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          3 護衛

 護衛依頼は和気あいあいと遂行された。トランプで遊んだ。流石に商人の娘、計算も出来るし覚えも早い。

            3  護衛


 午後はトランプをやった。魔法で板を作って七並べをやった。流石に商人の娘、数も判るし覚えもいい。ババ抜きと併せて繰り返したらあっという間に今日の宿泊地に着いた。と言っても野宿である。約束通りオーク肉とゴブリンの肝臓を混ぜた野菜炒めだ。商人の娘は始め警戒したが食べだしたらモリモリ食べた。

 夜半過ぎオークの来襲があった。アベル一人だけでも問題ないと思ったが後で煩そうなのでオークの半分は討伐して全てのオークを収納した。起きていた商人に、

「肉が手に入りました。」

と伝えた。

 無事に商人を届けた。アイテムボックス代金として十分過ぎるくらいの代金を受け取った。商人は、

「トランプを買い取らせて頂く事は出来ませんか。」

と言われた。勿論問題ない。トランプを渡すと高額の代金が支払れた。恐縮すると

「私の店で扱わせて下さい。利益が出ればまた支払いに参ります。」

王都の冒険者ギルドに寄った。流石王都の冒険者ギルド。こんな時間(午後1時頃)なのに沢山依頼がある。どれも焦げ付き案件(失敗が続いて見向きされない案件)だ。Bランク冒険者が受けられるドラゴン討伐があった。マリエールはアベルに、

「多分エイシェントドラゴンだよ。」

と忠告した。アベルは、

「お前と一緒なら問題ないだろう。」

なんと他人任せな。依頼票に拠ると、時々村を襲って家畜に被害を及ぼすドラゴンで今だ人を死なせた事はない。数回の討伐失敗がある。討伐失敗の違約金は取らない。我と思う者の挑戦を待つそうだ。死人が出てないから緊急性はないと踏んでいるらしい。如何にも頭が回るエイシェントドラゴンらしい。

「強いドラゴンの割に報酬が少ないよ。」

マリエールは出来ればこんな依頼受けたくない。6歳の幼女が受ける依頼じぁない。

「お前は何時から報酬金額で依頼を選ぶようになった。」

何を言ってる。お前が勝手に巻き込んでいるんじゃないか。またしても勝手に巻き込まれた。

 受付嬢は可哀想な者をみるように

「その女の子は連れていかないわよね。死人は出てないとは言え怪我人は出ているわよ。そんな小さな子連れて行ったら始めての死者になるわ。」

アベルは連れて行く行かないは明言を避けて依頼を受けた。3ヶ月以内に討伐を完了しなければ討伐失敗と見なされる。討伐証明はドラゴンの魔石だ。

 地図を片手に討伐に向った。ドラゴンは山の頂きにいるらしい。夜行性ではないため夜に巣にいる可能性が高いと説明を受けた。ドラゴンのいるところはさほど遠くない。今夜にも到着出来そうだ。二晩続きで野宿は流石に辛いと思ったが口には出さなかった。

 ドラゴンをどう討伐するかマリエールはアベルと協議した。どちらか一方がドラゴンの正面に立ちもう一方が背後から攻撃する事には合意したが誰が正面に立つが意見が別れた。どちらも背後から攻撃したいという。マリエールは、

「受付嬢だって言ってたじゃない。私が行ったら、最初の死者になるって。」

マリエールの言葉は無視された。

 王都の冒険者ギルドに行った。アベルがドラゴン討伐に興味を持った。やり口からエイシェントドラゴンと判る。報酬も少ない。

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