
「今日の朝ですね」
「「違うそうじゃない」」
「ふぇ?」
というか今思ったけど飛べないって考えて当然ですよね。
昨日まで飛べないって言ってた人が今日になっていきなり飛べるって言ってるんだもん。
そりゃあそんな反応になりますよね。
「因みに経緯的には今日の朝に、時間もあったし僕も飛びたかったので練習?修行?したらできるようになりました。凄い(色んな意味で)苦労しましたけど。」
正直にそう言うと、霊夢さんと魔理沙さんに少し呆れられたような目で見られました。
悲しいです。
「……まぁ、そう言うことなら早く行っちゃいましょうか。」
「そうだな。これ以上藍奈に振り回されない為にも、な。」
「え?僕振り回してませんよ?」
「「……そういうところよ(だぜ)」」
2人同時言うのは酷いと思うんです。
まぁ良いんですけどね。
あ、そういえば……
「霊夢さん。幻想郷巡り?するのはわかりましたけど、詳しくはどこに行くんですか?」
「んあ?あぁ、まぁ取り敢えず最初は……やっぱり紅魔館辺りかしらね」
「そこってどんなところなんですか?」
「それは魔理沙の方が知ってるわよ。」
それを聞いて僕は魔理沙さんに視線を移す。
すると、魔理沙さんは大きな笑みを作って。
「めちゃくちゃ広い図書館がある場所だぜ!!」
と、そう言った。
「そうじゃないでしょ魔理沙」
れいむさんが まりささんの あたまに しゅとうをいれた!
まりささんは じめんで もんだえている。
こうかは ばつぐんだ!
「ちょっと、大丈夫ですか?魔理沙さん」
僕は魔理沙さんに近づき、いつも通り頭に手を乗せて出来る限り優しく撫でる。+怪我の有無の確認をする。
「あ、あぁ。大丈夫だぜ。痛いところもないしな。そ、それよりも……なんで頭を撫でてるのぜ?」
「そうですか。それなら良かった……です……あ……す、すみません! ……え、えっと、い、今みたいに怪我をしたり痛がってたりしたら、こうやって頭を撫でるのが癖で……す、少し荒いですけど怪我の有無も確認できますし……。す、すみません……」
「そ、そうなのか……し、心配してくれて、あ、あり、ありがとう、だぜ。」
「……やったの私だけどなんか苦いものが欲しくなったわ。」
そんなことでは個人的に済ませられないことがありながら、僕達は、博麗神社を出発した。
「……藍奈、本当に飛べたのね……」
「疑ってたんですか?」
あれから5分くらい飛んだ時に、霊夢さんがそう言ってきた。
「そりゃあそうだぜ。だってお前は最近まで外の世界で暮らしてたんだろ?」
「はい。暮らしてましたね。」
「んで外の世界には飛べる人間はいないんだろ?」
「はい。飛行機とか乗らない限り居ませんでしたね。」
「なら疑って当然だぜ。」
「確かに、言われてみればそうですね。」
当然の反応でしたね。
……逆に順応?してる僕の方がおかしいのでは……?
……
やっぱりなんでもありません。
「それにしても、よくついてこれてるわね。結構なスピード出してると思うんだけど。」
「ツイテイクノデセイイッパイデスヨ」
「綺麗すぎる棒読み。私でなきゃ見逃しちまうぜ」
「いや、見逃さないから。……っと、そんなこと言ってる間に霧の湖が見えてきたわね。」
霊夢さんがそう言ったので、僕は霊夢さんの視線を追った。
すると、そこに広がったのは先が見えなくなるほどに深い霧と、陽光を映していない、大きな湖?だった。
……と、いうか。
「霧の湖ってなんですか?」
まずこれですよね。
「あぁ、そういえば説明してなかったわね。霧の湖は紅魔館の前にある妖怪ホイホイ見たいな場所よ」
「妖怪ホイホイって、お前なぁ……まぁ確かに他の場所よりはいるけどよ。」
あ、いるんですね。
まぁいなかったらこんな表現しませんよね。
「取り敢えず、変なのに捕まる前に行きましょうか。」
あ、フラグが立った気がする。
「待て!人間!」
……フラグ回収がお早いですね。
そんなことを考えていると、霧の奥から1人の少女が現れた。
「アタイの城に何かよう?」
その少女はルーミアさんと同じくらいの身長で、髪は薄めの水色のウェーブがかかったセミショートヘアーに青い瞳。
服装は白いシャツの上から青いワンピースを着用しており、首元には赤いリボンが巻かれている。
背中には氷の羽のようなものがあり、髪に青か緑の大きなリボンを付けている、氷の妖精さんっぽい人?だった。
「え、えっと、この方は?」
「こいつはチルノって言う氷の妖精で、端的に言うと馬鹿よ。」
「ば、馬鹿は酷くないですか?」
きっぱりと言い切っちゃいましよ……霊夢さん……。
「あたいは馬鹿じゃない!アタイはチルノ。アタイが幻想郷最強の、氷の妖精だ!」
「お〜!最強って凄いですね!」
「ふふん。そうだろう!」
「藍奈、こいつの言うことは信じない方がいいわよ。妖精の中では強い方だってのは認めるけど、最強ではないわ。最強って言うなら自称がつかないとダメね。」
「なんだと!?そんなこと言うなら、アタイと勝b」
「チルノちゃ〜ん!!」
「あ、大ちゃん!おーい、こっちこっち!」
なんか霊夢さんとチルノさんが勝負?になりかけた時に遠くから声が聞こえたかと思うと、チルノさんが大声で返事?をした。
数秒も経つと、目の前に先程叫んだであろう少女の姿が鮮明に見え始める。
その少女もルーミアさんとチルノさんと同じくらいの身長で、髪は緑色。左側頭部をサイドテールにまとめ、黄色いリボンをつけている。
服装は白のシャツに青い服を着ており、首には黄色いリボンを付けていた。
そしてその背中からは虫とも鳥ともつかない縁のついた一対の羽が生えている。
……なんとなく苦労人な気がする、この子。
「お疲れ様です。」
気づけば僕は、その大ちゃんと呼ばれた妖精さんに向かってその言葉をかけていた。
「あ、あはは……。すみません。チルノちゃんがご迷惑をお掛けしました。」
そう言って、大ちゃんさんは頭を下げた。
「い、いいえ。そんな、頭を上げてください。そんな頭を下げられるようなことは何もされていませんから。」
ちょっと焦ってしまった。
……礼儀正しい子なんだなぁ。
「そう……ですか。それなら安心です。あ、そうだ。自己紹介していませんでしたね。私の名前は大妖精と言います。よろしくお願いします。」
「確かにそうでしたね。僕の名前は魅黒藍奈って言います。よろしくお願いしますね。あ、あと一応言っておきますけど、僕は歴とした男の子ですからね?勘違いしないでくださいね。」
まぁわかってると思うけど、一応ね。(デジャヴ)
「……え?じょ、冗談、ですよね?」
「いいえ?本当ですよ。」
「……え、えぇぇぇえええ!?!?」
「いやそんな驚きます?」
「え、いや、え?だって、見た目的には完全に……あ!す、すみません、お、驚き過ぎて……」
「ふふ、大丈夫ですよ。……もう、慣れましたから……。」
(あ、これダメなヤツだ……。)
少し悲しくなって遠い目をしてしまった気がしないでもないが、僕は出せる限りの元気を出して、こう言った。
そんなことを話していると、霊夢さんが「そろそろ行くわよ」と言っていたので、僕は大妖精さんに小さくお辞儀をしてその場を離れた。
余談ですが、チルノさんは僕が大妖精さんと話している間に霊夢さんに戦いを挑んで負けてしまったらしいです。
……
強く生きてください。チルノさん。/( ̄^ ̄)
それから霊夢さんの勘に従って進んでいくと、いきなり霧が晴れたかと思えば、物凄く紅く、そして広いという表現では収まらなさそうな館が視界一杯に広がった。
……霊夢さんの勘って凄いですね。
どうもこんにちは!毎日投稿(笑)2日目のASADEです!
GWも早くも2日目を終わりを迎えようとしています。
私はもう日にち感覚がお亡くなりになってしまってもう5日6日ぐらい休んだような気分になっています。
皆さんはGWを楽しんでいますか?
精一杯楽しんでこれまでの疲れをできる限りの落としてくださいね。
それでは、ま〜たあ〜した〜