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東方救嬢期 〜男の娘の幻想入り〜  作者: ASADE
第一章 幻想郷巡り。……にしたいです。(作者の願望)
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第18話 彼女が『彼女』で在る理由 前編

どうも皆さんこんにちは!今年最後のASADEです!

1ヶ月以上空いちゃった! てへぺろ(*>ω・)ノ

……はい。すんません。

原因不明の咳が止まらなくて検査入院やらしまくってたんですそれと勉強とかもしないといけなかったんです。

見苦しい言い訳ですね。すみません。……本当のことだけど(ボソ

まぁ取り敢えず、これが今年最後の投稿なので、よかったら読んでいってください♪


「短い間でしたけど、本当にお世話になりました」


 そう言いながら、深々と頭を下げた。

 このフロントには現在、紅魔館の面々全員が集まっていた。

 あのレミリアさんの提案から大体30分くらい後、色々と完全にやることが終わったと同時くらいに霊夢さんが呼びに来たのだ。

 それからフロントへ向かい、今に至るというわけだ。

 

「えぇ、こちらこそ。楽しかったわ。今度来たときは、もっと違うあっちの話を聞かせてね」


 パチュリーさんが言った。


「門前と食事の時の2回しか話してませんでしたけど、私も楽しかったです。またよろしければ、一緒にお話ししてくださいね」


 美鈴さんが言った。


「次大図書館に来たときは今回紹介できなかったところも紹介させて頂きますね」

「まだあったんですか!?」


 小悪魔さんのその言葉を聞いて、思わず言葉を返してしまった。

 ……今日1番の驚きかも知れない。


「……また、来る?」


 フランさんはそう言いながら、胸に手を置いて不安そうな表情を浮かべた。

 僕は一瞬ポカンとしてしまって、だけどすぐに微笑みを浮かんできて、彼女の頭に優しく手を置き、少しの間小さく動かしてから、耳元で囁くように、悪戯心を満載に言った。


「君がいい子でいるのなら、必ずまたここにやって来るよ(イケボ風)」

「ふぇ!?!?」


 ……うっわ何これ恥ずかしい。

 まぁ今のフランさんの反応が面白いからいいんですけどね。(心の悪魔(?))

 僕がそう言った数秒後、、フランさんは頬……というより顔全体をボッと勢いよく紅潮させて、あたふたし始めた。

 それを見ると、思わずクスリと、笑い声が漏れてしまった。


「ふふ、冗談ですよ。フランさん、また近い内に、ここにきますから。心配しないで下さいね」

「……う、うん」


 そう言いながら、フランさんから距離を取った。

 ……あれ、そういえばなんで皆さん黙ってるんだろう?

 周りを見てみると、全員ポカンとしていた。

 ……なんで?


「どうしたんですか?皆さん固まって」


 あ、魔理沙さんがハッとした感じに一瞬動いた。

 謎に細かいのなんなんでしょうね。


「いやいやいやいやいや!どうしたんですか?じゃないだろ!?なんだ今の声!誰だよ!凄い小さい声だったけどめっちゃ耳に残ってるぞ今!」

「誰だよって、僕に決まってるじゃないですか」

「……あんたの声帯どうなってんのよ……」

「普通ですよ?」

「普通だったらその声の高さが地声の奴はあんな声出ないわよ」

「そうだぜ」 

「そうよね」 

「……うん」 

「えぇ」 

「同感ね」 

「同感です」 

「私もそう思います」 

「集中砲火って、酷いと思うんです。僕」


 それにしても誰だよは酷くないですか?(遅い)

 ……というかこれ改めて考えると僕エグいことしてません?

 ……

 うん謝ろうそうしよう。……許してもらえるかは別として。


「悪戯心だったんですけど……すみません、嫌でしたよね」


 そう言いながら、フランさんに向かって頭を下げた。

 というかこれセクシャルハラスメントにならない?大丈夫??

 あ、それとなんで正式名称なのかっていうツッコミは受け付けていませんので。


「い、いや、嫌だったって訳じゃないから、大丈夫だよ、お兄ちゃん。少しだけ、驚いちゃっただけで……」


 というか今思ったけどお兄ちゃん呼びは固定なんですね分かりたくないです。別に気にしないんだけどね。

 はいこんなこと言える立場じゃないですよねすみません。

 そんなこととは言ってはいけないことを考えていると、レミリアさんが声を上げ話を戻してくれた。

 ……ありがたやぁ、ありがたやぁ……。


「……コホン、えぇっと、気を取り直して……短い間だったけど、楽しかったわ、藍奈。そして、妹を……フランを救ってくれたこと。この場で、紅魔館の主人として、改めて心から礼を言うわ。本当はもう1つだけ言いたいことがあるのだけど……ここじゃなんだから、この後少し時間をもらっても構わないかしら?」

「? わかりました」


 話したいことってなんだろう?

 今気にしても無駄なことはわかってるんだけど……こういうのってどうしても気になるんですよねぇ……。

 気にしたら負けですね。きっと。


「また今度、会いましょう?藍奈」

「……うん。また近々会おうね。咲夜」

 

 咲夜のその言葉に、僕も同じようにして返す。

 これで、咲夜との会話はおしまい。

 ……だってこれは、もう一度会おうという願いの表れであって。

 “さよなら”の意味は、込められていないから。

 だからこれだけでも、大丈夫。

 何かを察してくれたのだろう。その会話について言及する人は、この場に誰1人としていなかった。



 一通り話を終えた後、僕はレミリアさんと2人で応接室らしき場所に来ていた。

 そこには椅子2脚と机が部屋の中心に、そしてベットが隅に置いてあり、ここだけでも十分に生活できそうな環境が整っていた。

 レミリアさんは椅子に腰をかけると、僕に目配せをしてた。その意を汲み取り、僕も同様に、レミリアさんとは反対側の椅子へと腰をかける。

 僕が席についたことを確認した彼女は、机の上に置かれていた紅茶を、小さく口に含んだ。

 数秒の静寂。

 部屋に移り早々に訪れたそれを破ったのは、紅茶を飲み込んだレミリアさんの方だった。


「さて、早速本題に入らせてもらうのだけど……あの時の話のこと、なんであぁいう形で受けたのか、その理由を教えて欲しいの」

「……あぁ、そのことですか」


 あの時の話……それは勿論、ここで働くか否かという話のことだ。

 その時、僕はその場で答えを出した。

 ……その答えは、端的にいうと『働かない』。つまり断ったのだ。

 ……だけど、そう言ったときから、レミリアさんの表情と部屋の外で盗み聞きをしていた咲夜の感情が悲しみに染ったのを見て、感じて。僕は耐えきれなくなってしまった。

 だからそこで、1つの提案をした。

 耐えきれなくなった、とは言ったけれど、実際僕自身もここで働きたいという思いがあったからという理由もあったりする。他の理由もあったりなかったり。

 だからこその、提案。

 ……その提案とは、僕がここに“ボランティア”として働きに来るというもの。

 そうしたら色々と、僕自身にとって都合も良いし、レミリアさんの願いも叶えることができるからね。

 ……ボランティアっていうものをレミリアさんが知らなくて説明するのに結構手間取ってしまって時間がかかっちゃったっていうのは内緒ね。

 そしたら、レミリアさんはその提案を快く受けてくれた。

 そこから何故かいきなりお給料や働きに来る頻度の話になった。

 本当に突発的に、なんの前置きなく。

 頻度に関してはもう少し話が進んでからか、その話自体しないかもとか思ってたから少しだけびっくりしちゃった。……いやそんな訳ないか。

 というかなんでボランティアについて説明したのにお給料の話が出て来たんだろう?

 頻度については、時間がある時と紅魔館自体がすごく忙しくなった時に来ることが決まった。

 給料に関しては……思い出したくないので割愛で。……最初に提示されたやつがアレすぎて普通に恐怖を覚えたというか今もまだすこし恐怖の念が残ってるんだよ……

 さっき説明した通りボランティアだから給料は要らないって言っても、レミリアさんがそれを認めてくれなかったんですよね…… なんというか、人が良すぎるというか……。

 僕が今まで(幻想郷(ここ)にやって来る前まで)に出会って来た人達とは大違いですね。

 それにしても……理由かぁ……一応言ってもなにも問題ないんだけど……恥ずかしい気がするなぁ……

 うん考えるのやめた。言っても何の問題もないんだし、言っちゃおう。

 レミリアさんからの真剣な眼差しを一身に受けながら、自然と出た小さな微笑みを彼女に向けて、自身の、自然と浮かんだ想いを告げた。


「あなたが、辛そうだったから。ですかね」


 その返答に、レミリアさんは一瞬だけ目を見開いた。

 思っても見なかったのだろう。自分の隠していることが、“他人”にバレているということに。

 そう考えている内に、彼女は取り繕うように自身の顔に微笑みを貼り付けて、再び言葉を吐き出した。


「何をいっているのかしら?私は何ともないわよ」

「……ならば今、あなたは何故は震えているのですか?」

「! ……む……」

「む?」

「……む、武者震いよ」

「……」


 ……往生際が悪いっていうレベルじゃないんだよなぁ……表情も少し崩れてるし声も上ずってたし……

 その時、僕は再確認した。彼女は他人のことを考え、行動できる、とても優しい吸血鬼さんだということを。

 

 ……だから、もう言い逃れはさせない。

 そう考えた時、彼女は諦めたかのように、静かに目を瞑った。


「……えぇ、そうよ。私は震えているわ。でも、そんなの今は関係な———」

「ありますよ」


 僕は彼女がその言葉を遮るように、否定の言葉を並べた。

 すると、再び彼女の体がピクリとはねて、今度は表情が完全に崩れる。焦りの感情が露わとなり、何かを我慢するように下唇を噛み締め、瞳が揺らぎ出しのだ。もう確実に、言い逃れはできないだろう。別の話題に逸らしたかったのだろうが、そんなこと、僕がさせない。

 僕は追い打ちをかけるよう、続け様に言葉を紡ぐ。


「まず最初に、あなたのその震えは連日の寝不足と絶えない恐怖から来るもの。違いますか?」


 その僕の問いに、彼女は俯き、沈黙を返してくる。


「その沈黙は、肯定という意味でいいんですね?」


 その言葉に十数秒たっても、彼女は未だ反応を示さない。


「……続けます。まず1つ目、僕があなたの状態がわかった理由です。寝不足だと、必ず人体の何処かにその影響が現れて来ますよね。それは行動だったり、言葉遣いだったり。色々な面で出てくることがあります。それが1番顔に出やすいので、そこにしか影響が出ないと勘違いしている人もたまにいますけど……人体の全ての面で、寝不足というものは影響を及ぼします。……そしてもちろん、これはあなたも例外ではありません。たとえ夜行性の妖怪、ましてや吸血鬼だとしても、寝不足に絶対にならないなんてことありませんからね」


 そこで一旦言葉を切ってから、僕は静かに立ち上がって彼女の元へと近づき、目の前まで来ると顎に片手を添えて少し強引に顔を上げ彼女の顔を引き寄せて、真紅(しんこう)の瞳を見据えた。


「やはり、上手いことメイクで隠しているようですが……隠しきれてないところが多々ありますね。というより、落ちてしまったという方が正しいでしょうか?メイクの跡が残ってますし……しかも、良く見ると顔がやつれてしまっていますよ。これは流石に、色んな意味で勿体無いです」


 そう言いながら手を離し、一歩身を引いて彼女から距離を取る。


「1つ目は、もうこのくらいでいいでしょう。2つ目に移ります。……恐怖。あなたは僕と対面したあの時から……いえ、もっと前から。ずっとずっと、何かに恐れていますね?」

「……はぁ、もうあなたには、全てバレてるみたいね」


 レミリアさんは完全に諦めたのか、自嘲気味な微笑みを浮かべながら小さく両手を上げて、優しい声音でそう言った。


「もう全て解られているのでしょう。でも……いいえ、だからこそ、この感情の本当の理由は、私自身からあなたに言っておきたい。だから、いいかしら?」


 決意が籠もった眼差しで、僕を真っ直ぐに見つめてくる彼女の瞳には、もう揺らぎはない。綻びも、何もない。

 ……本当に彼女は、強い人だ。

 自分とレミリアさんを重ねて、再び、強くそう思った。

 そして僕は、小さく首肯する。


「……私は、あなたの言うように、昔から……いいえ、正確に言うと、300年前のあの時。……お父様が亡くなられて、お母様が後を追うように亡くなったあの時から、ずっとずっと、“家族を失う”ということを恐れているわ」

「……!」


 ……そっか……そうだったんだ……彼女も……レミリアさんも“同じ”で……“そう”だったんだ。

 だから同じだったから……だから、そうだったから……


「……そう、だったんですね」


 ポロポロと、頬を伝う雫が洋服を濡らしていくのを感じながら、彼女の目尻に溜まった雫を指で掬った。


「……何故、あなたが泣いているの?」


 ……この涙は、同情から来た涙だ。汚れていて自分よがりで、滑稽で醜い、そんな涙だ。……だけど、それ以上に。僕の心にある1番大きい、1つの大きすぎる感情。それが、この涙の原因。……或いは、引き金。

 そう、それを言葉にするとすれば……


「共感、したからです」


 ……その1つに尽きた。これが、涙の正体で、真実だった。


「共感?……それって、どういう……あ、いえ、やっぱり何でも……」

「……あなたには少し、ほんの少しだけ話しておきましょうか」

「……いいえ、今回は遠慮しておくわ」

「……そうですか」

「また次の機会に、お願いしてもいいかしら?」

「……はい。僕から言い出したことなんですから、勿論」


 いつの間に、立場が入れ替わっちゃったのかな。

 そんなことを考えながら、心中で彼女に感謝の言葉を並べた。


「すみません、辛いことを思い出させてしまって。改めて思い返してみると、僕のさっきまでの行動は、人の過去に、そして想いに。土足で踏み入る、最低なものでした」


 そう言いながら、頭を下げた。

 殆ど他人と変わらない僕が、こんなにも彼女へ踏み込むこと。それがどれだけ気持ち悪い行動だったのか、今やっと気がついた。

 頭がやっと、冷えたのだ。


「そんなこと、気にしないで」


 彼女は本当に気にしていないように、何でもないように、そう言った。


「……ありがとうございます」

「取り敢えず、あなたがあの行動をとった理由はわかったわ。ありがとう。時間をとって悪かったわね」

「いえ、大丈夫です」


 そこで会話は終わりを告げて、僕のここでやるべきことも無くなった。

 だから僕は長居するのもダメだろうと思い、この部屋を後にすることにした。

 一言断りを入れて扉のドアノブを捻り、押し上げる。

 そうして僕が部屋を出て、扉を閉めようとした……その瞬間。

 レミリアさんが、椅子の上でもがき始めたのだった。

ハッキリ言って今回の話はノリと勢いで作っちゃったからこの後のことなんも考えてない(突然の告白)

私自身最後の方とかすごい無理矢理感があると思うんですよ。みなさんはどう思いますか?どうぞ感想欄へ(露骨な稼ぎ)

ということで(?)どうも皆さんこんにちは!気がついたら時が過ぎてるASADEです!

いや〜学生なのに本当に曜日感覚とかがなくて周りの人たちから怒られちゃうんですよね。

そついえば皆さん、冬休みの宿題やらレポートやら仕事やら大掃除やらは終わっていますか!?

因みに私は宿題と大掃除しか終わっていません!……がんばらないければ……!

こんな話はするもんじゃありませんね。

とまぁそんな感じ(?)で、また次回お会いしましょう!

……これがテンプレになってきてる気がする

それでは皆さん!さよう〜なら〜!

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