表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

短編シリーズ( ・∇・)

悪役令嬢モノを葛之葉が書くとこうなる。

作者: 葛之葉

「あら、御機嫌ようシャーロッティーネ=アネルダンティウス=マットリーハウゼンシュタット」


 長い金髪を器用にロールしている悪役令嬢のアリスティーネ=エウゼンドルクティース=ディアスハントエウゼンが、シャーロッティーネ=アネルダンティウス=マットリーハウゼンシュタットに向けて見下した笑みを浮かべる。


 シャーロッティーネ=アネルダンティウス=マットリーハウゼンシュタットは、悪役令嬢のアリスティーネ=エウゼンドルクティース=ディアスハントエウゼンを弱々しい態度で迎える。


「あの、アリスティーネ=エウゼンドルクティース=ディアスハントエウゼン様‥‥‥」


 シャーロッティーネ=アネルダンティウス=マットリーハウゼンシュタットが言葉を発しようとしたその時、背後から声が響いた。


「シャーロッティーネ=アネルダンティウス=マットリーハウゼンシュタット、無事か! ‥‥‥アリスティーネ=エウゼンドルクティース=ディアスハントエウゼン、貴様、またシャーロッティーネ=アネルダンティウス=マットリーハウゼンシュタットをっ!」


 走り寄ってきた皇子のカインフェルツ=シュバルツェハイト=ロッテンマイヤーと、護衛のクロウヘインツ=ベルフォレンドルフ=キルダットヤードが、シャーロッティーネ=アネルダンティウス=マットリーハウゼンシュタットを庇うように立ち塞がる。


 そんな三人を悪役令嬢のアリスティーネ=エウゼンドルクティース=ディアスハントエウゼが冷めた目で見ながら言った。


「人名なげーよ! 話がサッパリわかんねーよ!」


【葛之葉が悪役令嬢物を書くとこうなる】完

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ