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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

後悔

作者: ねこ

寝ていたのに……水の中にいた


水の中にいたら息が苦しくなる……


浮き上がりたいのに、息を吸いたいのに


吸えない……


このまま死ぬのかと思ったとき


目が覚めた


大量の汗をかいていた


布団も汗でぐっしょり……


でも生きてた事に安心してしまう


翌日も同じ夢をみた……


また……水の中にいた……


同じ様に苦しんで……苦しんで……


目が覚めた。


再びこの苦しみを味わった


また同じ夢を見た


嫌になる。


そして翌日も同じ夢を見た。


また水の中だった。


また息ができない、苦しい……


そして目が……覚めなかった。


そしてそのうち息が苦しくなくなった


あぁ、そうか……


とっくに溺れて死んでたんだ……


その瞬間目も開けれた。


1人の男の子がいた


口が微かに動くのが見えた。


あ・り・が・と……


思い出した


溺れてた子を助けたんだ


そして自分が死んで


あの子は助けられた


「」


自分はそのまま深く、深く、沈んでいった


誰かが来た時に


一緒にいてもらうために……


連れて行ける様に……


ここは……寂しいよ……


誰か……自分も助けてよ……

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