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振り向けば妹がそこにいる件  作者: 遥風 かずら
第五章:女子と学園の秘密
64/74

64.もなかちゃん先生の思い出作り 1-2


「こ、ここがもなかちゃん先生のお家ですか」

「そうなのじゃ。目の前には見渡す限り、碓氷家の壁が見えているのじゃ」

「何というか、格式高いかと思っていましたけど、所帯じみた外観というか何というか……」

「親しみを感じてくれたら、もなかは嬉しいのじゃ」

「近いです! もなかちゃん先生のこと、一気に親近感が湧いたと言いますか」

「ならば、家の中ではもなかのことをもなかと呼ぶのじゃ! もなかは、明空のことを兄と呼ぶ!」


 先生なのに妹のように感じてしまうのは、やはり小柄すぎるせいもあるのか。


「さぁ、入るのじゃ!」

「お、おじゃましまー……」


 外観通り……いや、それ以上に中も普通過ぎた。かと言って他に家族がいるわけでもなく、一人暮らしみたいだ。


 大きい一軒家にもなかちゃん一人とか、実はさやめのような特別な先生だったりするのか。


「どうしたの、はるにいさま?」

「ふぁっ!?」

「び、びっくりしましたよー! 何ですかその、どこぞのお姫さまみたいな口調は」

「もなか、おかしなこと言った? じっ……」


 ナニコレ……小柄な子からの上目遣いは何かのお仕置きですか。


「いや、その……」

「……はるにいさま、抱っこ」

「ふぉっ!?!」

妙義もなか


学園の先生で二年の担任。

その正体は……?



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