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ファンダム③

誤字脱字など読みにくいこともあると思いますが、よろしくお願いします。

誤字報告とても助かっています。ありがとうございます。

「そうだ!ギルドにソフィアちゃんも連れて行こうよ」


え?


「そりゃあいい。ソフィアがいれば、あの人も無茶言わないだろう」


「ナイスアイデア」


いやいや、ちょっと気になったけど部外者が行っていいところじゃないでしょ。


「いや私冒険者じゃないですし、勝手に行ったらダメなんじゃ…」


そう断ると、


「大丈夫よ。冒険者ギルドは依頼をしにくる一般市民もいるんだから」


なるほど、たしかに。


「ほんとにいいんですか?」


「もちろん、是非一緒に来て」


と、言うわけでガブリエルと一緒に初めての冒険者ギルドに行くことになった。


冒険者ギルドの扉を開けるとそこはまさにイメージしていた異世界冒険者ギルド。


広いホールにはいろんな冒険者達がざわついてる。


剣を持ったもの、ロッドに魔女っ子帽子を被った魔術師、シーク、剣闘士。


すごくがっしりした巨体の人もいれば、ガブリエルほどではないがイケメンで周りに女の子を侍らせてる感じの人もいる。


やっぱり男性が多いな。


奥にはギルドの受付嬢のいるカウンターが見える。


リジーさんが受付嬢のところまで行った。


「こんにちは。支部長います?いなかったらいなかったで別にいいんですけど」


なんかあんまり会いたくない支部長なのかな…。


「あ、リジーさんじゃないですかぁ。もう支部長がずっと待ちかねてうるさ…いえ、お待ちかねでしたよ」


「はあ…。あの人が迷惑かけてすいません」


「いえいえ〜、いつものこと…いえ、そんなことありませんよぉ」


受付嬢さん、心の声が出過ぎです。


その時、受付嬢さんの後ろを通りかかったメガネの職員さんがこちらに気づいた。


「リジー!きてくれたんですね!支部長がさっきからそわそわして仕事にならないからすぐに2階の部屋に来てください」


人の良さそうなメガネの職員さんが早く早くと急かす。


「リンクさん、お久しぶり。依頼主の娘さんたちも一緒でいいかな」


「依頼主と言うとロイド会長のお嬢さんですね。もちろん…むしろ是非きてください」


「ですよね」


何か腑に落ちない雰囲気だがここまで来たからには後に引けない。


「さあ、こちらです」


リンクさんの案内で私達は2階のギルド支部長の部屋に案内された。





読んでいただきましてありがとうございました。

感想のお返事返せないことが多いですが、必ず読んでます。

引き続き次回もお読みいただけると嬉しいです。

よければ評価ブックマークもお願いします。

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