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東方救嬢期 〜男の娘の幻想入り〜  作者: ASADE
第一章 幻想郷巡り。……にしたいです。(作者の願望)
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第2話 人里観光+「博麗神社?」 作者「HAHAHA!残念だったね!今回は博麗神社にはいきまs((殴 ごめんなさい文字数的に長くなっちゃうのでそこまで行きませんでしたごめんなさい

どうもASADEです!

題名完全にふざけましたw

お時間あれば楽しんで読んでいってください。

どうぞ〜♪

 里の中に入ってみると、想像以上に賑やかで活気があり、やっぱり江戸時代とかにありそうな建物が並んでいた。大体の人着物着てるし。

 こんなところに来れるなんて……凄く嬉しいけど何かありそうだなぁなんてことを考えつつ、里の中を観光も兼ねて見て回る。

 その時に歩いてる人に見られたり、お洋服屋さんに行ってちょっとお洋服見ようとしたらなんかよくわからないけど店員さんにめちゃくちゃお洋服進められて試しに着てみて下さいと言われて着たら「そのまま持って行って下さい!お代なんて入りませんから!」なんて言われて、流石にお断りしたり、(凄い勢いだった)、甘味処に行ってみたら「おぉ、えらい別嬪さんやねぇ、お団子サービスしてあげるよ」と言われ何故かお団子3本を貰いそうになり、お代払わないのは申し訳なくて断ろうとしたら「こりゃサービスさ。だからお代はいらないよ。」と言われてなんとかお金を払うように言いくるめようとしたけど逆にこっちが言いくるめられてそのまま貰ってしまって凄い申し訳ない気持ちになったり、(でもなんとかこのお団子屋さんの手伝いをする約束はできました。+別嬪じゃないのに。それ以前に間違ってますよ?)そのお団子を食べながらまた歩いていたら、一本目のお団子を食べ終わったくらいに喧嘩してる子供2人を見かけて、それが見過ごせなくて仲裁に入り少し注意して、物分かりが良い子達ですぐにやめてくれたのでご褒美として残りの2本のお団子をあげたりしていました。

 ……長い。

 そんなことをしながら歩いていると、困ったような表情で周りを見渡している青髪の女性を見かけた。

 身長は高めでこれまた美形。頭に赤色のリボンが付いた青色の帽子のようなものを被り、洋服は丈長で青を基調としたものを着ており、全て青色で統一されている。

 髪の毛も水色で、サラサラで、腰ぐらいまである。

 なんとなく先生とかしてそう。

 やっぱりここって美形の人多いなあ〜。

 ……肩身が狭いよ。

 そんなことを考えながらその人に近づいていく。

 困ってそうな人を見て見ぬ振りをするのは嫌だからね。

 ……まぁヤバい人に見られる可能性がないわけじゃないけど。

 そうしてその人の後ろまできて、声をかける。

「あの……何か、お困りでしょうか?」

 自分のコミュ力を呪いました。

 すると、女性はこちらに振り向きながら、「あぁ、まぁ、少しな。」と言った。

「僕に何かお手伝いできることはありますか?」

 うん。ヤバい人。

 だっていきなり声をかけて何かお手伝いできますか?って聞くんだよ?ヤバい人以外の何者でもなくない?

「お手伝い、か……だが、君は見たところここに来たのは今回が初めてじゃないのか?と、いうか、それ以前にその見慣れない服、君は外来人なんじゃないのか?」

 うわ凄いあってる。なんでわかるんだろうなぁ……

 この世界ってすごい人が多いんだなぁ(この人多分純粋な人じゃないけど)

「八雲紫さんに連れてこられた者、という意味なら、そうですよ」

 そういうとさらに困った顔をする女性。

 「だとすると博麗神社に連れて行かねばないな……」という呟きが聞こえた。「どちらを優先するべきか……」とも。

 博麗神社は僕が行かなければならない神社の(八雲家の皆様と雑談している最中に一番最初にどこに行けばいいか聞いた時に出た)名前ですね。

 自分のことよりも人のことを考える……ですか……

 凄いいい方じゃないですか。

 こんな人がこっちには多いんだな〜。

 ……凄い世界。

「僕のことは後回しでも大丈夫です」

 そういうと、目の前の女性が「だが……」と言って悩むような仕草を見せた。

 僕は更に畳み掛ける(何を?+語彙力)。

「僕はいくらでも……とはいかないかもしれませんが、取り返しがつきます。いつでもいいんです。時間があるんです。ですが、貴女は、今解決しなければならない問題があるのではないですか?もし違っていたらすみません。ですが、もしあるのであれば、そちらを第一に考え、優先すべきです。」

 そう言うと少し考える素振りを見せた後、ふっと息を吐き、こちらに向かい、躊躇い気味に「それじゃあ、頼めるかな。」と言った。 それに僕は間髪入れず、「はい!」と答えた。

 その後、一度思い返してみると自分の行動が気持ち悪すぎたので謝罪しました。

 

 その人……上白沢慧音さんの話を聞いてみると、本当に上白沢さんは寺子屋の教師をしていて、そこの生徒が真面目に授業を受けてくれなくて、遂には抜け出してしまって困っていた。と言うことらしいです。

「そうですか……なら、今は追いかけて無理矢理に寺子屋に戻して勉強を促すのではなく、そうなってしまった原因を見つけて、それを出来るだけ改善させてから、また勉強させる方がいいと思いますよ。まぁ、上白沢さんが此処に立っていたのは、そういう考えを経ての行動だと思いますけどね。……それで、何かそうなってしまった原因に心当たりとかはありますか?」

「うーむ……特には…………いや、待て、そういえば子供達が『先生の授業難しすぎてわかんない』とか、『頭突き受けるの怖いぃ……嫌だぁー!』とか言っていた気が……」

「まごうことなくそれですね。(演技上手いな〜)……というか、頭突きでそこまで怖がるって……どれほどの威力を持っているんですか、上白沢さんの頭突き……。」

 なんか想像しただけで震えが……!

「まぁ、頭突きの方は一旦おいておいて、授業が難しいって、どんなことを教えてるんですか?」

「基本的に私は歴史などを中心に教えているんだが……教えている内に居眠りする生徒が多くてな。宿題も1ヶ月以上連続で忘れてくる生徒もいてな。それでお仕置きとして頭突きしていたんだが……それが生徒達に怖がられてしまっているらしくてな。」

 あれ?結局頭突きの話も入ってる。

 まぁそっちの方が早くていいんだけどね。

 後これ多分……

「それって、授業内容が難しすぎるだけなんじゃないんですか?」

 やっぱり一番最初に出てくる可能性はこれだよね(取り敢えず宿題の件は無視です)。

「うーむ……確かにそんなことを言われることは多いが……そんなことないと思うんだがなぁ……」

「……うーん……ひとまず、その授業の教科書とか見せてもらっていいんですか?」

「あぁ、わかった。」

 そういうと、上白沢さんは寺子屋と書かれた看板が立てられている建物の中に入り、何十秒か経って、また建物から出てきた。

 手には教材を持ちながら、こちらに向かって歩いてくる。

「すまない、少し時間を食ってしまった。」

「いえ、このぐらいなら大丈夫ですよ。」

 少し微笑みを浮かべながらそう言った。

 そして教材を受け取り、中身を確認していくと、さっきまでの憶測が現実味を帯びてきた。

 いや、もしかしたらこれを教えている人が16歳くらいかもしれない。

 うん。きっとそうでしょう。

 ……でも、一応……

「……上白沢さん……あの、これを教えている生徒の平均年齢って、いくつぐらいですか?」

「平均年齢か?そうだな……大体、8歳から12歳くらいだな。」

 確信した。

 結論から言うと

「……上白沢さん、これ、もうちょっと、というより、もっとレベル下げた方がいいと思いますよ?」

「む?何故だ?」

 え?これって本気で言ってます?

 ……あぁ、これ本気で言ってますね。

 ……これは、流石に逃げたくもなるよ。

「……上白沢さん、あの、このレベルの内容は僕の世界で言うところの結構偏差値高めの高校2年生ぐらいのレベルですよ?」

「……?」

 あ、わかってない。

 ……あ、そっか。こっちの世界に高校ないのか……

「えぇっと…………寺子屋って、平均で6年ほど通うんですよね?」

 僕がそう問いを投げると、小さく首肯する。

 なら、こっちに合わせたレベル説明を……

「それなら、このレベルの問題は寺子屋の勉強を全て完璧にするのが大前提、その後に図書館などの情報源になりうる場所で十二分に知識を蓄えて、思考力に加え、判断力を鍛え上げないと到底解けないレベルです。発展途上の子供達に教えても、言ってしまっては悪いですが、到底理解できるようなものではありません。」

 文章力がないのは勘弁してください。

「そうだったのか……」

 すっごい意外そうな顔してる……

「そうなんです。」

「なら、例えばどんなところなんだ?」

「例えば、ですか……そうですね……此処とかでしょうか。」

 そう言いながら、問題のところに指を置いて、話し始めた。


 あれから、一つ一つの問題の問題点を出来る限り丁寧に説明した。

 やってる途中からこれ凄いお節介では?と思いました。

「……と、こんな感じですね。」

「なるほど……そうだったんだな。」

 説明?を終えると、手を顎当てて、考えるような動作をした。

 それを小さく、そして不安を滲ませてしまった微笑みを浮かべながら眺めていると、上白沢さん小さく頷いてから、こちらに視線を向けたかと思うと、頭を下げた。

「ありがとう。君のおかげで色々とわかったよ。」

「い、いえ、そんな。言葉足らずでわからなかったことも沢山あったと思いますし、いきなり話しかけてしまってだから、不快な気持ちにさせてしまったかもしれませんし、そんな頭を下げられる程のことはできていなかったとも思うので、そんな頭を下げないでください。(語彙力+文章力が無いのは勘弁してください。)」

 本当に、そこまでされる筋合いはない。

 普通にお節介だったしね。

 人には人のやり方があるのにも関わらず、一方的に自分の考えや意見を語ってしまった。

 語彙力もないので、かえって混乱させてしまっただけだと終わった後思いました。

 文章もおかしいしね。

 ……でも……

「でも、お役に立てたようで何よりです。」

 安堵の籠った微笑みを浮かべながら、そう言った。

 人の感謝を否定することはできても、無碍にすることはできないからね。

 すると、上白沢さんは柔らかな微笑みを浮かべて、空を見上げた。

 そしてハッとしたように一瞬目を見開き、空へと指を差しながら、苦笑いになった顔をこちらに向けた。

 その指の先を追うように空を見上げると、空には先ほどまでの澄んだ水のような薄い青色は消え去り、森の時のような、深い菫色が辺りを薄く照らしていた。

 ……え?待って?

 と言うことは……僕、凄い長い時間話してたってこと?

 しかもそれに気づかないって……どうなってるの?

 ……と、取り敢えず、一番最初にやることは……

「この時期、多少あったかくなってきてるとはいえど、こんな真っ暗になる時間まで喋ってしまってすみませんでした!」

 体を45度に曲げての謝罪だった。

 こっちにきてから、というか紫さんに出会ってから謝る機会が多くなった気がするなぁ……

 これからは本当に気おつけよう。

 そう言うと、上白沢さんは子供をあやす様な優しい声で「いや、そんな頭を下げないでほしい。君は私のことを考えて、語り、その結果がこの時間というだけのことだ。だから、本当に謝らなければならない方は、こちらの方だよ。それに、君の話は面白かったからな。だから、頭を上げてほしい。それに、私はなんともないから、な?」と、言った。

 ……優しいなぁ……。

 何か既視感がある気がしなくもないけれど、そんなことが気にならないくらいに優しさが沁みています。

 まぁ元々(既視感のこと)気にしてないんですけどね。

 そんなことを考えながらも、不安で濁った心を顔に出さないように努力し、恐る恐る顔を上げた。

 すると、上白沢さんは僕のことを優しさに満ちた微笑みを浮かべながら、見つめていた。

 はっきり言って少しドキッとしました。

 美人だもんね。仕方ないね。

「さて、君も頭を上げてくれたことだし……これから、というか、今日君の寝泊まりをするところを決めることが先決だな……。霊夢のところは……こんな時間に押しかけては悪いか……うーむ……」

 凄い悩んでいる様子の上白沢さん。

 ……も、申し訳ない……

「……あの、上白沢さん。僕は別に野宿でも問題ないですよ。」

「いや、それはダメだ。君もさっき言ってたじゃないか。最近は少しずつ暖かくなってはいるが、まだまだ寒い部類に入る。この時期に野宿など、自分で風邪を引きに行っているようなものだ。まだ私と君は会って間もないが、君には体調を崩してほしくないんだ。私が場所を提供するから、な?」

 ……この人の良い人差が身に染みて伝わりますね。

 それに……そんなことを面と向かって言われると、物凄い恥ずかしい……あ〜うぅ……

 自分で少し自覚できるくらいには顔が赤くなってる……。

 ……な、なんでいえばいいんだろう?

 えぇっと……えと……

「そ、そうですか。……な、なら、お言葉に甘えさせていただきますね。」

 回答の選びがダメですね。(語彙力)

「うむ。そうするといい。寺子屋の休憩室で悪いが、空いているからな。」

「いえいえ、それで十分ですよ。」

 そんなこんなで、僕は野宿せずに済みました。


 それから、僕は寺子屋の休憩室らしいところまできました。

 窓あるしいい景色だし普通の部屋みたいだしこれ普通に住めそう……

 うん。凄い(語彙力)

 こんな部屋が空いてるなんて……どうなってるんでしょう?

 今は色々と準備を済ませてあと少しでベッドインするところまで来てます。

 ちなみに今の時刻は23時くらいです。

 上白沢さんに寺子屋の中見て回る許可を頂いて色々見て回ってたらこんな時間になりました。

 なんか◯たま◯太郎に出てくるまんまの机があったりして見てて面白かったです。

 こんな場所で勉強するの楽しそうだな〜とか思ったりしました。

 ……まぁ、一番最初に行かなきゃならない(らしい)場所今日行ってないんですけどね。

 ……大丈夫かな、これ……

 ……まぁ、多分大丈夫でしょ。

 多分。

 ……多分。

 ……そういえば、こっちに来てからまだ1日も経ってない(……筈な)のに、色々あったなぁ……

 一番最初は凄い高い所から落ちて、次にルーミアさんと生死をかけた鬼ごっこをして、ルーミアさんに案内してもらって人里まで来て凄い見られたりなんか色々とサービスされたり喧嘩してた子供を少し諭したり、上白沢さんに合ってアドバイス紛いのことを何時間もしたり……

 ……どうなってるの?

 最後の方はいいとしても、最初の方は普通に生活してたら起こらないよね?

 ……あ、普通の生活じゃなくなったんだった。

 これが日常になるなら普通に生活してるだけで体力尽きそうですね。

 いやまぁあの程度じゃ余り体力つかなさそうだけどね。

 幻想郷初日、ある意味迷子になって波瀾万丈(笑)な時間を過ごしました まる(2度目)

 それと、今の話に全く関係はないけれど、上白沢さんもやらなきゃいけない仕事があるそうで、今日は泊まり込みでやるそうです。

 手伝いましょうかと言ったらやんわりと断られました。

 頑張ってください、上白沢さん。

多分明日も投稿します。

よければそちらも読んでいってください♪

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