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東方救嬢期 〜男の娘の幻想入り〜  作者: ASADE
第一章 幻想郷巡り。……にしたいです。(作者の願望)
20/50

第17話 選択

またまたまたまたお久しぶりの投稿です。ホント、すんません。

多分内容ほとんど覚えてないと思いますけど、よかったら読んでいってください♪

後書きの方にアンケート紛いをとる云々の話してるのでそっちもよかったらお願いします(唐突)

「凄い連携バッチリだったね。はじめて2人でやったのに」

「えぇ、そうね。うん。えぇ、そう。そう、なのだけど……」

「ん?どうかしたの?」

「……あれはなんだったの?」


 ……あれ、なんか今のすごいデジャヴを感じてるんですけど気のせいですかね?


「あれって?」

「……いいえ、やっぱりなんでもないわ」

 

 う〜ん?どうかしたのかな?


「何か言いたいことがあったらなんでも言っていいからね。」

「……」


 あ、無理された。

 というか咲夜さんそんなジト目で見ないで下さい僕の心が傷ついてしまいます

 まぁいいや。取り敢えず時間もないだろうし、サッサと装って持っていきましょうか。

 ……と、その前に。


「フランドールさん?どうかしたんですか?」

「!!」


 一瞬ピクリと扉からはみ出ていたあの羽が動いたかと思うと、少しだけ出していた顔を引っ込めてから、ゆっくりとした動作で扉の前に顔を出した。


「え、えっと……最初はいつもみたいに咲夜の料理してる姿を見ようとしてたんだけど……」


 あ、咲夜が「え?いつも??」みたいな顔してる。

 まぁ、気付いてなければそうなるよね。


「だけど?」

「……」


 あれ?なんか黙っちゃった。

 なんか咲夜に目で語りかけてる気がする。

 見ないようにしなければ(使命感)

 まぁ見たら何を伝えてるかわかっちゃうからね。仕方ないね。

 その数秒後、咲夜がフランさんが何を言いたいのか理解したのだろう。何度も小さく頷いた。


「うん結局どう言うこと?」

「……あれって何?」


 あ、咲夜と同じこと言ってる。


「あれって?」


 あ、凄いデジャヴを感じる。

 デジャヴってね、既視感のことなんですよ(?)

 そんな凄いしょうもないことを小◯構文風に考えていると、フランさんが口を開いた。


「あの、料理中にやってた……一瞬で食材が切れたかと思ったらもうお鍋に入ってたりしたあれ。その時の咲夜はいた場所から動いてなかったから、多分、咲夜の能力のおかげじゃないんだよね?」


 待って普通にこの子頭良くない?

 頭悪いとは思ってなかったけど……まさかここまでわかってるとは思ってなかった。

 僕はフランさんの頭に手を置いて、優しく撫でた。


「凄いね。そんな少ないことでそこまでわかるなんて」


 僕がそう言ってる間フランさんは、目を細めて気持ちよさそうにしていた。


「フランさんの質問に対しての答えだけど、フランさんの言っていたまんま、その通りだよ。あれはただ単に複数の食材を真上に投げてからナイフでそれぞれの形に切っただけだから。あ、因みにあれはいつもはやらないからね。食材が痛んじゃうかもしれないし」


 最後に「今回は急いでたからね」と付け足した。


「???」


 ……あれ?なんかフランさんの目が点になってる……

 本当にそんなことってあるんですね。

 ……え?あれって比喩表現じゃなかったの?

 それにめちゃくちゃ頭にはてなマークが見えるんですけど。……流石にこれは気のせいですよね?

 と言うか気のせいにさせて下さいお願いします。


「おーい?フランさーん?」


 約20秒経っても動かない。

 流石に動かなさすぎだなと思ったのでフランさんの目の前で小さく手を振りながら、名前を呼んでみる。

 すると一瞬ピクリと反応したかと思うと、咲夜の方へと視線を向けた。

 多分咲夜に目で何かを語りかけているのだろう。

 見ないようにしなければ(使命感(2度目))

 まぁ見たら何を伝えてるかわかっちゃうからね。仕方ないね。(2度目)

 まぁ大体内容はわかるんですけどね。というかそれ以外のことについてだったら普通にびっくりしますよね。

 そんなことを考えていると、咲夜が声を上げた。


「取り敢えず、料理を運んじゃいましょうか」

「え? う、うん。そうだね」

「妹様は大食堂でお待ちください。直ぐにお運び致しますので」

「わかった。それじゃあ2人とも、頑張ってね!もう終わりっぽいけど」


 フランさんはそう言いながら笑顔を浮かべると、踵を返して厨房を後にした。

 というか普通に話し終えるの早かったですね。

 因みにそのときのフランさんの言葉は片言気味でした。


「時間は?」

「後2分。本当にギリギリだったわね……。ありがとね。藍奈」

「お役に立てたようで何より」


 僕は小さく浮かべた微笑みを、他でもない咲夜に向けながら、そう言った。


 それからみんなで楽しく朝食を食べました。

 とっても楽しかったです まる

 あ、それと食べてる時にめちゃめちゃ賞賛の嵐が飛んで来てものすっっっごい恥ずかしくなったのはここだけの話。

 嬉しかったけどね。



 朝食を食べ終えた後の現在、僕は帰る準備を進めていた。

 朝食中に霊夢さんに「お昼には帰るから準備しておいて」と告げられたためである。

 そんなことを考え見ながら、僕は何か忘れ物がないかポンとして見えるようにしたリュックの中身を確認する。

 ……うん、何か無くなってるものとかはなさそうだね。

 良かった。何か無くし物しちゃってたりしたらこの館の中だと探すの凄いは大変だろうからね。

 あ、そうだ。まだ紅魔館(ここ)の皆さんにお礼言えてませんやん。

 やばいよやばいよ。めちゃくちゃ失礼なことするところだった……気づいて良かった……。……えっと、時間までは後どのくらいあるのかな……?

 ……あ、まだ全然時間ありましたね。朝食からもう約2時間くらい経ってたけど。

 時間が経つのって、早いわね。

 まぁそんなことよりも取り敢えず、行きましょうかね。

 そんなこんなで、僕は出来る限り片付けをしてから、その部屋を後にした。


 今いるこの場所には、廊下を進む足音だけが響いている。

 他には風の音も、人の声も、何もない。

 というか今更なんですけど紅魔館の窓って全部ステンドグラスできてるんですよね。

 ……どれくらい、かかったんだろうなぁ……。

 まぁ吸血鬼の館だからなのかな?こう言うガラスって光を通さないって聞いたことあるし、実際通ってないし。まぁ色合いも関係あると思うけど。

 因みに紅魔館(ここ)の窓の色は全部紅色だよ!凄い光を通さなさそうだね!!

 実際光なんて殆ど通してないんですけどね。

 ……どれくらい、かかったんだろうなぁ……。(2回目)

 っと、そんなこと考えてたら着いたね。

 ……今思ったけど、これ、誰に言ってるんだろう?

 ……コミュ障……独り言……う、頭が……。

 こんなこと思ってるからこんなふうになるんですよね。

 自覚ありが1番厄介。僕はそう思います。

 まぁ取り敢えず部屋の前に着いたからノックしましょうね〜

 すると、部屋の中から今はもう聴き慣れた綺麗な声が響いた。

 その声には初めて会った時のような威厳はなく、最初の時にはなかった、何かの決意を持ったかのような、強く優しい声だった。そう考えてから聞いてみると別のベクトルの威厳がありますね。

 一言断りを入れてから、その扉を開く。

 すると彼女は、大きな椅子に腰をかけながら、小さなグラスの中に入っている赤色の液体を揺らしていた。

 レミリアさんは、僕に一瞬目を向けると、そのグラスを机に置いて、もう1度こちらに視線を向けて来た。

 彼女の表情は、どことなく楽しさを感じさせるような微笑みだった。


「良く来たわね、藍奈」

「えぇ、まぁ呼ばれましたからね」


 あれ、今のめっちゃ失礼じゃなかった?

 ……

 気のせいどうことで(?)


「どう?ここでの生活は」

「……正直に言いますと、ちょっと広すぎてあんまり落ち着けませんね……。まぁここ自体は好きなのでそれは些細事でしかないんですけどね」


 うん日本語下手かな?


「そう。それならよかったわ」


 そう言いながら、咲夜が持って来たのであろう紅茶の入った純白のカップに手を伸ばして、一口含んだ。

 

「……うん、やっぱり咲夜の淹れた紅茶は美味しいわね」


 表情を崩さずそう言うレミリアさんを見て、言葉にできない嬉しさを感じるのは仕方がない事だと思う。

 ふぅ、と息を吐いてから、またこちらに向き直った。


「さて、雑談もほどほどにして……本題へ移りましょうか」


 そう言うと、レミリアさんはカップをソーサーの上に戻した。

 コトリと、その音だけが耳に届く。

 気付かぬ内にカップに向いてしまっていた視線をレミリアさんへと戻しながら、何処となく何処からかの弱々しい風に耳を向けた。

 そして、彼女を見やる。

 すると、彼女の表情は真剣そのものになっていた。

 だが彼女は、何かを躊躇うように口を噤んでいる。

 ……あぁ、そういうことか。

 何故?という疑問の前に、納得が出てしまった。

 大まかにではあるもの、何を言おうとしているのかを理解した。

 だから僕は、彼女の目を見据えて、ただその言葉を待った。

 息を吸い込んだ彼女を見て、身構え、耳を傾けた。


「藍奈、ここで働かない?」


 良かった合ってた。もしも違ってたらただの自意識過剰の痛いやつになってたからね。

 え?元からだって?

 やめてよ自覚してるんだから。

 空を飛ぶ方法を模索してた時がそのまんまですよね。

 ……

 性格戻したいよぉ〜……

 ……何にせよ、僕の答えは決まってるから殆ど意味はないんですけどね。

 まぁ一応本心かどうか確認しましょうか。

 目を見てー……うん。これは本心からの言葉ですね。嘘は言ってない。

 偶にこういうことする人本心じゃないっていうことがあるって聞いたことあるからね、一応ね。

 ……他意があるっぽいけど。

 まぁそれは家族のためっぽいから全然いいんですけどね。

 ……良い人やなぁ……。

 いや待って違った良い吸血鬼だった。やばいナチュラルに間違えちゃった。

 ……まぁ誰にも聞かれてないから、良いよね?


「……藍奈って、何気フラグ立てるの上手いわよね」

「皮肉籠もってません?……って、え?その言い方……もしかして……?」

「……えぇ、もう。1から10まで全部」

「……良かった合ってたのところから?」

「えぇ」

「誰にも聞かれてないから良いよねのところまで?」

「……えぇ」

「声に出てました?」

「いいえ、嵌めただけよ」

「え??」


 ……赤くなってると思う。今の僕の顔。すごく。

 なんか顔の近くでシューって音が聞こえてくる気がするもん。

 幻聴ですねはい。

 というかなんでレミリアさんの方も顔赤くなってるの?

 笑いを堪えてるからですねわかります。(自問自答)

 自爆しましたよ!何が悪いんですか!!

 というかなんでこんなことするんですかレミリアさん!


「うにゃぁぁぁぁ……」

「え?猫?」


 またも無意識に声……というか今度は唸り声が漏れてしまう。

 ぁぅぅぅぅ……なんでこんなことしちゃうかなぁぁぁ……

 ……ぅぅぅ……こんな簡単に騙されるなんて……もうやだ(泣)


「わ、悪かったわ。つい出来心で……。ま、まぁ、取り敢えず話を戻しましょうか(うにゃぁ可愛かった(脳死))」

「……はい……」


 レミリアさんは咳払いを入れてから、静かに話し始めた。


「……あなたは、私達家族を救ってくれた。だけど私には、あなたに対して出来ることは限られている。……だから、あなたが眠っていたこの数日間考えた末に、あなたに“選択権”を与えることにしたの」

「……それがここで働くか否か、という言うことですか」

「えぇ、そういうことよ」


 「ここで働いてくれた方が借りも返しやすいしね」と、最後にそう付け加えた。


「因みにちゃんと働いてさえしてくれれば、衣食住はもちろん保証するし給金も弾むわよ」

「……まさか、朝のやつ見てました?」

「……さて、どうでしょうね?まぁ、理由を言うとするなら、単純私があなたを手に入れたいと思ったからよ」


 めちゃくちゃ先読みしてきますやんレミリアさん。

 ……と、というか……て、手に、入れたいって……

 なんでそんな格好良い言い方さも当然のように言えるの?

 ……ぁぅぅぅ……

 なんでレミリアさんと話してるとこんな恥ずかしくなるんだろう?

 真っ直ぐだからですね。色んな意味で。

 ……こういう性格になれたら良いのに……

 それでいて見た目が美少女……モテるんだろうなぁ……僕と違って(泣)

 まぁモテたいと思ったことないんですけどね。

 ……これがガチなの色々とダメな気がする。

 ……

 まぁいいや

 何はともあれ、この話は僕自身にとってはとても魅力的なものだ。

 安定した職、と考えるとここ以上に良いところはなかなかないと思う。吸血鬼さんが当主を務めてるんだから多分潰れることはないと思うし。

 謎の自信じゃないよ。だってレミリアさんは……はっきり言っちゃうけど、吸血鬼の中では幼い方だと思う。それで当主を務められているということは前当主が彼女にそれほどのことを入れ込んだ、っていうことだと思うからね。

 まぁ結局ただの空論に過ぎないから謎の自信に変わらないんだけどね。

 え?ならこの長い文章はなんだって?(メタさん)

 そんな文字数稼ぎに決まってるzy(((殴

 すみませんでした。

 まぁ作者の人は文章力部屋の角の埃ぐらいで書くスピードはナメクジぐらいですからね。(やめてくれません? by作者)(嫌ですby藍奈)(……(無視) by作者)(めちゃくちゃデジャヴを感じますね by藍奈)(そこは乗ってくれないんですね…… by作者)(あ、え、えと……なんかごめんなさい by藍奈)(……(無視)by作者)(いやなして?? by藍奈)


「ここで答えを出した方が、もちろん良いですよね?」

「まぁ、できるなら。ここを逃しちゃったら多分次会う時になっちゃいそうだしね」

「……わかりました」


 沈黙が訪れた。

 僕は考えを纏めるために、スッと息を吸い込んだ。

 ……そうして、数十秒が経ち。考えが纏まった僕は、静かに顔を上げた。


「決まったようね」

「はい」


 端的に、そう返答する。


「それじゃあ……聞かせてもらって良いかしら?」


 またも、沈黙が訪れた。

 張り巡らされた緊張感という名の糸が、この部屋全体に巻きつき絡み合い、僕達の動きを封じ込めているという錯覚をさせられるほど濃密な時間だと感じさせた。

 沸々と湧き上がる感情を抑え込みながら、告げた。


 ———その、僕の答えを———。    



どうも皆さんこんにちは!お久しぶりのASADEです!

もう投稿が遅れることが恒例になりつつあることが申し訳ない……もうやらないといけないことは終わったので多分投稿頻度少しは上がると思います。

言ってなかったんで多分釣り合いは取れてますよね。

え?もっと恥じた方がいい?

私もそう思います

まぁそんな話は置いておいて、そろそろ本題に入りますね。


・ここから重要。 ……な、はず。

私の作品の後書きとか前書きって毎回長いじゃないですか。それって読者の方々的に見たらどうなんだろうって思いまして。ということでアンケート紛いです。

そのことについてどう思うか感想とかに書いてくださいお願いします。

誰も作品の感想とかもくれないので色々とわからないんですよね。((チラチラ

まぁそんな感じで(?)、それらのついての意見が欲しいので良かったらコメントください(コメ稼ぎ)

え?小泉構文っぽい?

ちょっと何言ってるかわからないですね。

因みに何もコメントと書かなかったらこの感じの長さが続きます。

それでは今回はこの辺で。

よかったら(いつになるかわからない)次回も読んでいただけると幸いです。

それでは皆さんご一緒に(?)。さよなら、さよなら、さよな〜ら〜♪

あ、それとそんなこと言いつつ今回も長くなってるっていうコメントは受け付けませんからね?

過去最長かも知れなくてくさ(白目)

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