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毎日更新するのと、月曜日に時間をずらして七回連続更新するの、どちらが良いのか

作者: 大遠

 毎日更新するのと、月曜日にまとめて七話(一時間ずつでも時間をあけて七回)連続更新するの、どちらが日間総合ランキングに載るためは効果的なのだろう?



 何故そんなことを思ったかというと、昔にエッセイか何かで、小説家になろうで売れるためには日間ランキングに載るしかない、といったような感じの文章を読んだことを思い出したからである(記憶違いだったらごめんなさい)。



 私自身は底辺作家であり、なんとかして小説家になろうで売れたい。なのでなんとかして日間総合ランキング三百位に入りたい。そう考えた時、ふと冒頭の疑問が浮かんだ。



 自分なりに考えてみると……どちらがよいのかよく分からない。でも一般的には前者の毎日更新を推奨している人が圧倒的に多い気がする。たぶんそれは私の頭が足りないだけなのだろう。きっと前者を押している人の中には、実際に前者と後者を両方やってみた人もいるだろうし。

 ちなみに分からないのなら実際に試してみろよという当然の意見だけは勘弁してほしい。ある程度のデータが集まるまで毎日更新とか無理です、ごめんなさい。



 とりあえずここから先は、自分なりの考えを述べてみようと思う。



 まず日間総合ランキングに載るための方法は、大きく分けて二つあるのではないかと思っている。

 一つは誰か発言力の強い他者に発掘してもらうことを待つ(有名な作者様やスコッパー様や、ブロガ―様など)という方法。

 そして二つ目は他者に頼らずに自力でポイントを稼ぐという方法。

 まあ、他にも何かしらの賞に応募するとかあると思うけれど、ここでは考えないことにする。



 日間総合ランキングに載るための方法として一つ目の発掘してもらうことを待つという方法を考えているのであれば、それは前者の毎日更新の方が良いであろう。だっておそらくユニークアクセス数は前者の方が多くなるだろうから。 



 では二つ目の、他者に頼らずに自力でポイントを稼ぐという方法をとった場合はどうであろう。



 まず日間総合ランキングの三百位くらいに入るためには、調べてみると一日で八十ポイント前後を稼ぐ必要があるようである。

 ここで重要なのは、八十ポイントを一日で稼ぐ必要があるということである。



ではようやって一日で八十ポイントを稼げばよいのだろうか。普通に考えれば新規読者様に評価なりブックマークをしてもらうというのが一番良さそうな気がする(もちろん既存読者様が物語が佳境に入ってきたときなどに、後からポイントをくれるという場合もあるだろう。この場合についても後で少し考えてみようと思う)。

 まずは新規読者様に的を絞って考えてみよう。

 私はこの場合は前者の毎日更新よりも後者の方がよいのではないかと思っている。



 私のような底辺作者の作品が新しい読者様の目に触れる機会と言えば、基本的に新着順で前の方のページに載っている数十分程度しかない(時々更新してから数日後とかに読んでくださりポイントを入れてくださる方がいるけれど、そんな人はまれだと思うのでここでは考えないことにする)。だから基本的に一日のうちに自分の作品に新規読者様からまとまったポイントがもらえる可能性が高い時間は、更新後の数十分だけだと考えてもよいだろう。



 だから普通に考えれば、前者の毎日更新では一日のうちに新規読者様からポイントがもらえる可能性が高い時間は、毎日その更新した後の数十分のみ。

 しかし後者であれば単純計算では、月曜日だけに限れば更新後の数十分が七回ある計算である。

 よって、更新後の数十分に得られる新規読者の数が両者とも同じであるとするならば、後者の方が良い気がする。



 ここで、更新後の数十分に得られる新規読者の数に両者の間で差はあるのかとという、疑問が生じる。



 人によっては、「そんなの毎日更新していた方がポイントもたくさん稼げているし、一話目のユニークアクセスはのびているに決まっているんだから、同じなわけがないだろ」と思われるかもしれない。

 まあ、確かに一話目のユニークアクセスや各話の平均ユニークアクセス数を比べればそれは前者の方が多いとは思うのだけれど、ただ新規読者の数に関しては私はそんなに違いが生じるとは思えない。

 


 もともとその作品の読者だったけれど、なんとなく気になって読み返してみたという人が前者の場合には多いだけではないかと思うのである。

 だってわざわざ新着順で小説を探している人が、総合ポイントで作品の取捨選択をするだろうか。そんな人だったら初めから、ランキングなりポイントの高い順で読む小説を探すようなような気がする。



 以上が新規読者様に的を絞った場合に、後者の方がよいと私が思った理由である。



 では次に新規読者様ではなく、既存の読者様に的を絞った場合について考えてみよう。つまり既存読者様が物語が佳境に入ってきたときなどにくれるポイントで一日八十ポイントを狙ってみるということである。



 このやり方でどの程度一日八十ポイントを稼げる可能性があるのかという疑問はさておき、とりあえずこのやり方なら前者の毎日更新の方がよい……のだろうか?

 とりあえず、読者様の絶対数は増えるから。

 でも毎日更新だとポイントの入る日が分散してしまいそうな気がする。



 先程も述べたように、底辺のうちはいくらポイントを稼いだところで、更新次の新規読者様の数は二時間数的には増えていかないと私は思っている。

 それなのに、せっかくの既存読者様がくれたポイントを分散させてもいいものだろうか。

 私にはよく分からない。



 以上が私の考えである。



 結論、やっぱりよく分からない。

 ある人に感想で言われて気づきました。

 なるほど、新着順で小説を読みに来た人が、ポイントを気にしないというのがちゃんちゃらおかしいのですね。



 だって十人の人が評価した本と千人の人が評価した本なら、後者を手に取りたくなるのが人というものですものね。



納得しました。

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― 新着の感想 ―
[一言] ランキングに載るには、小説が面白いのが大前提ですが、更新回数に関しては、『定期的』な更新を『継続』する事です。 じゃあ、面白い小説とは何ぞや?って話しになりますが、ネット小説大賞の総評を読…
[一言] 【続き】 >新着に上がったときの新規読者の正確な数 正確な数は誰にも知りようがありません。アクセス解析のページに『部分別』という画面があります。そこの『第1部分』が新規読者の数にまあまあ…
[一言] 【長いので2回に分けます】 再訪です。(あくまで熱心な読みユーザの見解として受け取ってください) >でもそれなら何故毎日更新を進める人の方が多いのでしょう。 わたしも毎日更新をお勧めし…
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