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集団召喚、だが協力しない  作者: インドア猫
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ステータス

ここは魔法使用不可の結界がはってある。ここをでない限り転移は出来ない。仕方ない正面突破するか。


「強行法で行く。ここを出たら速攻で転移するからしっかりついてこいよ」


当然衛兵がいるので、


ぶん殴る。


ゴーレムの硬い腕がドラゴニュートの馬鹿力で繰り出される。鳩尾に入ると鎧をもろともせずに衛兵のアバラ骨を折る。



ヒュッ



すぐ横をもう一人の衛兵の槍が掠める。槍と一本道で素手で戦うのは不利だ。力任せに一気に距離を詰める。多少当たっても岩の肌が弾く。


「クッソ、羽と角があるゴーレムなんて聞いた事ないぞ!いったいどうなっ・・・グハッ」


手刀を入れて意識を刈り取る。殺す必要はないだが戦えないように腕の骨を粉砕しておく。


「悪く思うなよ」


ドアを蹴破って一気に外へ飛び出す。


「【魔弾】」


外に出ると当然また衛兵がいたので反応する前にブッ飛ばす。ありゃ死んだかもな。こっちの世界だと魔法を使いやすいから威力が思ったよりでた。まぁいい。


「行くぞ【転移】」



************



魔国王都の外れに転移した。三人分だから調子が狂ったな。中に転移できると思ったんだがな。結構調整が難しいな。少しずつ慣れていくか。


「アナタノ種族トイイ、スキルトイイ、イッタイドンナステータスヲ?」


「あぁー、最近確認してなかったな。【ステータス】」



〈クレルス・ベルク〉


種族:悪魔、サキュバス、ドラゴニュート、ゴーレム


レベル18


スキル

【魔弾:属性付与可】【魔纏:属性付与可】【魔壁:属性付与可】【転移】【思考加速】【平行思考】【覚醒:限界突破、覇王、狂化】【幻術】【竜化:竜鱗、竜爪】【硬化】【複製】【念話】



「マサカココマデトハ」


スキルの数は五個持ちが一般的で、十個以上持っているのはほんの一握りだ。と言っても爺ちゃんと婆ちゃんは十四個持ってたし、母さんに至っては十六個も持っていた化け物中の化け物だ。


「取り敢えず入るぞ」


王都の中に入って城へ向う。


「人間ノ国ニスパイニ行ッテイタ者ダ。通シテクレ」


「は、確かに。良かったです。てっきり殺されていたのかと」


「こちらの方が助けてくれたのだ」


「そうですか、どうぞこちらへ」



************



「よくやってくれた。感謝するぞ。まずは二人の怪我を治す事が先決だ。さあ。クレルスは残れ。他の者に紹介する」


「「「はっ」」」


「改めて感謝するぞ。さて、各部族代表の者たちだ。これから仕事をともにすることもあるから覚えておけ」

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