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東方救嬢期 〜男の娘の幻想入り〜  作者: ASADE
第一章 幻想郷巡り。……にしたいです。(作者の願望)
18/50

第15話 姉妹っていいよね(本心9割諦念11割(?))

どうも皆さんこんにちは!もう1ヶ月に一度投稿できたら良いなぁみたいなペースで毎回やろうと思い始めているASADEです!

本当に毎回投稿が遅くてすみませんねぇ

勉強とか勉強とか仕事とかしないといけないんで時間があんまり取れないんですよぉ。

……誰か助けてください(懇願)

まぁそんな誰もが通る道をとやかく言ってもしょうがないし超無駄なことだとわかってるんで取り敢えず、良かったら読んでいってください♪

 数分後、彼女の涙は収まり、一見落着……だと思ったのだけれど……この状況、どうすれば良いんですか……?


「あなたのこと、お姉ちゃんって呼んで良い?」


 ……この人も何ですよねわかってました(泣)

 ……一応聞いてみよう。


「お兄ちゃんじゃなくて?」

「? なんでお兄ちゃんなの?女の子なのに」


 ……で、ですよね〜。……(´・ω・`)


「僕が男の子だからですよ?」

「……男の娘?」

「違うそうじゃない」


 ……は!反射的にツッコんでしまった……。


「じょ、冗談だよね?」


 フランさんが目を点にしながら、頭の働いていないと言うふうな感じでそう聞いてくる。

 それに僕は、バッサリとこう答えた。


「冗談じゃないに決まってるじゃないですか〜」

「そうだよね〜」


 そうしてフランさんは一拍をおいて、息を吸い込んだ。


「……はぁぁぁぁぁぁあああああーーー!?!?!?」


 その叫び声は間違いなく、今日1番の叫び声だったのだった。



 Side out,In unknown

 時は少し遡る。



 霊夢と魔理沙は藍奈と話をし終えた後、レミリアの部屋へと赴き、話しを始めていた。


「……藍奈は、どうだった?」


 レミリアが、ゲンドウポーズ(笑)をしながら、そんな問いを投げる。

 その声には少し、不安が隠れていた。

 それに対して、近くの壁にもたれかかりながら、霊夢が答えた。


「……結論から言えば、何ともなかったわ」


 それを聞いたレミリアは、安堵のため息を漏らした。だがそれは、直ぐに疑念に歪む。

 しかしそれは、次の、霊夢により並べられた言葉によって、水面に走る波紋のように消えていった。


「まぁそれは、彼があの怪我の痛みに“気が付けていなかった”だけなのだけど」

「……え?」


 レミリアから、そんな素っ頓狂な声が漏れた。

 それもそうだろう。何故ならば藍奈は、常人ならば痛みに悶え、発狂してもおかしくないほどの怪我を……否、怪我とも形容し難いほどの傷を負っているのだから。

 魔理沙が先程藍奈と話をしているときに、『ちりも積もれば』と、そう表現していたが、その“ちり”1つ1つが大き過ぎるのだ。

 ……だから、はっきり言ってしまえば、先程霊夢の言っていたこの言葉は、気休めにしかならない。もしかしたら、気休めにもならないかもしれないレベルなのだ。

 そして、藍奈のあの体の傷は、治療後のものだった。

 だが、治療をし終えた後ですら、あそこまでの傷が残る。

 因みに藍奈の体を治療したのは、七色の魔法使い……パチュリー・ノーレッジであり、自身の約半分の魔力を使った結果のものだった。

 もしもパチュリーが治療を施していなければ、最悪の場合彼の命はなかったであろう。

  色々と端折って結論から言えば、藍奈のその反応はおかしいということなのだ。


 レミリアは、霊夢に向けて疑念の視線を向ける。

 霊夢はその視線に対して、目を瞑り頭を少しだけ下に下げることで応えた。

 そして、部屋の中心よりも少し横にいる魔理沙にもまた同じように、疑念を込めた視線を送る。

 それに対し魔理沙は、自身の白黒の帽子の(つば)を少し下げて顔を隠すことにより、応答した。

 レミリアはその霊夢の行動を見て、理解した。


「……はぁ……彼は、一体何者なのかしら……」


 レミリアが、ため息をこぼして、そんな疑問を口にする。

 その疑問は、この場の誰もが持っているものだった。

 誰もが思考を巡らせて、思考の世界へ入っていたそのとき、扉のノックが静かに響き渡った。


「入れ」


 レミリアが1言、端的にそう応えた。

 その次の瞬間、木製の扉が少しの悲鳴を上げながら、静かに開いた。

 そこで姿を表したのは、咲夜だった。

 咲夜は扉を閉めて、こちらに振り向いた。


「失礼します、お嬢様。僭越(せんえつ)ながら、思考を巡らせるだけではお疲れになられると思いましたので、紅茶を入れて参りました」


 そう言う彼女の手元には、いつも彼女が愛用しているお盆と、それの上に乗せられたこの場にいる人数分の紅茶の入った容器があった。

 それを見たレミリアは、微笑みを浮かべながら、咲夜に礼を言った。

 そうしてこの話は、一旦のピリオドを打たれた。


 数分後、全員が飲み終わったのを確認すると、レミリアがまた話を始めた。

 因みに咲夜は、レミリアに『この場に残れ』と言われた為、今はレミリアの座っている椅子の横に立っている。


「それじゃあ、話を戻しましょうか」


 レミリアは、咲夜にチラチラとした視線を送りながら、そう言った。 

 その言葉を聞いた咲夜は、何かを察したようだった。

 いや、正確に言えば、『確信した』の方が正しいだろう。

 沈黙が走る。

 重い空気が、辺りを満たす。

 ……そうして、数秒後。レミリアが、咲夜に問いを投げた。


「……藍奈とは、どう言う関係なの?」


 咲夜以外の全員がずっこけた。


「いやいやいや!そこじゃないだろ!?レミリア!」


 魔理沙がすかさずツッコミを入れる。


「だって、気になるじゃない」

「いやまぁ、確かに気になりはするけどな?けど時と場合というものをだな……」

「……それに、強ち関係ないというわけでもないと思うしね」


 そう言いながら、咲夜に視線を向けるレミリアを横目に、霊夢は、あのフロントでのことを思い出していた。

 ……そして、その思考の整理がついたところで、霊夢は、改めて確信した。

 ……咲夜は、藍奈についての、何か途轍もなく大きな情報を持っているのだということを。

 だが、咲夜は1つ息をついてから、静かに言い放った。

 

「……すみません、お嬢様。……そのことは、私の口から言うことはできません」

「……そう……理由を聞いても?」

「……」


 レミリアのその問いに、咲夜は俯き加減で、口を噤んだ。

 数秒後、微かな声で、咲夜がポツリと呟いた。


「……お嬢様方を、巻き込んでしまう可能性があるからです」

「……そうなのね。ありがとう、咲夜。下がっていい」


 レミリアがそう言おうとした瞬間、甲高い叫び声が響いた。


「はぁぁぁぁぁぁあああああーーー!?!?!?」

「「「「!?!?!?」」」」

「この声は……フランの声!?」


 突然の出来事に、レミリアは驚きを隠せない様子だった。

 いや、この部屋にいる全員が、同じ状態だった。


「取り敢えず咲夜、急いで行くわよ!」

「はい!」

「私たちもついていくわ」

「多分フランの部屋からだよな?」

「えぇ、そうだと思うわ」


 そんな会話を交わしながら、レミリアたちは急いで部屋を出た。


 数十秒後、レミリア達はフランの部屋の前で足を止めていた。

 部屋の中では未だにアワアワとした空気が外に漏れていた。

 レミリアは、勢いよくその扉を開ける。

 すると、そこに広がったものは、床に物が散乱していて、壁には絵画がずり落ちたように傾いており、錯乱状態に陥っているフランと、その近くでアワアワと慌てている藍奈の姿だった。

 この光景を目の当たりにした4人は、困惑の色を前面に示した。


「……ねぇ、この状況、なに?」

「……こっちが聞きたいわよ」


 呆然としたと形容していいほど困惑した様子のレミリアが、そんな問いを投げる。

 もちろんそれに誰も答えることができるはずもなく、呆気に取られて誰もが返事をできない中、霊夢だけは、レミリアにそう返した。

 その時、こちらに気がついた藍奈が、自重気味な苦笑いをこちらに向けてきた。

 その表情を見たとき、霊夢と魔理沙、そして咲夜はこの状況になった理由を概ね理解した。

 だが未だ、レミリアだけはこの場に困惑の色を示し続けている。

 そうこうしていると、フランがこちらの存在に気がついた。その時の彼女の表情は、先ほどと一切変わってはいなかった。

 素早くこちらに移動したフランは、レミリア達に向けて問いを投げる。


「あ、あああ、あい、藍奈って!おと、お男の子、なの?」


 それを聞いたと同時に、レミリアがポカンとした表情を浮かべた。

 たじたじの言葉となっているが、それほど驚いているということなのだろう。

 そんな簡単な問いに、レミリアが短く答える。


「そんなわけないでしょう」

「いや、僕は本当に男の子ですよ?」

「えぇ、藍奈は男です」

「あいつは男よ」

「そうだぜ。あいつは男なんだぜ?」


 その否定の言葉の奔流に、レミリアが固まる。

 ……数秒後、先ほどのプランと同じように、叫び声をあげたのだとさ。

 姉妹仲良いね。微笑ましいね。

 そしてめでたしの部分をください。



 side藍奈

 フランさんの叫び声を聞いて来たらしいレミリアさんが凄い勢いで扉を開けたかと思うと同時にフランさんが目にも止まらぬスピード(笑)でレミリアさんの前まで行って僕の性別に対しての問いを投げてそれに対してレミリアさんは当然と言った表情で女の子と言ったところをいつのまにか来ていた霊夢さんたちと僕が一斉に否定の声を上げて2人が叫び声を上げた数分後、レミリアさんは改まった様子で、またもや僕に問いを投げて来た。


「それで……あなたって、本当に男なの?」


 未だに少し混乱した様子のレミリアさんのその言葉に、フランドールさんが首をすごい勢いで縦に振る。

 もうコクリコクリじゃなくてブンブンですね。これは。


「ちょっと待って下さいフランさん、そんな勢いで首を振っちゃったら痛めちゃいますよ?」


 僕はそう言いながら、フランさんを宥める。

 だってもう分身してたもん。4つのクビがあったんだもん。そりゃあ止めるよね。

 そんなことを考えながら、僕は改めて自己紹介を始めた。

 まぁ別に自己紹介じゃなくても良いんだけどね。

 というかそこ!(フランさんとレミリアさん以外)ずっと体を小さく震わせながら顔を少し背けて赤くして笑ってるんじゃありましぇん!

 ……悲しくなって来た……恥ずかしさも含めて……


「僕の名前は魅黒藍奈。人間で、正真正銘の男の子です」


 この後、フランさんやレミリアさんに性別詐欺だろと言われて悲しかったです(小並感)

 というか、なんでそんなに女性と間違われるんだろう?

 永遠の謎(笑)ですね。


どうも皆さんこんにちは!先日やっと退院できたと思ったらすぐに入院の予定が入ったASADEです!(2度目)

いやぁ、こんな短期間で予定が立てられることになるとはね!HAHAHAHAHA!!

……誰か助けてください(懇願)

まぁそんなどうでも良いことは置いといて、前書きでも言ったようにもうこの際投稿頻度1ヶ月に一度投稿ぐらいにしようかなって思ってます。

意義とかあればコメントください

それと入院の野郎がまた近くまで迫ってきてるんでまた投稿が止まります。

本当にすみません。

でもそれでも読んでくれると言う方は待っていて下さい。打ち切りにはしません。わからないけど。

まぁ今回はそんなところで。

それでは皆さん、さよな〜らさよならさよなら〜♪

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