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ダンジョン③

誤字脱字など読みにくいこともあると思いますが、よろしくお願いします。

誤字報告とても助かっています。ありがとうございます。

「探せるかもってどういうこと?」


私のステータスこと探し物スキルで、新人冒険者さん達がどこにいるかわかるかもしれない。


「詳しくは言えないんですが、試してみたいことがあって、行方不明の冒険者のことをわかるだけ教えてくれませんか?」


マルコスさん達は深く追求せず、ギルドから聞いた新人冒険者の2人のことを教えてくれた。


わたしはガブリエルを隅に呼んで説明する。


「私のステータスで、冒険者を探せるかやってみようと思うの」


「なるほど。ソフィア様、素晴らしいアイデアです。ぜひやってみましょう」


「じゃあ行くよ。ステータス、このダンジョンで行方不明の冒険者、ロキとスーリ、どこ?」


ピピッと2本の矢印が出現した。


よくみると空中に半透明のダンジョンの形が浮かび上がっている。


その上の方に矢印がついている。


よくわからないなぁ。


拡大できるといいんだけど。


そう思った途端、ダンジョンの上部が拡大して矢印がわかりやすくなった。


「どうやらこのダンジョンの10階層のところにいるようです」


私はマルコスさん達に2人は生存しているが、10階層の一つの地点に留まっていることを伝えた。


「よくわからないが、見つかったのならそれでいい。2人の元に行こう」


私達は10階層に急ぐことにした。


「ソフィア様、失礼します」


急ぐ時はガブリエルに抱っこされスタイルだ。


よし、こうなったら魔物の場所も調べて伝えよう。


「次の曲がり角の向こうにゴーレム2体います」


「なんだかわからないが助かる。行くぞ!」


そうやって私達は魔物を倒し、罠を避けて10階層まで最短でたどり着いた。


「奥の方にデーモンスパイダーが1体います。その奥に新人冒険者がいるようです」


私がそう伝えると、紅蓮の剣の皆が驚いた。


「デーモンスパイダーだって!?10階層にいるべきモンスターじゃないぞ。一体どうなってんだ」


「今はともかく急ぎましょう。彼らがどんな状況なのかわからないわ」


しばらく進むとかなり近くに魔物を示す矢印が止まった。


「皆さん、気をつけてください!デーモンスパイダーは次の角を左に曲がって、一番奥です」


「わかった!」


角を曲がると想像してたよりかなり大きい、真っ黒な蜘蛛が現れた。


どうやら巣を作っているようで、あたり一面蜘蛛の糸がはってあり、奥がよく見えない。


「あの蜘蛛の巣の奥に新人のお二人がいるようです」


「あの奥ですか…それでは弱点の火魔法を放つわけにはいかないですね」


ガブリエルが冷静に答えた。


「あいつは下手に近づけば蜘蛛の糸で絡め取られて身動きが取れなくなるんだ」


「では動けなくしましょう」


そういうとガブリエルはデーモンスパイダーに向かって氷魔法を放った。


「凍りつけ!アイシクルランス!」


一瞬で、蜘蛛も蜘蛛の巣も完全に凍りついた。


「今です、マルコスさん、ランガさん」


「おう!任せとけ」


「了解!」


マルコスさんとランガさんは剣を振り上げて、凍ったデーモンスパイダーに切り掛かった。


ザシュッと音がしていくつかのカケラになった蜘蛛がカランと床に落ちる音がして、次の瞬間魔石に変わった。


「大丈夫ですか?」


私は蜘蛛がいた場所を通り抜けて、その奥にある岩陰の窪みを覗き込んだ。


「俺たち、助かったのか?」


「はい、もう大丈夫ですよ。よく頑張りましたね」


「ふえ、ふえ〜ん」


安心したのか少女が泣き出し、少年も目に涙を浮かべて小刻みに震えている。


「大変でしたね。もう大丈夫ですからね」


私は少女をナデナデして安心させるように言った。









読んでいただきましてありがとうございました。

感想のお返事返せないことが多いですが、必ず読んでます。

引き続き次回もお読みいただけると嬉しいです。

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