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不死王の愛弟子  作者: 時任雪緒
4 インド編
30/140

4-1 本当略奪好きですね

―――――――インド―――――――


 南アジア随一の面積と世界第2位の人口を持つ大国。10億人を超える国民は、多様な民族、言語、宗教によって構成されている。州境を越えるとまったく違う言語が話され、それぞれの文化芸術があるため欧米ではよく「インドは国と言うより大陸である」と表現される。



 ミナ達はバングラデシュ経由でインドに入って、ここまでの道すがらメイドたちの何人かは故郷へ帰還した。この周辺はヒンドゥーとイスラムの抗争が長年続いていて、境界警備が厳しいから途中でちょこちょこ戦闘があったが、言うまでもなく無理やり押し通った。本当はデリーへ行くつもりだったのだが「山岳や丘陵越えがめんどくさい」と言う理由で首都ムンバイへ来ていた。

 ちなみに、今回の旅の最終目的地はヨーロッパである。ドラクレスティご一行の5人の内4人が西洋人なので、どう考えても西洋にいた方が目立たない。木は森の中に隠せと言うわけで、まったりヨーロッパへ向かう道すがら、短期間ずついろんな国に立ち寄っているところだ。メイドたちの祖国であるラオスにも1か月ほどいたし、カンボジアでも遠目から世界遺産のアンコール・ワットを楽しんだりした。そう言う流れでインドにもしばらく滞在する予定だ。

「うぉー! なにこれすげー!」

「うわー。きれーい!」

 チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅の前を通り、みんなで歓声を上げる。ヴェネツィア・ゴシックの荘厳な駅がライトアップされた様は本当に美しい。なるほど、インドに来ると人生観変わるというが、確かに変わりそうだ。

「それにしても、どうしてインド? 私すごく居心地悪いわ」

 メリッサの文句も正直よくわかる。インドは「聖賢国」と呼ばれるほど、宗教観念が根深く国民も信仰心が深い。おかげさまで、あちこちで僧侶や宗教関連の物を目にする。正直、化け物にはキツイ環境だ。だからこそパワースポット的な扱いなのだろうが。



 とりあえず、今日の課題。

「ホテル無事に泊まれたらいいなぁ」


 あの、ベトナムでの出来事。デイヴィス・ファミリー襲撃事件は未だにミナにとって少し、トラウマになっている。襲撃が避けられないとしても、スァンロンのようにに悲しむ人もいる。皆殺しはもう、できる事ならしたくなかった。今回は前回の出来事を反省してホテルに予約を入れておいた。問題は、あの大荷物(主に棺)を受け入れてくれるかどうか。ミナたちの車は、タージマハル・ホテルの前に停まる。

「ぃよっしゃーついたぞー」

 ミナ達が車を降りるとボーイが鍵を預かってくれて、ホテルの中へ通された。煌びやかなエントランスの奥に、綺麗な女性が佇むフロントが見える。

「いらっしゃいませ。ご予約のお客様でしょうか?」

「あぁ、ヴィンセント・ドラクレスティだ」

「ドラクレスティ様ですね。21階のスィートになります」

「ありがとう」

 鍵を預かって荷物を運びこもうとしたら、案の定受付嬢から声がかかった。

「え、あ、ドラクレスティ様。恐れ入りますが、そのような大きな荷物はちょっと……」

 フロントのお姉さんが困った顔をして制止する。このホテルには入った時から思っていたのだが、他のホテルに比べて異様に警戒が強い。今の所棺とはばれていない様だが、布のかけられた大きな箱を見ると普通は何を想像するだろう。ミナにはよくわからなかったが、クライドは即答で「そりゃ銃だろ」と言ったので、それを踏まえて考えるとお断りも納得だ。しかし、こちらは断られては困るのである。中身は空っぽの棺なのでご勘弁願いたい。

「問題ない」

「大丈夫だってー!」

「武器とかじゃないってー!」

 押し切る気だ。少し半目になったが、思いついてヴィンセントに耳打ちした。ミナの提案で妥協することにしたようで、ヴィンセントはおもむろに受付嬢に近づいた。いきなり美形のナイスミドルイケメンが顔を近づけてきたので、少し顔を赤らめて戸惑う受付嬢。その受付嬢の瞳を鋭く捉えて、ヴィンセントの目が怪しく紅く光る。

「部屋に荷物を運びたい。構わないだろう?」

「……はい」

「そうだ」

「はい……どうぞ、ごゆっくり」

 魔眼の効果で大成功。意気揚々と荷物を運んで貰った。

「ていうかさー、ベトナムの時もそうすりゃよかったんじゃねーの?」

「しーっ! クライドさん、今更それは言っちゃだめ!」

 案の定睨まれた。



 客室の扉を開けると、思わず絶句するほどの空間だった。高価そうな調度品、高級感あふれる建築様式の部屋、海が見渡せるバルコニー。とても広くてとても豪華。さすが世界でもトップクラスの高級ホテルだ。

「ヒャッホー!」

 ベッドに飛び込むボニーとクライド。この二人のはしゃぎっぷりは何回見ても辟易する。二人はひとしきりベッドに感動した後、イチャイチャし始めてしまった。

「ボニー愛してるよ」

「クライド……」

 ミナ達は静かに寝室のドアを閉めた。

「せ、せっかくだし、観光でもしません!?」

 この微妙な雰囲気を打開すべく提案してみる。

「そうね。ここにいても退屈だし」

「あぁ。そうだな」

 意外にも二人とも乗ってきた。



 ミナ達はホテルの近くにある観光名所「インド門」を訪れた。門は巨大でこれまた綺麗。インドの建築文化は本当に見ごたえがある。

 インド門に見惚れていたら、「ミナ、お前ここで待てるか?」と急に待て、を言いつけられた。

「え? ヴィンセントさんとメリッサさんはどこに行くんですか?」

「あのホテルにずっと滞在するわけにはいかないからな。私とメリッサで家の情報収集をしてくる」

 そう言うと二人はミナの返事を待たずにさっさといなくなってしまった。

(異国に一人って心細い……)

 かといって待てを言いつけられてるから、ここから動くこともできず、仕方なしにインド門を堪能することにした。そもそも、狂気滞在ではないはずなのに、なぜ家が必要なのだろう。多少の長期滞在数か月程度ならホテル住まいでも良いくらいにはお金はあるし、ホテル住まいの方が色々ホテル側がやってくれて非常に楽だ。何故ここで家が必要なのかと考えていると、一つの結論に思い当たる。

(あ、化け物時間忘れてた)

 時間の感覚が人間とは大幅に違う化け物の事である。ちょっと、と言われて鵜呑みにしてはいけない。50年前を最近だと言い張るキチガイである。よくよく考えればラオスの1か月も「ほんの少し」と言っていたし、今度は家をゲットするくらいだから、1年くらいはいるのかもしれない。

(でも、インドって見るもの多そうだし、退屈はしなさそうだな)

 そう思うと、この旅も楽しく思えた。めまぐるしくいきかう大勢の人も、スラム街も、珍しいものが並ぶ市も、溢れんばかりに箱乗りするバスも、きっと面白いに違いない。そんな事を考えながらインド門の前で待っていると、メリッサとヴィンセントが帰ってきた。新しいお家はベトナムのお屋敷よりも小さいが綺麗だそうだ。一応ボニーとクライドの行為に配慮して、というより居合わせたくないので、もう少し観光することにした。


 夜でも観光客が多く、インド門の前は出店も出ている。そこで、サリーと同じ生地で作ったらしい布製品の雑貨屋さんがあった。少し覗いてみると、生地で作ったミサンガやランチョンマット、コースターなんかが置いてある。エキゾチックな生地で中々可愛いので見惚れていると、ふとついになっている商品があることに気付いて目を止めた。それは、男性用と女性用が二つ並べられたブックカバーだった。黒い男性用と、オレンジの女性用を手に持ってみたら、なんとなく両親を思い出した。

 日本を出て早2年。この間には一度も連絡していない。手紙で足跡を辿られても困るし、警察が介入していたらメールや電話も突き止められてしまうと考えたのだ。まだ2年しかたっていないので、日本のインターネットで検索すれば北都の記事は未だに出てくる。日本には時効がないので、興味や関心が薄れ、捜査が打ち切りになったところを狙わなければならない。

(もう少し、我慢しよう)

 もうしばらく、もうしばらく。もうしばらく我慢して、警察が捜査を諦めたら両親にプレゼント共に手紙を送ろう。そう決めて、手に取ったブックカバーを元に戻した。


 空を見上げると、乾燥した地形の為か満天の星空だった。日本に住んでいた時に見えなかった星空が、今はこんなにも燦然と輝く。知らない言語、見慣れない肌の色、顔のつくりが、自分が遠い地にいるのだと言う事を思い知らされる。

(私は元気だよ。お父さんとお母さんも、元気でね)

 そう祈りをささげると、心の中で北都がクスクスと笑っていた。

(僕も元気だよ。いつかビデオレター送るからね)

 思わず笑ってしまった。ミナはビデオに映らないし、仮に映ったとしても北都は精神体だからどの道ミナしか映らないのだと話すと北都は憤慨していたが、きっといつかお手紙を書こうと姉弟で約束した。

 



 インドに来て数日後、作戦会議である。みんなで地図を覗き込む。

「今度はどこのどなたを襲撃するんですか?」

「あぁ、今回は人身売買をしている組織だ」

「人身売買!? それって、誘拐してどっかに売っちゃうってことですか?」

「そうだ。この国は人口が多いうえに戸籍のない人間もいるからな。被害者も数多い。大体私は人の売り買いと言うのが個人的に嫌いだ」

 インドは人口が多く、そして貧富の差が激しい。インドに限らず貧しい地域は犯罪が横行しがちだ。攫われた少女や女性は売春を、少年は少年兵や労働力として売られていく。今までベトナムをはじめとして東南アジア圏を数か国渡り歩いてきたが、その現状は目に余るものばかりだった。村ぐるみで子どもたちに児童ポルノを作らせているところもあり、それを見たメリッサが逆上して首謀者を殺したりした。子供や老人を炭坑や重労働の農耕に従事させていたり、稼ぎがなくゴミ拾いを家族でして金を稼ぐ光景も珍しくはない。中には13歳の少年が8歳の弟の面倒を見ていると言う事もざらだ。貧困と言うのは、戦争の次に人の最悪な部分を引き出すファクターだ。それを餌にしてむさぼり食う害虫を始末することは、元々正義感の強い性格だけに、最早ミナの中でためらいはない。

「さて、無駄話は終わりだ。いくぞ」

「はい!」

 ムンバイの街並みを抜けると、まるで廃棄物処理場のようなスラムが広がる。そのスラムから外れたところにその人身売買組織のボス、イルファーン・スレシュの豪邸は佇んでいた。

「ふぁぁ、今回もご立派な大豪邸」

 ベトナムのデイヴィスファミリーよりは小さいが、ゴシック調の建築で素敵な家。

「今回は門番が二人か。よし、ミナ行け」

「また私ですか!? もう嫌ですよ! あんなの!」

 ベトナムで笑い者にされた苦い思い出が蘇る。

「大丈夫だ。今度はボニーも一緒だ」

「あたしぃぃ!? 嫌だよ! あたしにはクライドがいるもん!」

「黙れ。命令だ。行け」

「……はい」

 二人でしょんぼりしながら立ち上がる。門番たちに近づくと、どちらともなく譲り合いが始まった。

「ミナ、行きなよー」

「ボニーさんが行ってくださいよ」

「嫌だよ。ミナ得意じゃん」

「得意じゃないし! ボニーさんの方が得意でしょ!?」

 二人でキャッキャやっていると門番がミナたちに気付く。

「ほら、気付かれたじゃないですか。ボニーさん、ほら」

「ミナ行きなってー」

「んもー。あのーすいません。ちょっといいですか?」

「なんかぁ、この子が、お兄さん達が超かっこよくてヤバいとか言ってるんですけどー」

「ちょっ! 私言ってないし!」

「ねぇ、お兄さん達、あたしたちと遊んでくんない? キャー言っちゃった!」

 門番は顔を見合わせて、まんまと引っかかる。門番二人を連れて、物陰へ。前回同様、隠れていた3人が取り押さえる。

「ていうか、俺、今の見ててなんか腹立ったんだけど」

「妙に癇に障ったな。私ならあんな女にはほだされん」

 化け物系男子には不評だった。

「ま、まぁいいじゃないですか。結果オーライですよ」

「そーだよー。頑張ったんだからー」

 セルフフォローにヴィンセントは溜息を吐きつつ、門番から情報を引き出した後に早速指示を出す。

「さて、こいつらによると、最上階の北側の部屋がスレシュの部屋だ。今回は先にこいつを押さえておこうと思う」

「でも、最上階って、4階まであるぜ? どうすんだ?」

「私か、ミナで飛んで先回りする」

「私に行かせてください!」

 突然声を張り上げたせいか、みんなの動きが停まる。

「……なるほどな。そういうことか。いいだろう」

 ヴィンセントは私の思考を読んで勝手に納得してしまった。

「いや、ていうか俺らにも教えて欲しいんだけど……」

 勿論だ。むしろヴィンセントに読まれた事の方が予想外である(まだ慣れない)。

「私の考えは、無駄な殺戮をしないように交渉することです。私とみんながそれぞれ同時に攻めて、私が交渉役をしますから、スレシュが投降してきたら攻撃をやめてほしいんです」

 ミナの考えを聞いた3人は顔を見合わせて「じゃぁそれでいこう」と、考えに賛同してくれた。

「よし、ではまず、ミナが屋敷の屋根に先に潜伏しておけ。私の合図で同時に突入する。いいな」

「はい!」

「では、行け」

 ヴィンセントの言葉を合図に飛び立つと、見つからないように少し大回りで飛んで、屋根の上空を旋回して様子を窺う。どうやら物見などは屋根には配していないようだ。安全を確認して北側に下りる。

(ヴィンセントさん、準備オッケーです)

(スレシュの様子はどうだ)

 屋根からにょきっと頭を出して部屋を覗き込む。

(護衛と思われる部下が5名、部屋にいますね。スレシュは奥のデスクで執務中みたいです。問題ありません)

(わかった。では、そのまま待機しておけ)

(わかりました)

 通信を終えて、頭を上げる。ずっと下を向いてたから、頭に血が上った。後はヴィンセントの合図を待つだけ。軽くストレッチしながら、合図を待つ。


(準備は整った。では、行くぞ)

(はい!)


 ヴィンセントの言葉を合図に作戦を開始した。合図と同時に、ヴィンセント達は門を突破して入ってくる。ミナはスレシュの部屋に窓から突入した。突然の襲撃に、護衛たちが銃を抜く間もなく、ミナは全員を打倒する。吸血鬼としての動きに慣れてくると、人間の動きなどスローモーション。普通に動作して普通に秘孔を突いて動きを止めることなんか朝飯前になっていた。何故秘孔かというと、下手に攻撃すると高確率で骨折させてしまうからだ。力の下限自体は中々難しいのである。

 デスクで固まっているスレシュに歩み寄る。スレシュは「来るなぁぁぁ!」と慌てて銃を取り出し、ミナに向かって発砲するも、ミナには銃は効かない。

「こんばんは。スレシュさん。初めまして。今日は取引をしたくて伺いました」

「な、と、取引だと……」

 その時部屋のドアが荒々しく開かれた。

「ボス! 大変です! 変な四人組に襲撃されて、一階は壊滅です!」

「な、なに……?」

「あ、それは私の仲間です」

 入ってきた男をすかさず捕える。ミナのお願い通りに、北都がミナの長い髪を更に伸ばして男を締め上げた。ミナから放たれた髪の毛に雁字搦めにされる部下を見て、スレシュは怯えて椅子から落ちた。

「スレシュさん。これは取引です。この屋敷と全財産、私達にください。あなたが首を縦に振れば攻撃は中止します。首を横に振れば、あなたのその首は胴から離れ、部下たちも皆殺しです。さぁ、どうなさいますか?」

 スレシュは額に汗を浮かべ信じられないと言った顔で睨む。

「何を馬鹿なことを! そんなことができるものか!」

「できますよ。ベトナムのデイヴィスファミリー、ご存知ですよね?」

「ま、まさか、奴らを壊滅させたのは……」

「そう、私達です。私がこんな化け物なんだから、信じてくれますよねぇ? 屋敷の制圧には2時間もかかりませんでした。あの時は皆殺しにしましたが、私はあなた達を殺したくありません。命さえあればお金はいくらでも作れるでしょう? こうしている間にも部下はどんどん失われていっていますよ。いずれは、あなたの命も。スレシュさん、応じていただけたら殺したりはしません。どうか応じていただけませんか?」

 スレシュは悩みに悩んで、わかった。と小さく呟いた。

「ありがとうございます。賢明なご決断に感謝します」

 礼を言った後ヴィンセントに報告。

(ヴィンセントさん、交渉成立です。攻撃を中止してください)

(わかった)

 そして、部下を絡め取っていた髪の毛を外して、むせて苦しそうにする部下に言った。

「あなた、今の話聞いていたよね。戦っている他の部下たちを撤退させるように伝令をしてきて。あなた達じゃ無駄死にだよ」

 そう言うと部かは一目散に走っていった。それを見届けて、再びスレシュに目をやる。

「あなたの命は保証します。その代り、しばらく身柄を拘束させていただきますね。どうか大人しく、そこに座っていてください」

 そう言って髪の毛でスレシュを拘束した後窓に目を向けると、逃げ惑う沢山の人の姿が見えた。さっきの伝令はちゃんと役目を果たしたようだ。

それを確認してふぅと息を吐きソファに腰かけて待つ。しばらくするとドアが開き、ヴィンセント達がやってきて、デスクの陰で怯えるスレシュに目をやった。

「あの男がイルファーン・スレシュだな」

「はい」

 ヴィンセントはツカツカとスレシュに歩み寄り、怯えて縮こまるスレシュを無理やり引き立てる。

「貴様がイルファーン・スレシュだな。お前の全財産とこの屋敷は私が戴く。あり難く思え。殺しはしない、安心しろ。だが、奪回しようなどとは夢にも思わんことだ。わかったな」

 ヴィンセントに凄まれて、スレシュは「わ、わかった」と怯えるように頷いた。

「ボニー、クライド、こいつを地下室かどこかに閉じ込めておけ」

「りょーかーい」

 素直に二人はスレシュを連れて行き、まんまとミナ達は新お屋敷をゲットできたのであった。

登場人物紹介


【フロントの綺麗なお姉さん】

一流ホテルで働くだけあって美人で上品。合コンではいつも花形。

アルカードのエロ光線にやられてホテルから移動するまでの間、アルカードファミリーのいいなりにコキ使われるハメになる。



【イルファーン・スレシュ】

人身売買組織スレシュファミリーのボス。インドだけでなくその触手はヨーロッパにまで伸びている。

攫われた人間(主に子ども)は女性なら売春宿、男性なら強制労働の要員か、少年兵として売り飛ばされる。

また、スレシュは美しいもの好きで非常に潔癖でもある為、庭や屋敷も美しく、また誘拐する子どもも粒ぞろいと言う徹底ぶりで有名。

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