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東方救嬢期 〜男の娘の幻想入り〜  作者: ASADE
第一章 幻想郷巡り。……にしたいです。(作者の願望)
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第37話 無力の無情な悪あがき

 なんかちょっと納得いかないような、変な感じになっちゃった。ワンチャンめちゃめちゃ修正するかも

 完全敗北。

 その言葉が浮かんでくると同時に、一瞬視界がぐらついた。同時に、少しずつ深い疲労と鋭い痛みが全身を覆っていく。

 どうしようもないと、そう思った。

 あの同時攻撃でさえ倒し切ることができなかったのだ。もう手立てはないし……そう思っても仕方ないと、そう思う。

 それにもう時間はない。時間切れだ。

 あの弾幕は、動き出した。動き出してしまった。

 ……だから。

 ……

 ……もっと僕に力があれば、僕達は、もっと違う結末を迎えることができていたのだろうか?

 ……まぁ、そんなの、今となっては関係ないこと、か。

 ……

 あの弾幕は、対象者を追尾する。

 その速さは、時間と共に加速する。

 さらに、3分。……そこまできてしまったら、もう、絶対に逃げ続けることはできない。

 ……

 あぁ、そうだ。迦具夜さんを倒す方法は、退ける方法は。たったの一つだけ存在している。

 だけどそれは、それだけは。……本当に、ダメな行為だ。

 でもやっぱり、ここで終わりなんて嫌だ。せっかくここまでやってきたのに。こんなところで……終わってしまうなんて。

 …………だとしたら。ならば、どうする?

 せめてもの僕にできること。それはなんだ?

 それは……事実を伝える。今のボロ雑巾よりも使い勝手のない僕には、多分、それしかできない。

 と、そこまでかんがえて僕は、永琳さんに耳打ちをする。


「……あの弾幕は、対象者を……あなたを追尾します」

「……」

「そしてその速度は、時間が経つにつれてましていく。……3分。それほどの時間が経って仕舞えば、もうなす術はありません」

「……そう」


 永琳さんの顔は、辛そうだった。

 数瞬の間目を閉じて、逡巡をして。

 その末に、永琳さんの表情は、覚悟が決まったような凛としたものになった。

 

「……藍奈。少しだけ、隙を作れるかしら?」


 永琳さんの拳は、音が漏れそうなほど強く握られ、小さく血が滲んでいた。


「………………本当に、やるんですか?」


 言葉が少なかったとしても、その意図が、当たり前のように伝わってきてしまった。

 ……確かに、僕はそういう意図を含んでいった。だが、あまりにもあっさりすぎるのではないか?

 そんなことはないと、頭ではわかっているのにも関わらず。この言葉自体が野暮で、失礼なことだとわかっているのにも関わらず。

 だけどどうしても、僕は……そう思わずには、いられなかった。


「決断が早い、とでも言いたそうな顔をしてるわね?」

「……」

「だってもうこれしか、手立てはない。……そうでしょう?」

「……ごめんなさい……本当に。僕が、不甲斐ないばかりに。……僕が、弱いばかりに……」

「そんなこと、今はどうでもいいわ。それにそれだと、私はもっと……。 ……それで、やれるの?」

「……やれます。いいえ、何としてでもやってみせます」

「そう……ありがとう。私がこれからやろうとしてること、わかるわよね?」

「えぇ。そうじゃなきゃ、あんなこと言いませんよ」

「……それもそうね。それじゃあ……後のことは、任せるわ」

「はい。……お任せ、ください」


 ……あぁ。

 本当に。

 ……どこまで行っても。

 どれほど経っても。

 どれだけのことをやろうとしても。

 “無力”、なんだな。


 迦具夜さんに負けた。僕たちは、先ほど浮かんだ言葉の通り、完膚なきまでの完全敗北を喫したのだ。

 ……そしてだからこそ。ここからは、僕たちの悪あがきだ。

 僕たちのわがままだ。

 通らない確率のほうが多い。否、殆ど通らないと考えていいだろう。わがまま、なんて。そんなものなのだから。

 ……だけど、僕は。

 僕たちは。

 ……これを突き通すために、全力を尽くそう。

 必要とあらば僕は、僕自身でもなんでも賭そう。

 だってもう僕たちに……僕にできることは、これくらいしかないのだから。

 物語の幕が下ろされたのならば、また上げればいい。……僕個人としては、あまりそれを好かないけれど。

 だけどそのやり方を僕は、痛いほどに知っているから。……知ってしまっているから。

 だから僕は、それをやらなければならない。

 だってそれを、求めている人がいるのだから。

 僕自身がそれを、求めているのだから。


 ……場違いだとは思うものの、流石にズレすぎて痛くなってきた。それにもう少しで完全にこれがこれとして働かなくなってしまいそうだ。

 まぁ、あそこまで激しい動きをしてそれだけで済んでいるのだ。完全に外れていないだけ、マシといえるだろう。

 だけどこれでは気が散ってしかない。それに、もしもその隙につけ込まれる……なんてことが起きて仕舞えば、本当に取り返しのつかないことになるだろうから、なんとかしないといけない。

 ……やっぱりやるしかない、か。

 できればやりたくはなかったが……仕方ない。

 そこまで考えてから僕は、小さく深呼吸をした。そしてゆっくりと、それに手をかけて。

 できるだけこの躊躇を、表に出さないようにして。

 この感情を最大限、覆い隠すようにして。

 ……その“髪飾り”を、外したのだった。


 

 ———《制限時間》 残り 3分———

 どうも皆さんこんにちは!もう8月が終わることに対して戦々々恐々々してるASADEです!

 私たちの夏が終わってしまうよぅ……いやまぁ特に何があったとかないんだけど。

 ……

 あれ?悲しいな??

 心のA○フィールド壊れそう。

 今思ったけどAの後に○つけるとそこはかとなく危ない気がするよね。

 まぁこれ以上変なこと言わないうちに今回はこの辺で。

 近いうちにまた投稿するはずです。

 多分きっとメイビーおそらく。

 それではみなさん、さらだばー!

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