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一人遊び

由宇と離れた行動を取り始めた私は戸惑った。



何をしたらいいか、何をしたいのか。

今まで人の後ろにくっついてしか新しいことを始めたことがない。




結局、寮と職場の往復が続いた。



由宇は毎日楽しそうで、羨ましくもあり、腹立たしくもあった。






このままじゃ嫌だった。


意を決して出かけた。

そこは由宇に連れて行って貰った喫茶店だった。




結局はそんなもの。

でも私にしたら凄い冒険。



何度か通ううちに、店員さんが話しかけてくれるようになった。

普通に話が出来てる自分に驚いた。



由宇はいつも単独行動で、寂しくないのかなと思っていたけど、自分がひとりで行動するようになると、その楽しさが少しだけわかったような気がした。













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