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東方救嬢期 〜男の娘の幻想入り〜  作者: ASADE
第一章 幻想郷巡り。……にしたいです。(作者の願望)
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第27話 それぞれの戦い

どうも皆さんこんにちは!ギリギリ一ヶ月に間に合わなかったASADEです!

ほんますんません 色々バタついてたんです。

ツッタカター……もといエクシャル(?)さんのアカウントログインできなくなっちゃうしちまちまかいてたやつ全部消えちゃうし……

……はい、全部私が悪いですすいません……。

まぁ、取り敢えず。良ければ楽しんでいってください♪

 Side out, In the current 魔理沙


(……明らかに、可笑しい。いや、おかしすぎる)


 魔理沙は現在、兎の妖怪である因幡てゐと対峙をしている。

 ……だが、その局面は正に、互角と言って差し支えないほどだった。


(まだ本気は出していないとはいえ、まさかここまで戦えるとは……な)


 毒づく代わりのようにふっと小さく息を吐き、次の一手を思考しようと、顎に小さく手をやった。

 だが、今のてゐがそんな時間を与えてくれるはずもなく、目前に迫っていた単発の弾幕を魔理沙は首を傾けることによって避けた。

 そして、立て続けにてゐは懐から1枚のカードを取り出した。

 小さく口を開き、言葉を羅列させる。


「少しは強くなったんじゃないか?てゐ」

「そんな無駄口叩いてる暇あるの?


 てゐは一度そこで区切り、大きく息を吸い込んで、そして、高らかに叫んだ。


「スペルカード発動!兎符『因幡の素兎』!」


 瞬間、てゐを中心とした円周上に、無数の弾幕が出現する。

 瞬く間に収縮し、次の瞬間、全方向に隙間なく広がった。てゐ自身も縁の中に花形のある弾幕を魔理沙に向け放っている。

 ……やはり、いつもより威力も、密度も、何もかも何段階にも上昇をしていた。

 だが、そんなものでやられていれば、自身で異変解決の専門家、などと、魔理沙は決して名乗ってはいない。

 いとも簡単にその弾幕たちを避け、接近し、ミニ八卦路を構え、魔理沙の十八番を、その名前を口にする。


「恋符『マスタースパーク』!」


 その刹那、エネルギーが八卦炉に集まり切り、轟音と共にその光線を現とさせた。

 てゐは、そんな攻撃が来て避けられるはずもなく、瞬きの合間にその光線の中へと、なすすべなく飲み込まれていった。

 数秒が経ち、レーザーが霧散するように姿を消す。

 沸き立った砂埃の先には、地に倒れ伏したてゐの姿があった。

 瞬間、違和感が伝播する。そして、気がついたときには、魔理沙は体を浮かせていた。

 刹那、眼下に1つの弾幕が這う。

 ……しかも、先程とは比べ物にならないほどの高威力。

 即座に前に視線をやり、先ほどのてゐが倒れていた場所、その一点を直視する。

 だがしかし、そこには、てゐの姿は見当たらなかった。

 魔理沙は歯を食いしばり、辺りの気配を探る。

 ……そのときにはもう、てゐは魔理沙の背後を取っていた。

 簡単な話だ。あの光線と小柄な体躯を生かして竹林の竹を渡り、背後を取ったのだ。

 たった、それだけの話。

 数瞬かけて勘づいた魔理沙は、すぐに背後に視線を向ける。

 てゐの回し蹴りが、魔理沙の鳩尾に的確に迫っていた。

 それを予想していなかった魔理沙は、回避行動を取ることができずに、急所を少し逸らすことしかできなかった。

 ゴン、尊い音があたりに木霊をし、魔理沙が少し吹っ飛ばされた。

 ものすごい威力だ。これならば簡単に、ここの竹林なぞ飛ばせてしまうであろうと想像させられるほどに。

 数回バウンドして、やっと体制を立て直す。今の攻撃で、20mは離された。

 あそこを抑えながら、ゆっくりと立ち上がる。

 そして、箒をギュッと握りしめて、静かに箒に跨った。

 このとき、魔理沙は決意した。

 ……自分が持ちうる全力で、この敵を倒すと。

 そうでないと、やられてしまうかもしれないから。

 ゆらゆらとした立ち振る舞いを見せるてゐは、一枚のスペルカードを取り出した。

 ゆっくりと彼女は、それを掲げる。

 そのとき覗いた彼女の素顔()は、紅い涙に濡れていた。


「できるだけ早く終わらせたいと思ってたんだけど、やっぱりそうもいかないわね。……でも、これで最後よ。……“ラストワード”……『エンシェントデューパー』!!」

 

 瞬間、てゐの両サイドからこの空間を分断するように2本のレーザーが放たれると共に、てゐを中心とした全方位に青弾と、てゐを囲むように円弧を描きながら展開される赤弾が、ほぼノータイムかつ同時に放たれた。

 それはもう、目で追えないほどの速さであった。

 それを魔理沙は、殆どを感覚で、全てを避け切って見せている。

 これは才能か、はたまた努力の賜物か、それは、誰にもわからない。

 弾幕の豪雨を避け続けながら、少しずつ、てゐとの距離を縮めていく。

 一度魔理沙は、この攻撃を受けたことがある、と言う経験も大きいだろうが、あまりそれは当てにはできない。

 なぜならば、今のそれはまさに桁違いに速さも、強さも、密度も何から何までが強化されていたからだ。

 だから本当に、この状態は奇跡と言っても過言ではないかもしれない。

 内心一番魔理沙が驚いているのである。

 次の瞬間、魔理沙の眼前に、一つの弾幕が発生した。これは流石に……避けきれない。そんな距離は開いていない。

 思考を巡らし、打開策を考える魔理沙を横目に、てゐはニヤリと笑みをこぼした。

 その刹那、響く爆音と立ち昇る黒煙。てゐはそれを見て、静かに踵を返した。

 ———だが。


「誰がやられたって言った?」

「———な!?」


 てゐの、そんな素っ頓狂な声が響く。

 なぜ倒れていない?そんな疑問が思考を支配し、少しの間硬直した。

 だが、そんな隙を、魔理沙が見逃してくれるはずがない。

 気がついたときには、手には八卦路を持ち、いつでもあれを打てるような状態となっていた。


「終わりだぜ、てゐ。……私の、渾身の新技を喰らえ!」


 そう叫ぶと、魔理沙は一枚のスペルカードを取り出した。

 天高く掲げると同時、それは、“八卦路”と姿を変える。


「恋心『ダブルスパーク』!!!!」


 瞬く間に凝縮されたエネルギーは、刹那の間に更に凝縮を重ね、その全てを出し切らんとばかりに、眩く巨大な光線へと変化した。

 それはもう、月を覆ってしまうほどに。

 そんな攻撃を、てゐは受け切れも、避けきれもするはずがない。

 今度こそてゐは完全に交戦にその身を全て飲み込まれ、静寂が訪れると同時、ドサっと音を立てて地面に倒れ伏した。

 魔理沙は安堵から、思わず尻餅をついてしまう。


(……クッソ、体が思うように動かねぇや……)


 心の中で、そう毒を吐く。

 魔理沙の体内には、もう殆ど魔力が残っていなかった。

 それはそうだ。なぜならば、今の攻撃は切り札。通常弾の約8倍もの魔力を費やしてやっとのこと打つことができるマスタースパークを、2つ同時、しかも威力を限界まで引き出して放つ技。……それが、『ダブルスパーク』なのだ。

 いくら魔法使いの魔理沙とはいえど、流石に魔力の枯渇は避けられない。推定でも、その魔力の消費量は……通常のマスタースパークの、その5倍はくだらない。

 また、この技は、今この瞬間使ったのが初めてなのだ。

 魔力の調整もままならず、無駄が多くなってしまったことも原因の一つとも言えるだろう。

 ……だが、魔理沙はなぜか不安にはなっていなかった。

 前回、ここ……永遠亭組が起こしたこの異変は、霊夢との協力してやっと元凶を倒すことができた。そのはずなのに、なぜか魔理沙は、安心し切っている。

 実際に魔理沙自身も、なぜ自分がこんな気持ちになっているのか、理解が追いついていなかった。

 ……まぁここまで語ったが、魔理沙は万が一の時のためにいつも魔力回復薬を3本は常備してるので少し休んで腕が普通に動けるようになったら普通に戦いに参加できるのである。

 ……負担は、計り知れないものになるのだが。

 意識を飛ぶのを必死に堪えようと、魔理沙は力の限り歯を食いしばりながら、声なき声で、精一杯に叫ぶ。


(私は勝ったぞ……霊夢!!)


 その、小さく巨大な、激励を。

 ……だが、次の瞬間。魔理沙は完全に力が抜け地面に倒れ伏し、意識を失ったのだった。


———魔理沙 vs てゐ———draw.

 


 In the current,霊夢

 一方その頃、霊夢はこの幻想郷唯一にして最大の病院……永遠亭の廊下の中を飛んでいた。見渡す限りの襖に飽きてきたところで、ピタリと前進を止める。

 1度目を瞑り、気を慎重に探ってから、ある一点に攻撃を投げる。すると先ほどまで漂っていた妖気が、ぴたりと止んだ。

 襖が飛んだ奥の部屋、そこから1人の少女……否、1人の妖怪が姿を現す。

 それは、玉兎の妖怪。『鈴仙・優曇華院・イナバ』であった。

 足元に届きそうなほど長い薄紫の髪に、紅い瞳。1番最初に目に入るところはそれだ。

 頭にはヨレヨレのうさみみがあり、その根元には謎のボタンが付いている。人間耳がある場所は髪に隠れて確認できない。 服装はまるで女子高校生のようで、ツーピースのものを着ているようだった。

 霊夢は警戒心を露わとしながら、彼女に声をかける。


「そこ、通してくれない?」

「……それで、通すとでも?」


 瞬間、霊夢は首を傾けた。真横で何かが、高速とも言えるスピードで中空を駆けた。背後で轟く爆音を気にも止めず、霊夢はお祓い棒を構える。鈴仙の方へ視線を向けると、いつの間にかメガホンのような形をした銃を手にしていた。


「弾幕ごっこのルール、ご存知?」


 霊夢が煽りを含めて、そんな言葉を投げかける。

 ……今の攻撃は、弾幕ごっこで出していいスピードと威力ではなかった。


「えぇ、もちろん。これに銃弾は入らないのだもの。知らなかったら、普通の銃を使ってるわ」

「ふん、飛んだ殺戮兎ね」

「残念、私は殺戮じゃなくて、狂気の兎よ?」

「あんま変わりはないと、私は思うけどね」

「……ま、いいわ。そろそろ、やり始めましょうか。」

「早いんじゃない?」

「残念だけど今、私時間がないの。だから……終わらせちゃうわね?」


 鈴仙はいつのまにか手にしたスペルカードを掲げ、叫んだ。


「スペルカード発動!散符『緊密知心(ソリッドリコグナイズ)』!」


 瞬間、鈴仙の真横から、赤色と青色それぞれの弾幕が出現し、彼女の周りを一定のリズムで回りながら、乱舞の如く弾幕を撒き散らした。その1つ1つは、先ほどの霊夢の受けた銃弾の威力には少し劣るものの、十分に殺傷能力がある威力とスピードを保っていた。

 霊夢は、正に紙一重でそれらを避けていく。……だが、全てを避け切れるわけではない。時間の経過とともに、切り傷ができていく。

 やがて攻撃の勢いは収まり、完全に止んだ。

 だがその攻撃で、霊夢は、目に見えるほど体力を削られてしまっていた。服が破れているところもあれば、切り傷ができているところもある。

 ……強すぎる。無意識に浮かんだ言葉に、苦虫を噛み締めるような思いになった。

 ……切り札を使わないと、勝てないかもしれない。そんな考えが霊夢の思考に根を張るほどだった。

 力のセーブをしていないともなれば、本当の意味で殺される可能性が出てくる。だって、妖怪の本分はそれなのだから。

 実際に、次打たれてしまったら生きていられる保証は、今の霊夢にはない。

 殺意は本物だ、攻撃も殺す気できてる。

 ……ならば、やるべきことは1つだろうと思考をまとめ、一枚のスペルカードを取り出した。


「……⁉︎ ……もしかして、最初(はな)から全力を出すつもりじゃないでしょうね……?!」


 少し焦った様子の鈴仙に、霊夢は鼻を鳴らした。

 それを見て、てゐは少し安堵を見せた……だが。


「殺すつもりできてる奴に、慈悲なんていらないでしょう? ……それに、出す力は8割程度だしね」


 その言葉が、あたりに反響をした。

 鈴仙は顔が青ざめていくと同時、霊夢は少しずつそれを掲げてく。


「ま、まってまってまって!それは流石に聞いてないんだけd」

「えぇい問答無用!いくわよ鈴仙!こうなりたくなければ、これからは弾幕ごっこのルールに従うことね!

 ———スペルカード発動 霊符『夢想封印』!」


 高らかに掲げられたそのカードが、発光をする。

 瞬間、霊夢から次々と、人1人簡単に飲み込めてしまうような大きさ且つ色とりどりの弾幕が放出され、六角形を形成した。

 そんな光景を目の当たりにした鈴仙は、正に死に物狂いで霊夢に弾幕を射出した。銃は二丁あったようだ。それぞれで、絶え間なくそれらを放ち続けている。

 ……だが。


「無駄よ」


 その霊夢の言葉に、鈴仙は思わずその手を止めた。

 理解していたのだ、本当は。……痛いほどに。

 例え攻撃をしたとしても、それら全て弾幕で防がれるか、もしくは……吸収される。その事実を。


「あなたはそれを、よく知ってるでしょう?」

「……そうだとしても……そうだとしても!私は……今、この瞬間だけは!!諦めちゃ……いけないのよーー!!!!」

「……まぁ、その心意気だけは、認めてあげなくもないわね」


 霊夢はそんなことを呟いて、腕を振り下ろした。

 するとそれらは鈴仙に向け、勢いを重ねられながら放たれた。

 絶望に顔を歪めた鈴仙だったが、何かに気づいたかのようにハッとすると、すぐに体を動かした。

 この弾幕は、追尾弾だった。

 ならば、それをこちらが利用してしまい、逆に霊夢にダメージを与えてやろうと、そんな考えを持ったのだ。

 ……しかし。


「———な!?は、はやい———」


 そうだ。その弾幕の速さは、鈴仙の予測を遥かに凌いでいた。

 前受けた時の……少なく見積もって、2倍。そんな弾幕を、鈴仙に避けられるはずがなかった。

 瞬間、耳をつんざくような轟音が轟いた。

 追い打ちをかけるように、2発、3発と鈴仙の体にヒットしていく。

 ……もう、鈴仙に勝ち筋は残されていなかった。

 薄れ行く意識の中、落ちていく感覚をひしひしと感じながら、鈴仙は、小さく言葉を呟いた。


「ごめんね……———」


 だが、それを言い終えることはなく、誰かに届くこともなく、掻き立てるような暴風に掻き消し吹き飛ばされ、霧散した。

 そして、地面に叩きつけられたと同時。鈴仙は、完全に意識を手放したのだった。

 肩で息をする。……本当に、危なかった。

 そんなことを考えた霊夢は、一つの決意を胸にした。

 ……この異変は、必ずこの手で解決する。そんな、“あたりまえ”の決意を。


 ———霊夢 vs 鈴仙——— 霊夢 win.

どうも皆さんこんにちは!どんどんどんどん下がっていくPV数を見て泣きそうになってるASADEです!

そうなんですよ!本当に最近ないんですよ!お願いですから誰か見てくださいお願いします。

っと、そろそろ本題らしきものに入りますね。

一つめ、私のエクシャルさんのアカウントにログインできなくなりました。理由はわかりませんが、できるだけ早く対処をするつもりです。といいつつ1週間くらい何もできてませんすいません。

二つめ、今年中にもう投稿できない可能性が出てきました。現実の方がこれからもっと忙しくなってまして、時間があまり作れないんです。

私の作品に付き合ってくれる人がいるのならば、申し訳ないのですがご理解いただけると幸いです。

……と、もう少し話したいのですが文字数も文字数なのでこの辺で。

それでは皆さん、また次の話で会いましょう。

さようなら〜!

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― 新着の感想 ―
2周目でも面白いです!でも今更気づいたんですけど呉字には気をつけてください。あとからたいへんになります(経験談)
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