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東方救嬢期 〜男の娘の幻想入り〜  作者: ASADE
第一章 幻想郷巡り。……にしたいです。(作者の願望)
48/50

第43話 なかなかなかなかお久しぶりなお散歩

投稿間隔やばい➕疲れ切ってしまったので何も考えずに置いて(あげて)おきます。

変だったら後で治しますね〜!

楽しんで〜ねー!!!!

ちなみに題名に意味はありません。考えるのがめんd(((殴

 side藍奈

 外に出た。何分か院内で迷ってしまったことはさておいて、久しぶりの外の空気である。お散歩である。思わず心が昂って、数歩進んで体を伸ばして、ゆっくりと深呼吸をした。

 くるりと振り返り、その方に視線を向ける。その方は、腰ほどまでのストレートの綺麗な紅藤色の髪を靡かせている、長い兎耳がある女性だった。


「ほんとうありがとうございます、優曇華院さん。いきなりのお願いを聞いてくださって」

「そんなこと気にしないでください。仕事ですし、それに元はと言えば私たちのせいですから」

「それでも、ですよ」


 その、微かに瞬く真っ赤な瞳に視線を送る。

 この人は鈴仙・優曇華院・イナバさん。永琳さんのお弟子さんらしく、『玉兎』という月から来たうさぎさんらしい。

 ずっと見ていたいと思ってしまうような、あの瞳を横目で見つめ続けながらそんなことを考える。だけど、その視線はかすかかに瞳孔を動かしたあの人によって外された。

 ……やっぱりダメか。

 ポツリとそんな考えが1つ浮かぶ。

 理由はわからないが、僕はこの方に全くと言っていいほど目を合わせてもらえていなかった。

 多分嫌われてる。理由は知らない。

 ……(´・ω・`)


「……それって人の顔でできたんですね……」


 そんなことを考えていたその時、ふとそんな言葉を投げられた。思わず声に従って視線を向けると、彼の方がちょっぴり驚いたように目を大きくさせ、口元に手をやっていた。


「なんかぐいーってやればできますよ」

「グイーってなんですか」


 そう言って僕に目を向けて、おかしそうに微笑んだ。

 あら可愛い笑顔。

 ……なんて思ったのはここだけの秘密。セクハラで(略


「ふふ………………ってあぁ!」


 突然、いや本当に突然優曇華院さんが口元に手をやって叫びだした。その顔には、“やってしまった感”が滲み出ている。

 突然のことすぎて体が跳ねて、思わず変な声が漏れる。いつの間にかつぶっていた目を、薄く優曇華院さんへと向けた。

 そして気がつけば、その人は眼前にまで迫っていて……


「みみみ魅黒さん大丈夫ですか!?」

「……ふぇ? ……え、は、はい。なんとも、ありません、け、ど……」


 目の開いていない、整った顔が視線いっぱいに広がって、動き全部がきょどるきょどる。はは、流石コミュ症(白目)


「……はぁ、よかったぁ…………って、え?え、ほ、ほんとに何もなってないんですか?」

「は、はい……」

「……まさか、治って……?」


 顔に左手をやり、ぽつりと何かをつぶいやいた。その内容はあまりよくわからなかった。


「? どうかしたんですか?」

「……いえ、なんでもありません」


 僕がそう問うと、どこか少し弾んだような声が返ってくる。その表情には先ほどまではなかった、穏やかな微笑みが浮かんでいた。目と目は、しっかり交わっている。


「魅黒さん、私のことは鈴仙と呼んでください」

「……え? えっと……え?」

「……って、あはは、少し急すぎましたね。すみません、お話しはするのでとりあえず歩きましょう」

「は、はい」


 横並びになって、僕らは竹林の奥へと進んでいく。

 そうしているときに、優曇華院さん……基鈴仙さんの話を聞いた。

 そうしてさっきのことに合点がついた。

 一言で言えば、あれは鈴仙さんの能力が関係していた。その能力とは、狂気を操る程度の能力。目を合わせることで対象の波長を崩し、狂わせる。それが、暴走をしてしまっていたらしい。

 ちなみに能力にかかると幻覚や幻聴が見えたり聞こえたりするらしい。

 すごい(語彙力)

 ちなみにその暴走、具体的には能力が常時発動するようになって、狂わせる程度を自分で決められなくなると言った感じらしい。それが強すぎるともしかしたら自殺してしまうかもぐらいのやつだったらしい。

 こわしゃぁ……


「いやぁそれにしても不思議なこともあるんですね」

「よねぇ。気づいたら暴走が治ってるなんて……。もうちょっと、なんていうか合図みたいなのがあると思ってたわ」

「体に入ってた余分な力が抜ける的な感じですか?」

「そうそうそういうの」


 因みに鈴仙さんの敬語はなんか気づいたら取れてました。距離が近くなった感じがして嬉しいね!

 ……なんとなくわかってたけど僕のテンションおかしいな……。

 気にしたら負けだね、うん。楽しいからよし!

 そんなこんなで、鈴仙さんとのない会話を繰り広げつつ、竹林の中をずんずん進んでいた……そのときだった。

 どこか、覚えのある気配がした。

 そしてそれに気づいたときには、その気配は目前の中空にあって……


「お前が、魅黒藍奈という人間か?」


 1つ。そんな問いが投げられた。

 声の方向に視線をやると、その人は、地面まで着きそうなほどに長く、どこまでも真っ白な髪を揺らした、白のカッターシャツに赤のモンペのようなものを着た人だった。

 僕は、この人を当然のように知っていた。

 この人は……


「藤原さん?」


 そう、藤原妹紅さんである。


「どうしたのよ妹紅。自分から、しかも私が一緒にいるときに会いにくるなんて珍しい」

「まぁな。普段ならこんなことしないんだが……。ただ、永琳に釘を刺されたんだよ」

「釘を?」

「あぁ。それに私自身も言いたいことがあったからな。……取り敢えず、お前が魅黒藍奈という人間で間違いないんだな?」

「、はい」


 僕がそういうと、藤原さんは不自然に息を吸ったかと思えば、いきなり僕に対して頭を下げた。しかもしっかり巷で言うところの謝罪の角度で。


「……へ?」


 そして僕の思考は、当然のように停止する。

 わずかに視界に入った鈴仙さんの表情が、訝しげな表情から一転をして、ポカンとした保おけた顔をしていることが印象に残った。

 続けて、言葉が並べられる。


「すまなかった!」

「え、えっと、な、なんのことですか?」

「お前に、いきすぎた攻撃を仕掛けすぎてしまった」

「それは……戦いだったから、敵同士だったから仕方がないんじゃないですか?」

「いいや、それを加味したとしてもここまでする必要はなかったことは、私が一番よく理解してる。……永琳から、話は聞いているんだ」

「……」

「だから……すまない。私がこんなことをしていいのかすらわからないし、謝って許されることじゃないってわかっている。……だがどうか、言わせてくれ」

「……頭を上げてください」


 僕がそう言うと、その人はすんなりとそれを聞き入れてくれた。

 視線が交差する。互いに互いの瞳の奥を、静かに見つめ合っていた。

 僕は状況をうまく飲み込めず、取り敢えず思ったことを言葉にしていく。


「あなたが謝る必要はないんじゃないですか? 確かに、“これ”をやったのはあなたです。だけどそれは、あなたの本意じゃない。……違いますか?」

「! ……あぁ、確かにそうだ」

「じゃあ、何かをする必要はないんじゃないんですか?実際僕、これに関しては一切気にしてませんし、仕方のないことだと思ってますから」

「だが本意じゃなくても、やってしまったことは、その事実は無くなることはない。それにこれに関しては……取り返しのつかないことだから、尚更」


 ……やっぱり予想通り、この人は、本当に底抜けに優しい人らしい。


「……えっと、ごめんなさい、これは、なんの話?」


 鈴仙さんが、頬をぽりぽりとかきながら声を上げた。

 ……ごめんなさい鈴仙さん。一瞬あなたの存在飛んでました。

 うーん、なんの話……かぁ。あれ?これなんて言えばいいんだろう?

 むむぅ……


「藤原さんは優しいって話ですよ」

「??」

「どっからそれが出てきたんだ??」


 おっと、まさかの藤原さんに突っ込まれてしまった。


「どこからと言うか……相対的に?」

「相対的にってなんだよ……しかも私、どちらかと言うとお前に恨まれる類のことしかしてなくないか?」

「いやいや、全然そんなことないですよね」


 改めて考えても、僕がこの人を恨む理由はないはずだ。


「先ほども言った通り、僕はこれをしょうがないと思ってますし、気にしてません」

「いや、でも……」

「それに僕は今藤原さんの優しさに触れて嬉しさでほろほろ(?)してますし」

「???」


 あ、僕が何言ってるかわからなくてショートしたって顔してる。

 正直僕にもわかりゃせん


「……あぁもう!調子が狂うが、取り敢えずそれは今はいい!結局これだけだ要件は!」


 そう言うと藤原さんは先ほどと同じように息を吸って、力強く、その一言を口にした。


「私に、償わせてくれ」

「……なぜですか?」


 思わず、心の中の言葉が漏れる。

 先ほども言った通りである。この人に、罪はないはずだ。それなのに何を償おうと言うのだろうか。


「……お前を、傷つけてしまったからだ」


 …………やっとわかった。

 あぁ……そっか。ただ……一緒だっただけなんだ。

 逆になぜ今さっきまで分からなかったのかが分からないくらい。やっと、はっきりと。


「……ごめんなさい」

「……」

「あなたの気持ちを、汲み取れなくて」


 ポツリと、自然と、その言葉が溢れていた。


「……?? お前…………いや……なぜ、お前が謝るんだ……??」


 本当にわからない、と言うふうに目を開き、頭に手をやる藤原さん。その顔を見て、やっぱりと、僕は改めて確信を持った。


「申し訳なかったって、そう思ったからですよ」

「いや、どこにそれを感じたのかの方を聞いてるんだが……」

「まあまぁそれはいいじゃないですか」

「一番大事なところだと思うんだが……まぁ、そう言うなら……いいのか……??」


 よぉし完全に僕のペースに持ってけましたね!

 よし、勝ったな(確信)。

 風呂食ってくる(???)


「まぁ兎にも角にも……受け入れてくれるって認識でいいのか?」

「えぇ、それで大丈夫ですよ」


 それにしても……なんか、なんていうか……すごいことになったなぁ。


「……終わりました?」

「……あ」

「その『あ』は何ですかその『あ』は」

「いやぁ……あはは……」

「あー……何と言うか、邪魔してすまなかったな」

「いいですよ別に。別にちっとも何とも思ってませんし。ただすこーしだけ疎外感してただけですし」

「……これってどうしたら治ってくれますかね、藤原さん」

「いや私に言われても……あと、藤原じゃなくて 妹 紅 な」

「!? ひゃ、ひゃい!」

「ほら!また2人で会話してる!!」

「……おっとぉ……」

「……どうしましょう」

「まぁ、私の要件は済んだし……藍奈、ファイト!」

「あなたを逃すわけ……ってもういない!?」

「プーっだ。私なんていつも置いてきぼりですよーだ!」

「そ、そんなことちっとも思ってませんから……って、鈴仙さん!ちょちょっと置いていかないでくださーい!」



 そしてそんなことがあって、最後は鈴仙さんを……なだめ?つつ、お散歩は幕を閉じたのでした。

 めでたしなのかわからない まる


ちなみにふじもこもこもこもこたんたんの言ってた釘っていうのは、主人公くんに謝っておくのよ!?的なやつです。

ということでどうも皆さんこんにちは!気がついたらもう少しでさんさいになろうとしていたASADEです!

やべぇよやべぇよ何も準備してねぇよやべよそれに書きためのかの字できないよやばいよ……まぁ何とかなるべ。(思考放棄)

って感じの心境で今いますはい。正直何も思いついてないので普通にやばばです。

リクエストが!何かあれば!何でも!どんとこいですよ!!!

って言ってきたことないのでめちゃくちゃ期待しながら待ってます(???)

と言うことで今回は疲れたのでここまで!次はもっと早く(略

それではみなさん、サラダバー!

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