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振り向けば妹がそこにいる件  作者: 遥風 かずら
第五章:女子と学園の秘密
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66.もなかちゃん先生の思い出作り 思い出エンド


「な、なななな!? もなかちゃん、い、今のは……」

「礼なのじゃ!」

「な、何のお礼ですか?」

「ハルにいさまと近しくなれたことにじゃ」


 もなかちゃんにキスをされてしまった。もちろん、頬に。


 先生の正体はここまでしか分からなかったけど、学園の中で出会う彼女とは違う姿を見せてくれた、それだけでもやっぱり自分が特別な存在なのだと理解した。


「ふふ、さて……もなかは油断をしていた」

「何がです?」


 冷静な先生にしては珍しく、申し訳ないと言った表情で俺を見ている。


「もなかは普段から気を張っていたのじゃが、今回は素を出してしまったがために、明空には申し訳ないことをさせてしまうのじゃな」

「へ?」

「忘れたか? もなかの家の回りは碓氷が囲んでいると」

「あっ! ま、まさか……」


 あざといさやめと違って、円華なら正々堂々というと意味が異なるけど、知らせてくれると思っていた。


 それなのに――


『は、は、晴馬……お、お前という奴は』


 げげっ!? さやめでもないのに何でここに円華がいるんだか。


 これは今までの言い訳が通用しないパターン!?

お読み頂きありがとうございます。


少しずつ更新再開します。

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